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アルバム「Untitled」聴いたら嵐沼が広がっていた。
先週土曜日に解禁になった、『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「Untitled」』のライブ映像。
この映像作品は好きすぎて、文章にちゃんと残したいのだが、まだ書きかけのnoteがどうしても進まない。思いがぐちゃぐちゃになりすぎて、全然まとまらないのだ。そう思って、過去に書いていたものを振り返っていたら、だれにも読まれないアルバムレビューが出てきた。
「Untitled」が発売したのが2017年10月18日。
今回の文章は、2017年10月28日に書いたレビュー。テキストが崩れて読みにくくなってしまっていたので、こちらに内容を移管しよう。当時、思いのままに書き殴った内容なので、ご容赦ください。
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初めて買ってみた嵐のアルバムは、
私の予想を遥かに越えてよかった。
買ってよかったと単純に思えたし、
嵐を聞かない人に聞いて欲しいと強く思った。
レビューでは賛否両論あるのは確かだけど、
あまり「嵐」というものに詳しくない人からすると
めっちゃいいやん!!!これっ!!!!ってなる。なります!
音楽性や音についてはリンクのブログが書いてくれてるので、
私がなぜ良いなぁと思ったポイントだけ。
①シングル曲が浮き出てないこと
色んなアーティストとかのアルバムでも
とにかく、曲順通りにリピートするのですが、
シングル曲が浮き出て印象が引っ張られることもよくある。
いいアルバムだなぁと思うものは、
必ずアルバム曲との流れがスムーズに感じる。
それは、曲調が似てるとかではなく、
緩急を少しずつ加えながら、後半にかけての延びがすばらしい。
シングル曲がいい意味で音の切り替えがうまくできてて、
3曲ともに違う曲調なのに、何故すっぽり行けたのか。と驚くばかり。
②色んな角度から曲が作られて、それぞれが生かされてること
元々青春時代は、秦基博やスキマスイッチ、ゆずなど、
曲かき、歌うまい人達に捧げてきた私。
アイドルを好きになることはないのかなと思っていたのに、
すっかりとはまったのは、音楽性が実はしっかりしてるのだ!と気付いたからだった。
(入りはMステのニノくんでしたが(笑))
ただ、歌も歌えない奴が、!!!とか思ってたのを謝りたい(笑)
新しく聞いたことない感じの曲が多く、マンネリ化しない。
こんな感じの歌いかたもできるの!?と毎回発見が多い。
嵐というフィルターを通して、色んな音楽を聴けてるような感覚で。
もちろん、今でも一番は秦基博なのですが、
シンガーソングライター特有の「秦くんぽい」というのがあって。
嵐にも「嵐っぽい」はあるのだけど、秦くんのそれとは違うのが新しい感覚で面白い(interestingのほう)
③ユニットが良い!!
ユニットというものはアイドルの醍醐味な気がする。
全員が歌うからこそ出来ることだと。
コラボじゃないんだぜ。ユニットって。
互いの関係性があるから、曲により奥行きも出る。
しかも、ユニットを別のCDにしているのとによって、
アルバムとは違ったそれぞれの世界観で表現できてて、そこがまたいいんですよねぇ。
アルバムの世界観をより浮き彫りにしてくれる。
特に、にのあい(二宮相葉)のUBは秀逸。
二人の関係をユニットバスに例えた歌詞は素晴らしいの一言!
ユニットがこんなに良いだなんて。!
それを再確認と、アイドルという素晴らしさをダイレクトに感じる事のできるものだなぁと。
ユニットのよさは、アイドルだからこそなのですよ!!!!(念押し)
味わいたくても味わえない至福の音楽ですよ!!
④Song for you とかいう神曲
よく、7分くらいの曲って何回も聞くと飽きてしまって、3分くらいの曲が好きになることが多い。
そんな中で11分もあるこの曲はバカじゃねぇか!!飽きるわ!!!そんなもん!と思ってた。
そんな自分にも謝りたい。笑
何回聞いても展開にワクワクできる。
「曲がりくねった~道の先に~待っているいくつもの光~」
的な歌詞ではないけど、そんなメロディと展開。
色んな人が関わってるからこそ出来て、
気付いたら11分なんてすぐに終わってしまう。
純粋に音楽として面白い。だから、色んな人に聞いて欲しい。そんなアルバムだった。
そして、ファンでない人がどう感じるかが知りたいアルバムだった。
またこんな感じ??飽きたんだけど。
という感覚がないのが18年目でも「攻めてる」所以なんだろうと感じた。
そこには反発もあるかもしれない。
ファンが離れるかもしれない。
でも、現にこちらにファンになった人が居ますから。
これからも挑戦し続けて欲しい。
嵐ファンのものだけにするのはもったいない。
面白いので、ぜひ!
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それにしても、セクゾの「POP × STEP ⁉」の時の熱と似てるな。
そして、今ならもう少し違うことを思うし書いていると思う。
ジャニ沼に入ることを拒んでいた人間なので、自分がジャニオタだという事を隠して生きていた気がする。(周りに好きな人がいなかったというのも原因の一つはあると思うが…)
しかし、今ならいえる、隠すな。いいものはいいんだ。それに気づけた自分はすごいぞ。