晴耕雨読が出来るのは
朝から雨。
目が覚めた時から雨音で始まった一日。
そして風も強く吹き始めて、まさに春の嵐になった。
活字中毒気味の私は、こんな日は静に読書にふけるしかない。
今日のような、雨も風も激しい一日じゃ、家の中で何かをして過ごすのが一番。
まさにコロナ禍にはうってつけ、必要であったって外出したくない日。
昨夜も地震があった。
日本で震度5で倒壊してしまう建物は殆どない。
津波もあったそうだが、1mの津波だと被害はないに等しかった様だ。
地震という災害に日本人は慣れている。
ある程度であれば冷静でいられる。
この20年位で、大きな災害はとても増えている様に感じる。
地震はもちろん、ゲリラ豪雨、台風直撃、大雨、大雪、それらによる二次災害。
避難を強いられたり、自宅にいながらも不便な生活をしなければならない方々も、現在なお相当数であるはず。
今日の自分のように、こんな悪天候は家の中にこもるのが一番だなんて呑気にしていられるのは恵まれているのだ。
家に守られ不安なく快適に読書が出来る幸せ。
雨だから外作業なんかやらないと言えるのも、そう選択が出来るから。
晴耕雨読とは、本当は世の中が平和であり、人々が幸せであると言う、意味の深い言葉なのかもしれない。
だから出来る限り晴耕雨読をしたい。
そのための日々の努力を
平和であるための努力を
世界中の人が平和に笑えるために、何か自分に出来るささやかなる努力があるならば、行動できる勇気
を持とう。
激しい風雨の音を、安全な家の中で聞きながら、そんなことを思った午後。