鏡開き
今日1月11日は鏡開き。
本来ならば鏡餅をお汁粉として食べるものだけれど、昨年から我が家の鏡餅は欅製にした。
経年劣化による変化を楽しむのが目的。
ある程度の年齢になると、そういうゆったりとした月日の流れを楽しむのもいいなと思うようになるみたい。
もちろん安価な鏡餅ではないけれど、もう買わなくても毎年変化していくのを楽しめるのだから、高価すぎる買い物ではない。
昨年より確かに少し色が落ち着いたかな。
時々出して磨くともっと美しく変化していくかも。
ある年齢になると、神社仏閣に興味を持つと言われる。
私は充分に年齢を重ねてきたけど、全く興味は持てない。
でも、経年劣化を楽しむって気持ちが沸いてきたのは、神社仏閣に興味を持つのとちょっと共通するのもがあるのかも?
あんまり認めたくはないけどね。
と言うことで、鏡開きはただ撤収するだけの行事になってしまったけれど、お汁粉はしっかり作りました。
息子が大好きだから、実は楽しみにしているみたい。
時間の関係で、餡から作ることはしなかったけれど、今日でちょうど正月用に準備したお餅も食べ終わりました。
送ってくださった農家さん今年も無駄なく美味しく頂きましたよ。
ありがとうございます。
七草も終え、後は15日の小豆粥で今年の正月行事もおしまいです。
無事に終えられますように。