昼下がりの至福のひととき
昨日動画を紹介するnoteを書きました。書いたということにならないのかもしれませんが、改めてご紹介させていただきます。
昼下がりというのは誰の人生にもある一幕でありますが、その一幕というのはなかなか訪れることがない。最近では隙間時間というのを嫌う傾向もありますし、何かを生み出していない、常に前進していない自分を許せないとか誰かに置いて行かれるのではないかという、何か追い詰められた風潮があります。
誰かと違うことを嫌い、嫌うことはなくても、個人というものを過剰に神格化しながらも、やっていることは誰かと同じような画一的なことをして、どこか安心している。
個人が突出している人を匿名という隠れ蓑で叩く。そしてまた画一性という布団にくるまれながら震えている。
昼下がりというのはある種至福の時でもあります。現代から失われつつある昼下がりという瞬間。よくよく目を凝らしてみたらまだ見つけることができる昼下がりという瞬間。
大ヒットした「孤独のグルメ」なんか昼下がりの一幕である。あなたの一幕を思い出してほしい。
動画チャンネルのタイトルは「整体人の昼下がり」。
何かにつけて意味を持たせようとする世の中。小便をすることにも、いねむりをすることにも意味を持たせ、何かしら言い訳をしているような世の中において、本当に意味のないことを真剣にすることだって必要なのではないかと思います。
私たちはこの世に生まれてきた、今も生きていることに対する意味を見出したい。そう思っている。意味がなかったら人生なんて生きる意味がないのだ。本当だろうか?私はそうは思わない。毎日毎日が昼下がりの連続であってほしい。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」は、高杉晋作の句と言われています。
意味なんかなくてもいい。日々を楽しく幸せに生きていたい。そう思う気持ちから動画を立ち上げました。よろしければご視聴お願いいたします。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。