Z世代と呼ぶまえに
産まれた時から、ITインフラが当然の社会に育ってきた世代。昭和40年代からみると少し可哀相な気がするのは自身が歳をとったせいだろうか?
仮装空間GAMEの世界での濃い体験、ネットワークによる新しい出会い、世界中から情報収集・検索できる端末 いづれも時間と空間を超えた体験が、もの凄い速度と手軽さで獲得できる社会になった。
このインフラを活用し、より深く愉しみ、課題解決や新たな創造を実現するためには、このインフラから離れた世界での経験と時間軸を大きな視点で捉えた俯瞰した価値観や時代を超えた人間の本質にかかるココロの機微を感じる思考回路(エモーショナル)を備える必要が求められると感じる
そのひとつが【旅】であり、過去の時代に創られた【詩歌】や【音楽】【映像】など生身の人間が持つ本質を感じ、その感覚、感情を自らのなかに発見する体験が大切。
シェークスピアの作品、万葉集、料理の発祥由来、神話伝承、お祭の起源など先人たちが、いかに生きて死んだかを地球サイズで考え、共感したときにITインフラ(AI)のある社会と私たちの暮らしの姿が、見えてくる気がする