タスクの"先延ばしグセ"を治す方法
基本的にタスクは"先延ばし"せず、その日に終わらせるのがいちばんです。
…ただ、予定やタスクが詰まっているときは、実行できるタスク量に限界があります。
そこで今回は、タスクを"先延ばし"するのではなく、"先送りする"という方法について、3ステップで紹介したいと思います。
①"先延ばし"と"先送り"の違い
私は2つの言葉を以下のような定義で使い分けています。
<先延ばし>
「取り組むタイミング」が曖昧なまま、翌日以降に延期する
<先送り>
・タスクを延期するときは必ず、"実行日を再指定"する
・その日が来るまでそのタスクは忘れる→今日のタスクに集中
・再指定した日になったら、そのタスクを実行する
"先延ばし"で紹介した画像のように「来週」とか「明日」のような曖昧な設定をしていると、ずっと「来週」になったまま、どんどんタスクが増えていきます。
「いつ取り組むか」を具体的に決めないと、永遠にそのタスクは「来週」のタスクになったままです。これでは、たとえ時間に余裕ができたとしても、一生取り組むことはできません。
一方"先送り"は実行日を再指定しているので、その日が来るまではそのタスクを忘れておくことができます。
再指定した実行日になったら「今日のタスク」として再挑戦しましょう。
②"先送り"を習得する方法
次のステップを実行すれば、"先送り"を習得することができます。
(1) 「締切」ではなく「実行日」を基準にタスクを管理
タスク管理表を作る場合、必ず日付列のタイトルは「実行日」にします。
(2)「実行日=今日」のタスクだけが表示される場所を作成
フィルター機能などを使って、「今日のタスク」だけが表示されるスペースを作りましょう。
(3) 「実行日=今日より先」のタスクは、目立たないところに保管
実行日が今日より先のタスクは別の場所で保管しておきます
(4) タスクを延期したいときは、必ず実行日の再設定を行う
Notionを使ってこの仕組みを作ると、自然と実行日の再設定ができるようになります。
③"相手待ちのタスク"は積極的に先送り
タスクを"先延ばし"ではなく"先送り"する仕組み。
実は"相手待ちタスク"の管理にもぴったりなんです。
たとえば「日程調整」というタスク。候補日を出して、相手を待っている状態になった場合、皆さんはどのように管理していますか?
ここまで紹介した「実行日基準」のタスク管理表であれば、「〇〇月〇〇日までに返信お願いします」と約束した日を実行日として、そのタスクを"先送り"してしまいましょう。
そうすれば、「〇〇月〇〇日」になったタイミングで、「今日のタスク」に表示されます。
それまでは、そのタスクのことを忘れ、目の前のタスクに没頭してOKです。
「相手待ちタスクの管理」は、私自身多くの方にご相談いただくテーマなのですが、このように管理すると随分ラクになるかと思います。
Notionのタスク管理ページを自分で作れるようになりたい方へ👇
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