台風一過
子供の頃台風一過を、台風一家だと勘違いしていました。
私と同じ勘違いしていた人は、結構多いんじゃない?と勝手に思っています。
子供って、自分の知っている言葉の範囲で、一生懸命理解しようとするから、大人からみたら、笑っちゃうような誤解が生まれるのですね。
今日は久々に台風一過!と言った空です。
最近は台風が通過後も、何だかグズグズした天気が多かったので、非常に気持ちいいです。
こんな日にはのんびりどこかに出掛けたい所ですが、なかなか出来ません。
一昨年も、先一昨年も山梨の渓谷を散策していたのに。
残念です。
1日も早く行きたい時に行きたいところへ、もちろんマスクなんてなしで楽しく出掛けられる日を待ち望んでいます。
今回の台風では、ありがたいことにこの辺りで深刻な被害は出ていません。
日本各地で大雨による被害が出ているようで、胸が痛みます。
日本は毎年何度かは台風の進路に神経を使う事がある国です。
ある程度は、どうするべきかわかっているかもしれませんが、だからって特に収穫前の作物を抱えている時期に、直撃してはもらいたくないですよね。
近年は天気予報の精度が上がってきて、いつ頃どの程度の雨が降るかまで、かなり具体的にわかるようになりました。
だから、地震と違って台風は前もって備えることがある程度出来る天災になりました。
これは科学の進歩に感謝です。
時々ふと、台風一過を台風一家と勘違いしていた頃を思いだし、そんな考えが出来るっていいなというか、知っている言葉を広げながら考えられる子供の頃ってよかったかもと思います。
世の中の事はよくわからなくても、何だか自由で広い世界観かも。
そんなことをぼんやり感じる台風一過の青空の元です。
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