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妊婦さんメダカに変化があった

植物以外に家にいる生き物は、金魚とメダカ。

金魚はすっかり慣れ“金魚~ごはん~”と呼んで、エサの入っている赤い入れ物を振ると、皆で寄ってきて口をパクパクしてエサをねだる。

ちゃんと寄ってきた金魚達に“いい子だね~”と誉めることも忘れない。

端から見たら変な人に違いない。

それでもいいのだ。

金魚との大事なコミュニケーション。

これは体調が悪くても、必ずやらなければならない。

家族が言うには、金魚達が一生懸命待っているのだそうだ。


クレソン畑に住んでいるメダカは全く慣れてくれない。

足音や人の影で、ササッとクレソンの中に隠れてしまう。

それが出来るようになったし、野良猫が水を飲みに来なくなったので、この3日間猫よけの網をかけるのをやめて様子を見ている。

クレソンの生育も良さそうだし、このままで行けそうかもしれない。

メダカを観察するには、しゃがみこんでしばらくじっとして、自然と一体化しようと努めなければならない。

そうするとメダカも安心して出てきて、自由に素早く泳ぎ回ったり、呑気に漂ったりする様になる。

しばらく前、どうもこのメダカはお腹がふっくらしているのではないかと思い、注目しているやつがいる。

ここ数日は8ヶ月位の妊婦さんみたいなお腹になっていた。

その他に、初めてこの妊婦メダカを見つけた頃のふっくらお腹のメダカも居るような気がする。

ということは、子メダカもたくさん見られるようになるかなとワクワクしていた。

今日あの妊婦メダカをみつけると、何だかちょっとお腹の膨らみが違う。

息を殺してよく見ると、尻びれの後ろに透明な丸いものが数個くっついているではないか!

あれは卵だ!

もうすぐどこかに産み付けるんだな。

クレソンの根の辺りだろうか。

卵はどの位で孵化するんだっけ。

調べてみなければ。

子メダカが産まれたら、雨に流されてしまわないように、また網をかけなきゃいけないかな。

また色々と巡らせる考え事も増えるけれど、楽しみも増える。

クレソン畑のメダカの学校、開校もそう遠くなさそうだ。


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