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失敗させない子育てより、転んだ時に起き上がり方を教えられる親へ。

出産が近づくにつれて、どんな子に育てようか。育てたいかという
想像が膨らむ。

それより、「どんな親であるべきか」というテーマで考えることの方が
多い。

自分が出来ていないことを、子どもに教えることは出来ない。

夫は、「常識さえ持っている子になればそれでいいよ。」と言う。
「それは私は教えられないから、お願いね。」とすかさず言った。笑

常識通り、ルール通りに生きてこなかった私にとっては、
子どもに常識を守れと教えることは出来ない。

でも私は、夫には教えられないことを教えられる。

・夢を持ってイキイキしなさい。
・信念を貫きなさい。
・信じる道を進みなさい。
・周りの人や情報に流されず、自分の幸せを見極めなさい。

など。これらは私の超得意分野なのだ。

自分に出来ることを全力でやればいいのだ。
人は出来ることしか出来ないのだから。


会社員時代、先輩から言われたことがある。

「私の子ども、あなたに育ててもらいたい。私、親なのに何も
伝えられてない。あれしちゃだめ、これやっちゃだめ。は伝えられるけど、
”夢を持て”とか、”自分の信じる道に進みなさい”とか言えないよ。
自分が出来てないんだもん。」

と言われた。

私の親は、いわゆる「the日本人」タイプで、人と同じように
しなさい、という教えで、個性を削ぎ落すような子育てだった。
それに、強く疑問を感じて育ってきた。
会社員退職も、アフリカ行くのも猛反対され、
「私がどう生きていきたいかなんてどうでもいいんだな・・。」と
どんどん溝が深まっていった。

反面教師で、私は何でも挑戦させる親になりたい。

1人で歩かせて、あっちへゴツン、こっちに行ってゴツン、と
いろいろ経験させてあげられる、そしてそれを見守れる親に。

そして失敗したとき、くじけて帰ってきたとき、懐の深さと
愛情の深さで次の道へと背中を押せるような。

うーん、辛抱強さを磨く必要がありそうだ。笑

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