ぜーったいに許さない

ただただ、毒を吐き出したくて書いたので。
何の為にもならないです。

お義父さま

ご無沙汰しております。
暑さ増しますこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。　
さて、この度はとんでもない額のあなたの借金が判明し、我が家が負担せざるを得なくなりましたね。

今まで好き勝手に生きてきた結果、70歳にして預貯金もなければ、浴びるように飲酒して肝臓を患い、尚且つ持病もあるのに医療保険に加入もしてないとはお見逸れしました。
物事の分別がついていなきゃいけない年齢どころか、棺桶に片足突っ込んでいるというのに。
いやはやなんとも、残念な人ですね。

あなたには息子が一人しかおらず、何かあれば全て息子やその家族に皺寄せが行くというのにそれも理解されていないようで。
今月、体が辛くて仕事にいけなくて…
悪いけど少し工面してくれないか？
というのも、いつまで続けるつもりだったのでしょう？
今回に限らず、あなたの持病の治療にかかる安くもない費用を何回も我が家は立て替えてきましたね。

あなたの自分を顧みないおこないが全て今に繋がっているというのに、金に困れば息子にせがむとは。
せめて多少の貯えがあったり、先を見据えて行動していた背景があればこちらだって援助する事も考えたと思います。
でも、それさえしてこなかったのですね。
本当にダラしなく、情けない限りです。

親というものは援助は出来なくても、子供の負担にならないようにせめて多少のお金は貯えておくものと思っていましたので、私からするとあなたというものを理解するのが非常に難しい。
ただ愛する子供たちに金銭的負担が行くとどうなるのか身をもって体験したお陰で、私達は同じ事は決してしてはいけないとよく分かりました。

最後に死にかけているような人にかける言葉ではないですが、言わせて頂きます。

いい加減、息子から自立をしてください。　　
自分を律してください。

あなたみたいな、救いようのない大人が子供たちのおじいちゃんだと思うととても恥ずかしい。
あなたがどう思っているかは存じませんが、私は一生許す気はありません。
子供たちにも会わせるつもりはありません。
どうぞ、一人寂しく死んでください。　　

あの世で一人後悔し続けますように。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

預金資産ゼロの父が倒れた話＃1