ポリジェルの末路
以前チップを使う前はポリジェルで長さ出しをしており、現在その時に購入したポリジェルがかなりの量残った状態になっています。
一度ハマるとガンガン揃えたくなる悪い癖の成れの果て。
最近はチップなのでこのポリジェル、長さ出しにはほぼ使いません。クリアのポリジェルは大きめのパーツを取り付けるのに重宝しているのですが、どうしてもカラーのものは不要となってしまい…。そこでシリコンの型に詰めて固めてパーツを作れば良いのではないかと思い立ってやってみたところ、思いの外役に立ったので書き留めようと思います。
まず用意するものはこちら。
シリコンモールドとシリコン筆とポリジェルです。
これらを使って実際に作ってみましょう。
シリコンモールドにポリジェルを詰めます。
ミチミチに詰めていきます。
アルコールを少し付けた筆で表面を平します。
この時平ではなくてアーチ状に平すと、後でネイルのカーブに沿った形になって爪に取り付けやすいです。
ポリジェルは硬くて垂れないのでこのようなことが出来るのが優秀なところです。
平し終わりました。今回はカーブは付けずに行いました。
このまま固めるとバリが出ますが後で削るので問題なしです。
色が薄くてよくわからなかったので、濃い色も同時に詰めました。
60秒硬化します。
余談ですが、いっぱいあるのでちいかわグミの型に詰めてできないか試したところ、シリコンではないためベッタリとくっ付いて収拾がつかなくなりました。
さて、気を取り直して更に裏返して60秒固めます。
合計2分固めました。
普通のカラージェルだとこの厚みは中が硬化不良を起こしてブヨブヨになり、潰れるとビシャーッとジェルが飛び出してくるのですが、さすがポリジェル。カッチカチに硬化できました。
固まったポリジェルを型から外し、バリをバッファーで削り落として整えます。
型から外す時はレジンのようにポロンと外れます。
表面に未硬化ジェルが残っているので、拭き取ってから型から外すことをお勧めします。
型から外して全体の未硬化ジェルを拭き取り、バリを削り落として整えれれば完成です。
コロンとして可愛い。
このカチカチにしっかり硬化できるところがとても良いのです。短時間で硬化不良もなく固まるので、カラージェルより気を遣わなくて良い点が気に入っています。
この後は爪に載せてトップを塗るだけでピカピカですし、平なハートは表面に文字を書いたりシールを貼ったりしても良い。
今回のものは結構大きめですが、小さいシリコンモールドを使えばちょうど良いサイズのパーツも作れます。
また、この上からマグネットジェルなどで装飾をしても良いですし、ここからの使い方も無限大です!
ご自宅に余って使い道のないカラーポリジェル、このような使い方もあるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか?
クリアのものは大きなビジューをガッチリ付けられますし、なんだかんだ揃えて重宝しているポリジェルです。
もちろん普通に長さだしにも画期的なものだと思います。
アクリルのように高度な技術はいりませんし、コツを掴めばなんとかなります。
爪が短い方にはチップよりポリジェルが向いているかもしれません。
この画像は以前お友達に付けさせてもらった時のものですが、彼女は爪を噛む癖がありネイルベッドがとても可愛らしいサイズなのです。
チップを装着するには少々縦の幅が足りなかったのですが、ポリジェルなら自分の爪の幅に合わせて密着することも可能でした。
上記は自身に施したものです。
自爪を伸ばしてせっせとネイルしていた時にポリジェルに出会ったので、平たい爪族の私にとって長さもフォルムも綺麗に仕上がるポリジェルにはそれはそれは感動しました。
しかし今は長さだし用のチップに出会ってしまい、どうしてでもその手軽から離れられなくなりました…。
余っているポリジェルですが、色々と活用法を考案したいです。何か良い案があったらどなたかご教示ください!