
繰越利益剰余金が純資産なのに借方に来る謎
世にある解説を読むと
損益 / 繰越利益剰余金
だから当然、借方になるに決まってるでしょ
と、勉強したので何となく分かる気がするのですが
イマイチ腑に落ちない。
お小遣い帳感覚だと
貸方で借方を買う
借方で貸方をもらう
という感覚があるからだ。
分かる人から見れば、なぜわからないのかが不思議だろうが
レベルが低いとそう云うものなのです。
うちの子も6~10を5と1~5の塊とすれば繰り上がりが楽だと
教えても、いまいちピンと来てないようなのでまだその段階ではないのでしょう。(計算自体はできているので今は問題はない)
なので自分なりの解釈というか、覚え方考え方をまとめます。
間違ってたらご指摘ください。
繰越利益剰余金は損益(とりあえず赤字じゃない限り)=儲けである。
だから純資産この儲けである損益を
貸借対照表に持っていくのに損益を繰越利益剰余金に対照にする↓
損益 / 繰越利益剰余金利益剰余金とは配当金を配ったり、税金を払うことに使うお金である。
スケールダウンすると、
儲かったお金で、お世話になった人にお中元を送ったり、税金を払ったりする所得で得たお金。会社法で繰越利益剰余金から配当金の1割を利益準備金にする。
繰越利益剰余金 / 利益準備金
スケールダウンすると
オカンから「人になんかあげる余裕あるならその1割の額は
何かあったときのために貯金しとき」
と貯金箱に入れられてしまう。配当金、税金は未払い配当金、未払い法人税等で記帳をする。
スケールダウンすると
お中元の代金はカードで引き落とされるし税金も時期が来たら払うので、
払う予定のお金を使わないようにメモっておく。
繰越利益剰余金っていうのは、
決算の時に貯金箱から出したお金を数えたようなもの。
準備金を移すために
配当金や税金に使う予定(予約)をもらう資金を引っ張る為に
繰越利益剰余金を借方に書いている
繰越利益剰余金で 支払うではなく
繰越利益剰余金(という貯金箱)から
決算で色々払うお金や予定をもらうから借方
……でいいのかな。
本当はもっと難しいことなのだろうけど、
難しいことを難しく考えても覚えられないので、
とりあえずそういうことにしておきます。