暦がもたらす不思議な影響
一般的に天赦日とか一粒万倍日はいい日とされていて、大安吉日とかもそうですし、どうせならいい日を選びたいというのが心理です。
本当に天赦日とか一粒万倍日がいい日かどうかは別の話ですが、吉日と凶日はあります。個人にとっての吉日を判定するためには擇日という技法を使わないと出すことはできません。天赦日とか一粒万倍日というのは誰にとっても、ですね。大安吉日も同じで、万人向けです。個人のものは擇日を使う必要があります。
ちなみに病院で検査をしてはいけない日?病院で検査をするとよくないものが見つかってしまう日。それだったらそれで早期発見でいいのではないかとも思いますが、探病凶日というものがあります。
早期発見できたから探病吉日とは言わなくて、探病凶日というのだから、早期に見つかったとて、かもしれませんし、思った以上に、かもしれませんしわからない。
しかし探病凶日というのは暦の世界で制定されていますが、探病吉日というのはないので、古来から病気が見つかってよかったね、とはならなかったようです。そう考えると、医学が発展した現代では早期発見することで、治癒する病もあるわけですから、誰もが挙って病気を探しに行く。
国やら自治体、市町村単位で病気を見つけようとしている。
私の住んでいる町でも検診のお知らせがやってきます。町の検診なので無料で受けることができる。何時ぞや、町から検診の案内が来ているとのことで、封を開けてみたら探病凶日だった。これでは検診に行くに行けないので、無料で診てもらえる機会なのにもったいないことをしたものですが、見つかっていないのだから病人ではないと言えば、それはそうでもある。
探病凶日ではなかったからといって、検診に行って持病が消えているかといったらそうでもないですし、数値が悪くなっていたとしたらお医者さんとか看護師さんに叱られるのは同じことです。ですので、探病凶日にそこまで拘る必要はないと思いますが、どうせなら良い日を選びたいと思う気持ちも理解できます。
探病凶日のことで、ずいぶんと書いてきてしまいましたが、今日書くつもりだったのはそうではなくて、月破日のことです。
2024年8月5日は月破日でした。
月破日というのはどういうことかといいますと、まぁとにかく良くない日です。
ずいぶん前の記事ですが、書いていました。
月破はとにかく良くない日です。大事なことはこういった日には決めてはいけない。大事な人にも会わない方がいい。ひとりで細々とnoteを書いているくらいがちょうどいいです。
それくらい良くない日でしたが、みなさんの一日はいかがでしたでしょうか?何もなかったのなら良かったです。無事是名馬と申します。しかし良くない日に何もなかったということは、もしかしたら運をかなり消費して何もない一日を享受した可能性がありますので、月破日以降も数日は注意をした方がいいでしょう。
ちなみに私ですが、今日のスケジュールはそれほど大きな変更やトラブルもなく、無事に過ごすことができました。noteは職場のパソコンで書いていますから、家に帰宅すると家族のトラブルが待っている可能性も無きにしも非ずですが、命を落とす危険性はグッと下がるでしょう。多分、おそらく、知らんけど。
ただ、氣になったのが、月破日だからなのでしょうか、普段よりも息が浅い。そして脈もほんの少し早い。何となく肩に力が入っている気がする。
特に大きなトラブルも何もない一日でしたが、自動車を運転していたり、金融機関で順番を待っている時にだって脈が早い、息が浅い。みぞおちもどこか普段より硬い気がします。個人的な体調ということだけでは済まされない、月破日という暦から影響される身体の変化を感じました。
息が浅く、脈が早いということはどこかで焦っている。どこかで命の危険性を感じ、安心感を持てない気持ちになっている。
息が浅い、脈が早いということは自律神経で言うと交感神経が優位なパターンですから、身体はリラックスモードというよりは臨戦態勢になっています。
日中は誰もが交感神経優位になりますが、いつもとは違う感じがしました。だから何となく誰もがトラブルを起こしやすく、起きたトラブルも大きなものに発展しやすい月破日と言われるのかもしれないと思いました。
私たちはいつもいつも同じような毎日を過ごしているとどこかで思っていますが、そうではありません。暦の影響で息が変わったり、脈が変わったりしていたら、昨日と同じと思って見ている隣の人もまるで別人のように感じるかもしれません。
暦を知ることも大事なことだなと思いました。
ご興味ございましたら、お問い合わせくださいませ。
という感じで宣伝してしまいました。やっぱり今日は何だか変なnoteになってしまいました。