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降り注ぐ日々は奇跡~Hey! Sey! JUMP PULL UP!~

Hey! Sey! JUMP LIVE Tour 2023-2024 PULL UP!

おととし、友達にどうしても行ってほしいという気持ち一つで入ったファンクラブ。
そんなゆるい気持ちで参戦していた今回のツアーだったわけだけど、なんやかんやで名古屋、東京、そしてファイナル福岡とたくさん行ってしまった。
今まで色んなアーティストのコンサートを見てきたけど、とりわけこの時のファイナル福岡は、ここ数年で一番ぐっと来た。と言ってもいいくらい「忘れられない」コンサートになった。

どれくらいぐっと来たかというと、終わったあとの居酒屋でも思い出して泣くくらいには…
さらに、いまだに余韻が抜けずHey! Sey! JUMP以外のコンテンツを摂取するのをためらうほどになってしまっているほどにって感じです…


なんでこんなデカすぎる感情になったのかを整理してみた結果、Hey! Sey! JUMPとファンの間にある「愛」が見れたこと
過去の自分の選択によってこの空間に出逢えたこと
の二つが同時に押し寄せた事が影響してると結論に至った。そんな、レポでもなんでもない自分語りを今からしたいと思う。


 名古屋でみたこのコンサートの感想は、「なんじゃこりゃ!?」だった。
あまりに要素がありすぎて、処理をするのにすごく時間がかかったし、あっという間に終わって「今、、、、なにが。。。。起こってた・・・・?」み たいな感じで新幹線に乗った。
15周年が整理されて綺麗で華やかだった一方で、挑戦的で混沌としててでもHey! Sey! JUMPぽさがあって…みたいな(笑)

ここからまだいっぱい公演残ってるけど…大丈夫かな?と不安になっていたが、東京初日を迎えて一気に印象を変えたのだったのだ。
まずは、モニターの使い方。名古屋ではでかいモニターがありながらも演出に特化することが多く、メンバーの顔が移されることが少ないなぁと感じていたのが解消されてる!オタクが沸いてる!そう!!それよ!!!!

 そして、セトリの変更「ファンファーレ」と「White Love」のセトリを変更したのマジで英断だった。あのセトリの変更がめちゃくちゃ良かった。すごくスムーズにすっと入ってくる。えぇそんな小さいことでこんなに変わるんだ!と感動したのだった。チューニングの正確ささすが16年目……

さらに、大晦日公演では、友達が初めて知念さんにファンサをされている様を見ることができて、友達と知念さんを2度見してこちらも沸いたりしてどんどん楽しさがあふれる形となった。(年間ファンサランキングベスト3に入る良ファンサ!)

楽しいけどずっと残ってた「なんでこんなに頑張ってくれるんだろう?」という疑問と離れちゃうのかなと言う不安が付き纏う形で福岡公演を迎えることになった。

今の事務所の状況的に、一人で頑張るって選択するのも止めることはできないし、
グループを存続させないってこともあるかもしれないと感じたし、そこまで演者がグループとして頑張る原動力って何なんだろう?って見れば見るほどわからなくなっていたのだが、その疑問、ファイナルがすべて解決してくれた気がする。

2024.1.14 福岡Paypayドーム

 なんでか、オーラスのサンダーソニアはグッとくるものがあった。まず、15周年のライブから地続きになるように1曲目に来てる感じすごい好きだったし、スタンド後方からみたステージは、ファン全員が同じ動きに振るペンラが本当にキラキラしていて、その中心にHey! Sey! JUMPがいるという様があまりに美しい姿だった。
 そこからのネガティブファイター。突然生まれたコールによって、会場の一体感が生まれる。自身の名前を呼ばれる時に薮くんが「やぶ」って言いながら踊っての良すぎて頭抱えちゃったなぁ。。声出し解禁した前回のドームは探り探りだった分、歓声の大きさが限界突破してるのすっごいよかった!

 そこから、「VILLAN」。令和5年でもこの歌を作ってくれるHey! Sey! JUMPさんにマジ感謝だし、この世界観を今でも正しく演じ切ってくれるHey! Sey! JUMP愛す。あのゾーンはさすがに少年忍者さんにみてほしい。参考にしてくれ。絶対合うから…

楽しい時間は過ぎていき、ダンスコーナーが始まる前、ペンライトをストロボモードにしながらこのコーナーもう見れないのか…悲しいな…みたいな気持ちが押し寄せて。
それでも、トランス状態になるダンスコーナーは、ドーム公演をコンスタントに続けてきたHey! Sey! JUMPだからこそ魅せ方がわかってるって感じだったしその「正しさ」がただただ心地よくて。最初は混沌すぎて何が起こったかわからなかったRemixメドレーは気づけば大好きになっていた。

 加えて、ずっと意味が分からなかったメドレーからの「DEAR MY LOVER」だったけど、サウナに見立てて考えればRemixで熱くさせて「DEAR MY LOVER」で整うというプロセス。
整いがすごすぎてずっと笑みがこぼれたてたのと、令和5年にオタクたちも一緒に踊ることができる曲をシングルで出してくれるHey! Sey! JUMPさんマジで最高だなっておもった…
色んな踊れそうと思った曲は、オタクもめちゃくちゃ踊っててすんごく良かったし、うん…これ最高だよ…幸じゃん…こんなん……って「DEAR MY LOVER」を見ながら耐えたと思った涙がつーーっと流れた。
そこからの「キミノミカタ」は、ずっと聞いていたはずなのにいつも以上に感動しちゃって幸せな気持ちで本編を終えた。

 アンコール、スタッフさんからのサプライズとして名前コールでメンバーを呼び出そう!とテロップが出ると沸いちゃってサプライズ苦手なファン。声出しできなかった時代からこんなに声出しして迎えることができるようになったんだなと感慨深くなりつつ、
「明日へのYELL」でやまちゃんから頂いた「お前ら全員愛してるぞーー!!」はいつものかっこいい愛してるではなく、本当にあったかくて優しくて強い「愛してる」でそんなBIG LOVEな愛してるを山田涼介さんから貰えるなんて思ってなくてうれしくて泣きそうになる私。

そんなほくほくした気持ちでいたら「Sing-along」イントロかかり……
瞬間でこれはやばいと…感じたりしたんですよ………(友達が知念担だったこともあったので良かったねぇの感情発動)
曲だけでもやばいのに知念さんのソロで歌詞を間違えて「ほんとうに力になってます!(強)ありがとう!(優)(意訳)」って知念さんがおっしゃってくださり、もうだめになっちゃってわぁぁぁ~~って言いながら泣いて。

そしたら、薮くんが泣いていて、笑うメンバーがいたり駈け寄ったりするメンバーがいたり、強く鼓舞するメンバーがいたりして、
でも、オタクは泣きながら踊っててみたいな空間。。なんだこの空間。素敵すぎる。。

 薮くんが泣くのは意外だったけど、悲しい涙じゃなくて幸せだからこそ泣いてしまうのが伝わってきたし、みんなの涙もひとしく「幸せであるからこその涙」だったから、もう止まらんよね。うん。とまらなかったな。一生こんなうれしい涙流していきたいなって思ったよ。

 日替わり曲だから何がかからない中での「Sing-along」を持ってきてくれたこと、歌詞が前向きに優しくて強くてもっとこの曲を好きになった。

心なんて無限大の可能性
秘めた宝物一つずつ 輝いているんだ

ここで誓うよ 歩き出す日々に
迷ったっていい 触れて
一人じゃないから(な!薮!)

なんて素敵な世界 思い届け 迸る汗にのせて yeah
遥か彼方まで続いてく 僕らの道 追い続けて
春夏秋冬 染まれ 僕らの世界 回りだす

「さぁ誇りを胸に」

Sing-along/Hey! Say! JUMP


私は、「いつもありがとう」と言ってくれる演者側の気持ちがずっとわからなかった。だって、こっちは勝手に応援してキャーって言って楽しませてもらってるだけでこっちがありがとうだし、感謝しなくたって楽しくやっちゃってよ!って思ってた。
でも、あのファイナルで見たファンの一体感や声援はまぎれもなくHey! Sey! JUMPに届いてほしいその気持ちが乗っていて、その気持ちにこたえるようにHey! Sey! JUMPが歌って踊ってという形がないはずの「愛」のやり取りが見えた気がしたんだ。

 コンサートってこちらの声が演者の力になってくれるんだなって…
その気持ちが演者の力になって、またここに戻ってこようと思ってくれるんだなって知ることができた気がした。それってめちゃくちゃ奇跡だな…
あまりに綺麗ごとかもしれないけど、そうじゃない辻褄が合わない。

 激動の3か月間。メンバーはきっと仕事もなくなることもあっただろうに、不安がなかったわけではないと思う。むしろファンなんかよりも不安に思う事がたくさんあったんだろうなと思っていたからこそ、「貴方たちのことが大好きだよ」っていうファンの気持ちがいつものコンサート以上に強かった気がした。
「このメンバーでよかった」と思える環境を作ってるHey! Sey! JUMPさんの強さがそこにあった。
(このことを居酒屋で友達と話して、再度泣いたよね。)
明日思いが変わるかもしれないけど、その時に感じた気持ちもやさしさも嬉しさも絶対嘘じゃないし、ずっと色褪せないからな…

そんなことを思いながら、号泣のまま送るアンコールの声。
鳴り響く車のエンジン音…部品を持つHey! Sey! JUMPのみんな。始まった「JUMPing CAR」
友達と顔を見合わせて、止まらない涙だったのにそこからさらにギアをあげて泣いた。(まって…!?書きながら泣いてるんだけど…どういう事!?笑)

8人が欠けると車が動かないという点と、オーラスのダブルアンコでこの曲を持ってきたHey! Say! JUMPさんの思いに涙が止まらなくなった。

そして、ここからは自分の話。

Hey! Sey! JUMPは好きだった。リトラも欠かさず見てたしいたジャンも見てた。ずっと好きだったけど、それを口にすることが恥ずかしくて誰にも言えなかった10年前。所謂茶の間オタク。
そして、初めて好きになった後に発売したライブDVDが「JUMPing CARnival」だった。ずっと見ていた。見てるとHey! Say! JUMPのコンサートに行きたい楽しそう!と思った。でも近くに好きという人も知らないし、そのころはジャニーズのコンサートにも行ったことがなかったからどこか抵抗感があって。
コンサートに行くことなく他に好きなものができたのでHey! Say! JUMPさんへの好きって気持ちも薄まっていたころ、友達が急にHey! Sey! JUMPに興味を示してくれて、
「JUMPing CARnival」を紹介して、友達が初めて買ったライブDVDになった。
そんなこんながありその友達が隣にいる。
奇跡ってこんなことを言うんじゃないかな。きっと。

そんな思い出しかない1曲をまさかダブルアンコールの最後に持ってくるなんてさ思っても見てないじゃん。感動する歌でもないどちらかというと楽しい歌なのにさ…でもさ泣いちゃんだよね。

あの時、自分が好きになってなかったら
あの時、友達とHey! Say! JUMPの映像を見なかったら
あの時、「JUMPing CARnival」を紹介してなかったら
あの時、FCに入ろうってならなかったら
みたいな大量の分岐を経て「今」福岡にいる。
まじで一個でも選択が違ったらここにいなかったと思うと、
この幸せな空間にいれている事が本当に奇跡的なことだと思って泣いた。

友達に見てもらいたい一心で入ったファンクラブ。だけど、本当は自分が見たかっただけかもしれないな。

あの頃の自分に言ってあげたい。Hey! Sey! JUMPさんいつか生で見れる!そして、びっくりするくらいその時の気持ちが引き金で号泣するからね!って。笑

このときの気持ちがいつかの自分にまた奇跡だなって思える瞬間を生んでくれるかも。
その時を楽しみに、ただただ愛の溢れたpaypayドームに思いを馳せて。
本当に幸せな時間をありがとう!またいくぞ〜!!

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