温かさを求めるための実践ガイド
YouTubeチャンネル整体人の昼下がり 更新のお知らせです。
テロップは私が担当しています。
noteの記事では動画に収まりきらなかったものを加筆・修正しています。
整体人の昼下がりではコーヒーを飲んでいることが多いです。
みなさまも私たちがコーヒーを楽しんでいる絵面を、ご覧いただいたことがあるかと思います。
お昼の休憩、そのひとときにはどういったものをお飲みになられますか?コーヒーという人もいれば、紅茶、ハーブティー、お茶、炭酸水などなど、いろいろな飲み物を飲みながら、午後のひとときを楽しみ、英気を養います。
私はコーヒーが好きで、できたら多少手間がかかっても美味しいコーヒーが飲みたいと考えるのですが、お昼の時間に余裕がない時にはそんなことを言っていられないときもあります。
しかし、余裕がない時がある反面、余裕時間を確保したいですし、できることなら最優先にしたい。しかし、仕事もある・・・みなさまと同じように個々の部分のすれ違いは常にしています。
コーヒーというのは身体を温めるのにいい飲み物です。もともとは海賊が飲んでいた飲み物と言われています。海賊はずっと海の上にいますから、陸の上にいる私たちよりも身体が冷えやすい職場環境にいます。海賊を職業と捉えるのか?という不安もありますが、劣悪な職場環境です。海賊はブラック企業なのです。
そんな海賊が飲んでいたと言われるコーヒーには身体を温める作用があります。反対に紅茶には冷やす作用があります。
とくにコーヒーにシナモンを入れるのは、身体を温めるのにとても有効的なやり方です。
シナモンには毛細血管を拡張させる効果があります。
シナモンには血管拡張作用がありますので、血流を回すことで冷えを克服します。
愛光流では秋冬にシナモン、春夏はしょうがです。
しょうがは秋冬に使うよりも春夏に使う方がいい。
それは身体内にある熱邪というものを取り除くのに有効だからです。
一般的にしょうがは身体を温めると考えられています。
しょうがは発汗作用があるので、温かくなったような氣がするのです。
ところが発汗した後には気化熱というものが発生して冷える。
だからしょうがを積極的に摂るには春夏がいい。
冷や奴にしょうがをのせるのは、冷や奴もしょうがも身体を冷やすからです。秋冬にしょうがを積極的に摂ると、身体を冷やす方向にはたらきます。
身体を温めるのは基本的にはいいことです。
しかし温めて温めて温めて、温まりすぎると、今度は熱邪を生みます。
愛光流の四原則では保温というものを推奨します。
温度を護ろうという考え方です。温度を加えるよりも先に、自分の温度、体温を護ろうという考え方です。いくら身体を温めても、露出の多い衣服を着ていたり、裸足でいたりするとやはり冷えます。
「冷え性です」という人ほど薄着なのはどうしてだろう?と常々思っています。
保温の方法は肘サポーターをしたり、リストバンドをしたり、ひざサポーターをしたり、レッグウォーマーを付けたりします。しかしポイントとしては関節と関節の間はあいています。そのようにして熱を逃がしています。
熱を上手に逃がさずに、全部覆ってしまい温めてしまうと、熱が血液を濃くします。濃くなった血液が血栓などを作ったりしますので、温めも間違うと毒になります。
「とにかく温めておいたらいいよ」というわけではありません。
温めも部分部分がありますので、その部分部分を護ることが重要です。
愛光流四原則を護り、しっかりと保温している人は、しっかりと水を飲むようにしましょう。 でないと、血液が濃くなって、臓器に負担が来ます。
温めて水分を摂ること。これからの季節にも重要なことです。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。