松の日、箱庭写真絵本作成
今日は、松の日。
松の日にちなみ、はじめて、箱庭写真絵本なるものを作成したヒストリーへ
それは、ある1人の男、小庭先案内人斎藤寿一さんとの出会いから初まった。
共通の友人、青年海外協力隊出身のへむりさんととだまいさんの結婚式でその方とは出会った。
2人は、友人同士の縁繋ぎをするのも好きな人、得意な人同士で、結婚式も友人同士の出会いの場へとしてほしいと少し変則なスタイルを築かれた。
そんな場であるから、人へ話しかけようと歩み寄る姿勢で挑んだ。
周りの装飾や小道具、写真撮影なども友人へ依頼して、一言で例えれば、愛が深い場所。
その小道具の1つが箱庭だった。
その箱庭の隣に居たのが、創作者の斎藤寿一さんだ。
とても素敵な箱庭だなと思い、斎藤さんへ語りかけて、なぜ、箱庭作りを始めたかなどエピソードを聞いた。
それは、東北の震災の時、人が緑から力を貰っている事へ気づき、人を励ますような緑を守り、増やしたいと思ったからだそうだ。
さらには、そこから努力して、一級庭師の資格を得て、京都の有名な寺院などの庭の剪定なども、行える、庭師に育ったとのこと。
そんな話を聞いたりするうちに、さらに、箱庭へ興味を持って、0→1が出来上がるまでの背景を知りたいと思うようになった。
それを見に行ってよいか問うと、箱庭が完成するまでの過程を収めたものを、写真で撮影して送ってくれたのだ。
その写真を見て、写真をつなぎあわせ、そこへ詩を添える本を作りたくなった。
その写真絵本を作る旨を本人へ確認すると、喜んでくれたので、作成へ取りかかった。
そして、完成したのが、past memories〜過去の思い出〜という写真絵本だ。
完成して、2部用意して、会食をした時、手渡すと、とても喜んでくれた。世界に2部しか存在しない写真絵本。
その時、お店で、ピザを分けたのははっきり記憶している。チーズがうまくとろけて、甘味があり、とても美味しかった。
ちなみに、その時、創作者として考えた名前が、小庭先案内庭である。
そのお礼に、藻をプレゼントしてもらい、1週間に1度水をやるだけでいいと言われたが、枯らしてしまった。
相変わらず、育てるのが苦手な性分で、申し訳なく感じている。
そんな風にして出来上がった、箱庭の写真絵本が家に1部置かれている。
本は形を残しておける。そういう意味では、思い出を保存しやすいアイテムだなと、折角、関わり深まったご縁の思い出を目視出来るので、作成して良かったなと思う。