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続 金魚の可能性

2か月ほど前から、金魚にエサをあげる時に“金魚~ごはん~”と声を掛けて、エサの入っている入れ物を振ってあげるようにしている。

さて金魚は声を覚えてくれるか?

ごはんと言う言葉のトーンをわかってくれるか?

声なんか金魚には聞こえないよと言う家族の言葉に負けず、毎日声を掛けて、エサの入っている入れ物を振ってエサをあげ続けた。

1ヶ月もすると、声を掛けるとそれだけで1匹が反応するようになった。

しっかりと目を合わせ、エサの入れ物を振ると、他の2匹もちゃんと気づいて、いつもエサをあげるところに集合して来る。

“いい子だね~”と誉めながらエサをあげる。

どうも一番賢いのは“ひかえめ”らしい。

食いしん坊の“ふくふく”は、“ひかえめ”が私の声に気付いて寄ってくると、別の所から急いで泳いでくる。

“にばんめ”は“ふくふく”と大体一緒。

先日、今日の昼ごはんはどうする?と金魚の傍で言ったら、“ひかえめ”が寄ってこようとした。

“さっき食べたでしょ”と言うと、パクパクねだるのをやめて、去って行った。

何となく声のトーンでわかるのだろうか。

“ひかえめ”は、話の声のニュアンスで、もらえる時なのかわかるようになったらしい!

賢いやつだ。

夕食を作って、“○○~ごはん~”と息子を呼んだとき、まるで金魚に声をかけるのと一緒じゃんと気がついた。

つまり息子は金魚並み?

もちろん返事をして食卓に来ても“いい子だね~”なんて誉めたりしないけど。

これ以上金魚が何か出来るようになるだろうか。

別に芸を仕込もうというわけじゃないけど、もっと別のコミュニケーションが取れたら楽しいかな。

もう少し金魚の可能性を信じてみていいかも。


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