見出し画像

ブランディングスキル【前編】

みなさん、おはようございます。
あいにくの空模様で気温も上がらない土曜日の朝ですが
張り切っていきましょう!
今日はブランディングスキルについてです!

商品を売りたいのであれば商品を売るな。
ブランディングとは、、、
1髪50,000円の美容師もいれば、
1髪1,000円の美容師もいるのはなぜなのか?
その差の49,000について話します。

Marketing→あなたが好きです。
Advertisement→不特定の人に好きという(ビラ配り)
PR→あなたが好きみたいよ?
Branding→あなたが好き
大体の企業はAdvertisementに莫大な費用を掛けて            いるのでうまくいきません。

ブランディングにも4種類あります。                 今日は、前半2つのコーポレートブランディングと           プロダクトブランディングについてです。

【コーポレートブランディング】とは、
・どう繋がるか
・HP ・ロゴ ・パンフレットなど
【プロダクトブランディング】とは、
・何を売るのか
・価格 ・材料 ・パッケージなど
【マーケティングブランディング】
・どう広めるのか
・チャネル ・ターゲット ・メディアなど
【セールスブランディング】
・どう売るか
・販売方法 ・顧客選定など

ブランディングがないと負のスパイラルにハマる?           起業して5年続く会社は0.~%
長く続いている企業というのはしっかりとしたブランディングがあるから。
例:ブランディングがないA店とB店があります。
同じ商品を売ろうとすると価格競争となります。            A店はトマト1つ100円 B店はトマト1つ90円のように価格競争になります。
両店がこれ以上価格を下げられない…
するとサービス競争が始まります。
例えば、〇個で何円、宅配サービス等、、、
商品だけでなく、他のサービスに繋がるような競争が始まります。
サービス競争が始まると自社コストが増えてしまいます。
送料などにコストがかかると利益が低下します。
するとお店のPR削減に繋がり、PRがないと認知度が
下がりシェア率が下がる、売れなくなり値段を下げる。
この負のスパイラルに陥るのです。

じゃあ、どうすればいいの?

画像1

【コーポレートブランディング】
競合を把握するが、競合を作っては絶対にいけない。
コーポレートブランディング=〇〇だが〇〇でないと明確に断言。
例:ヘッドスパ専門店や、ショートカット特化型の〇〇店など、
スモールスタートには特にいいブランディングとなります。
みなさん、
Googleは何の企業かご存じですか?
Googleは広告会社だが広告会社ではないと明言しています。
しかしGoogleの売上の90%は広告収入なのです。
広告会社だと明言すると、他社との価格競争が始まるので
広告会社なのですが、広告会社ではないと明言しているのです。

【プロダクトブランディング】
【問題】
あなたはカフェラテを販売しようとしています。
100人対象のデプス調査の結果、500円であればカフェラテを全員頼みます。
1500円だと高すぎて誰も頼まないとの結果でした。
1杯のカフェラテを提供できるのに人件費、仕入れ原価など全てを含め300円かかります。
では、あなたはこのカフェラテをいくらで売るべきでしょうか?

【正解】 1,000円                          なぜ1,000円の価格設定にするのか?                  購入数が一番多いところに価格設定をするのではなく、利益率が一番高いところに価格設定をする
そうしないと100%事業は潰れます。
しっかりと適正価格を把握しましょう。

価格設定基本の図

購入者数
500円=100人   750円=75人   1,000円=50人
1,250円=25人   1,500円=0人
100人~0人の間を結びます。

値付けフロー

次に、コスト300円のカフェラテの値付けフロー
この図を見て売り上げが高いところではなく、
利益が一番高いところに価格設定をすることが適正価格となります。
なので、適正価格は1杯1,000円のカフェラテになるのです。

画像4

0円~750円の価格設定は切り捨て、
1,000円は実践となり、1,250円~1,500円は挑戦となるのです。
1杯500円のカフェラテをいかに1,250円~1,500円に引き上げられるかが
ビジネスの楽しみであり、この挑戦の部分が企業の成長のカギなのです。

美容師もカットだけなら1髪1,000円です。
しかし、なぜ1髪5,000円でカットするのか?
実は、その差額の4,000円にはカットの価値はなく、
ブランディングによる付加価値があるからなのです。
ブランディングとは、付加価値を伝えたり体験させること。
例:美容室で来店されたお客さまにアロマの匂いを選んでもらう。
レモングラスの匂いを選ばれたら、おしぼりもレモングラスの匂い、   席に置いてあるアロマを焚く機械もレモングラスの匂いにし、      尚且つ、お客さまが来店するたびにあえて、今回もこの匂いでよろしいですか?と聞いてあげることにより1,000円のカット代が
4,000円のサービス代くらいになると思います。
そして、価格をさらに6,000円に引き上げるためには、、、        お客さまにお飲み物は何にしますか?と聞く前に、           デフォルトでシャンパンを置く。                   そうすることによりお客さまは気分が上がり
勝手にSNSに投稿したり、そこに付加価値を与えることで
相場以上の価格設定ができるのです。

事業を行う上でいくら売り上げたかではなく、いくら売り上げを残したかが重要となるのです。
ここまでがブランディングスキルの前編になります!

後編はまた次回、ではよい休日を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?