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ぬい服にもふもふファーボアを付ける方法
二次元服やアイドル衣装、冬服には欠かせない、裾や首元の謎のモフモフフェイクファーを小さめのぬい服で再現する時に、毛足の長いボア生地やファーテープでは大きかったり処理しづらいので、ボアタイプの毛糸とかぎ針編みで再現するノウハウです。簡単な鎖編み一列だけできればOK!
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材料を集める
ボア毛糸が店頭に並ぶのは秋冬がメイン。
特にシーズンはじめの時期には品ぞろえがいいので、その時期を逃さずに手芸店や100均で購入しておくことをオススメします。
(夏場はネット通販でなら取り扱いがありますよ)
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ボアと一口に言っても、毛玉感のあるタイプやサラサラしたタイプなど様々なので、作りたいものに合わせて選びます。
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毛糸にはそれぞれサイズの合うかぎ針の大きさ(mm)が書いてあるので、それを見てちょうどいいかぎ針を用意してください。レース編み用の細いかぎ針から、セーターを編むような太いかぎ針もあって、大きさが全く違うのです。多少のサイズ違いなら編みづらいものの一応編めるので、わざわざ買う必要はありません。かぎ針も手芸店や100均の毛糸コーナー近くにあります。
実際に編んでみる
編み方は『作り目』を作って『くさり編み』を1列編むだけです。
編み方は手芸メーカーのサイトを参照したほうがわかりやすいので、クローバーさんのサイトを紹介しておきますね。
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わかりづらいですが、毛糸を一列編んだ写真です。
編んだそのままだと編み目に毛が巻き込まれていて濡れた子犬のようにクシャクシャなので、目打ちなど先の細いもので編み目から毛を引き出してください。
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綺麗に引き出せると魅惑のフワフワが完成です。
くさり編みしただけなんてわからないくらいフワフワです。
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小さなぬいぐるみ用なら、この1列で十分だと思います。
洋服に縫い付ける場合は、少し長めに編んでおくのをオススメします。
くさり部分が伸縮するので縫い付けてみると意外と足りなかったりするのと、引っ張って縫い付けてしまうとファーが薄く感じるので、豪華に毛が詰まったファーにするには、たとえば10cmの辺に縫い付けたい場合は13cmくらいのくさり編みが綺麗に見えます。
余談ですが、私はマジマジのマジで編み物がほぼできず、小学生の頃から唯一出来るのがかぎ針のくさり編みだけなのです。なので私でもできるので怖くないよ!!!というテクニックです。
ついでに今回のような毛足の長い毛糸は、二段目になると編み目を見失うのでもう編めません………。ポンのコツ。
くさり編みファーは工夫したら色々な服に役立つと思うので、よきぬい服制作にお役立てください~!