空撮出張@北海道 3日目
北海道3日目、こんにちはやんもです。
正直やんもと言うのはオンライン用に作った名前でリアルの世界での呼び名として、そう呼んでほしいって希望ではなくて。
だけど最近、オンラインからオフラインに移行することが増えてやんもと呼ばれることが増えました。
やけん何なん?って感じで、どうもこんにちは、やんもです。
今日は阿寒湖ロケ。目的はフロストフラワー。こういうの。
あれやね、中島美嘉の雪の華って感じ。昨日はGLAYのwinter againが聴きたいなと思ったけど。
毎日言うけどさみーのよ。
マスクをしてるから、吐息が目の当たりに上がってきて、それが凍るのよ。
ニット帽もこれだけだと空気が入って寒いからアウターのフードをかぶって頭を二重で守りました。
え、ちょっと待って。
ということで、この日に書き溜めたメモは以上でして、何学んだとか何も残ってなくて驚きです。
記憶を遡ると、私はこの日小さなミスをしました。
前日に引き続き、この日も撮影する場所ギリギリまでバスで行って「はい、ドローンお願いします!」って感じで来るかと思いきや、現地に着きましたーってなってから聞かされる、「撮影場所まで20分くらい歩きます」
聞いてない。
上の写真のように、2つ荷物があるんだけど左はドローンのケースで右にあるのは普通のスポーツバック。移動ありとわかっていたら、そのスポーツバックじゃなくって防水のついたリュックで来たのに。このスポーツバックは防水じゃないから、雪の上に置くのも、少し心配。
失敗はその荷物のことではなくて、撮影場所まで歩いて行って演者さんとカメラマンさんが撮影している間はドローン班は基本待機なわけです。
で、その待機時間が長かったこともありますが、阿寒湖の新雪、誰も踏んでいない雪とつい戯れたくなってしまって、足跡をつけて遊んでたりしてたんですね。
そしたら、その制作の方が気がついて「ドローンの方、すみません!待機時間長くなって申し訳ないです!先に戻ってもらって大丈夫です!」って気遣って言ってくれたんですね。
私としては待機時間が長いなー暇やなーとは思っていなくて、それなりに楽しんでいたというか、待たされている感はなかったのですが、相手に「待たせている」と感じさせてしまったことが、私のミスでした。
以前、常滑で動画撮影のカメラマンをさせてもらったことがあるのですが、カメラが回っていると意識すると被写体になる人の動きが不自然になるというか、どうしてもカメラを意識した動きになってしまって、動画としてなんかギコちない仕上がりになってしまったんです。
なので、カメラマンは存在を消さんといかんと思って陰から撮影したり、真剣な顔で存在を消してカメラを回していたら"スナイパー"とか"殺し屋"とか言われたんで、カメラマンもなかなか難しいもんやなと思いました(笑
そんな感じで(どんな感じ!)、待機している間は存在を消した方が無難やな、気を使わせてしまって悪かったなと反省しました。
例えば、お言葉に甘えて先に戻ると、ディレクターさんが「今のこの景色をドローンで撮りたい」と思った場合に、お願いされないわけですから、頼みたい時に頼めない不便なドローン屋さんになってしまいます。
こういうときは、スッと撮影現場にいて、いつでも声をかけれる距離にいて、いつでも準備万端な感じにしておかないといけないなと思いました。なので、退屈そうにしないことはもちろん、退屈そうにしていると感じさせないような態度を意識して現場でたち振る舞おうと思いました。
極寒撮影であって良かったもの
最近のホテルがそうなのか、ホテルのアメニティ?飲み物がお茶のパターンが多くって、わたし的には「なんでコーヒーないねーん」ってなることが多かったので、ティーパックっていうの?1杯分の粉が入ったコップに引っ掛けるやつを持参しました。
それ以外でも、こんな極寒にくることはめったにないというか、私の人生の大まかな予定で、こんな北海道の端っこにくるつもりなんてなかったです。そういうわけで、どういうわけかはわかりませんが、この極寒空撮を乗り切ることができた頼り甲斐のあるアイテムをご紹介していこうと思います。
なんとなんと、1900円!!これは何がいいかと言うと、ちゃんと防水が機能しているところです。
1900円のくせに、一切染み込んで来なかったところが褒め称えポイント。あと、どうでもいいけど-5℃以下になると迷彩柄が浮き出てくる工夫仕様。割と履きやすいとも感じました。
私は足が大体25cmですが、靴下の厚みとかを考えてLLサイズを購入。厚めの靴下とこのブーツでこの日阿寒湖に行ったのですが、つま先が死ぬほど寒かったです。途中で足用の貼るホッカイロを装着しましたが、ほぼ気休め程度。
なので、翌日はさらにこの子を装着。
これがあるのとないのとでは、大違いでした。フェレットと大根ぐらい違います。過酷な現場を百戦錬磨なカメラマンさん曰く、靴下は5本指の方があったかいとのことですが、なんとなく、本当になんとなくですが5本指はなんか好きじゃないので取り入れませんでした。
好きじゃないとか、そういうことをごにょごにょ言ってないでプロのアドバイスを素直に聞いて実行しろ、行動しろってTwitterではよく言われています。はい、その通りだと思います。
名前が読みにくすぎます。「首から上の黒いやつ」です。
これは意外だったんですけど、ネックウォーマーとニット帽は必須、だれでもわかるわーいって感じだと思うんですけど、まさかのニット帽を通り抜けてくる冷気です。ニット帽をかぶってても、頭皮がだんだん寒くなってくるんです。
なので、ニット帽の上にこの「首から上の黒いやつ」で、さらにコートのフードをかぶるという3層構造がおすすめです。オススメというより、それくらいしないと首から上が寒いです。
絶対これがいいよ!ってわけではないですが、これの裏起毛が気持ちいい。触ったら気持ちいい。履いてる時は、あまり感じないけど。触ったら気持ちいい。それだけです。
これは個人的な意見ですが、触ったら気持ちいい服は、服をたたむ時に少し幸せな気持ちになれるので、触ったら気持ちいい生地って大事だと思っています。すごくどうでもいい個人的な考えを披露してしましました。
3500円のワークマンの防寒ズボン。これ、めっちゃ寒くない!なんか、あったかいって思うよりも先に、寒くないの方が先にくるので、間違っているような気もしますが、防寒ズボンだから誉めていることになりますよね?
このズボンは多少雪で戯れても全然染み込んで来なかったです。よく雪の上で膝をついてドローンの設置とかやったりするので、ズボンの防水機能がちゃんとしとるのって結構大事だと思います。
それにしても、ワークマン。
ドローンを始めてから、ユニクロよりもワークマンの方がよく行くような気がしています。しかも、機能性がすごくいい。
しかもしかも、私は少しおじさんっぽいっていうか、ザ・現場の人!みたいな地味なやつが好きなんですね。だから、グランピングとかのノリはあんまり向いてなくて、ワークマンと今年は仲良くしていこうと思います!
普通のライターって寒いとつきにくいし、北海道だからなのかわからないですが、風も強い。このライターはバチバチ〜ってなって煙草に火をつけれるので、火がつかないって心配が一切ない。
タバコを吸う人が多い現場だとカメラマンさんとかが火をつけれなくてライターをカチカチとしている時に、スッとこれ使ってくださいって貸してあげると喜ばれます。
タバコを吸わない人からしたら、そのまま一生着火せずに禁煙してくれって感じだとは思うのですが、ごめんなさい。
借りを作るってわけではないけど、火を貸すとかそういう小さな配慮も無駄ではないかもって話です。
(番外編)北海道の露天風呂は最高
冬の北海道で1番好きだなと思うのが露天風呂です。
さみー!って言いながら露天風呂まで行って、あちー!って言いながらお風呂に入って、あったまったー!ってなったら雪を掴んで体を冷やす。急激な体温の変化が身体にいいんです、知らんけど。
マンボーのせいか、露天風呂に誰ひとりいなくって、贅沢貸し切りプランがもれなくついてくる!状態。もはや、家族風呂の貸し切りでお金払う必要がまったくないくらい。
そして、泳ぐ。
誰もいないお風呂だと、つい泳いでしまうのって私だけ?もちろん、潜るとかはしないけど、平泳ぎくらいはやるよね?やるよね??
子供の時に絶対みんな叱られた「お風呂でバタ足」やるよね??
飲み物の持ち込み禁止って書いてあったけど、誰もいないからビールを持ち込みたかったです!何本か持って入っても、雪のところに置いておけば、キンキンなまま飲めるんじゃないかって考えながら、ちゃんとそこは我慢しました!!
そんなこんなで、翌日はホテルが変わるので、また荷造りをして寝ます。この日まではずっと敷布団だったので、次のホテルはベットであることを激しく祈りながら。
いでよ、ベットーーーーーーーーーー!!!
ちゃんちゃん!