ライフシフト-生きることを大切に!
(note最初の投稿です)
1.仕事ありきの人生を見直す
2.生きることを大切にしていなかった
3.自由に自遊に熱く生きる
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1.仕事ありきの人生を見直す
2019年9月30日、36年間勤めた会社を早期退職して研修講師として独立。ご縁にも恵まれて退職翌週からフル回転の日々が2年間。
天職であり好きな仕事とは言え、心身ともに疲れ果てていた時に浮かんだ疑問。
「自分は一体何のために働いているんだろう?」
・早期退職した以上は、仕事は前にも増してしっかりやりたい
・天職でやりがいのある講師業は100歳まで現役で続けたい
・長寿リスクを考えたら収入は継続するべき
これまではそう考えていた。しかし立ち止まってよく考えてみた。
・そもそも仕事ってずっと続ける必要があるのか?
・天職とは言え、それはあくまでも仕事では?
・収入はそんなに必要なのか?
なんと、全てNOという答えにたどり着いてしまった。
日本では労働は美徳で、少しでも長く働くのが理想という考えがある。生きがいのある仕事があればボケないし、老後の暮らしも安心とか。
しかし人生にはもっと違う生き方があるのでは? 今の仕事は天職だけど、お金を払ってでもやりたいか?と言われたらそれは違う。
そこで視点を変えて考えてみた。もしもお金を払ってでもやりたいと思えることに人生の時間を集中できたなら、これまでとは全く違う生き方が出来るのではないか? そう考えたら、それをしてみたいという思いが心からあふれ出した。
そして調べてみると男性の平均健康寿命はなんと72歳で案外短い。平均値だから50%の確率でもっと短いかもしれない。残り10年も無いかもしれない活動可能な貴重な時間を大切に生きるために、これまでの40年間の 仕事がありきの人生を根本から見直す という結論にたどり着いた。天職ともいえる仕事を、積み上げたキャリアごと全て手放す決意をした。
2.生きることを大切に していなかった
大学を出て就職してからずっと仕事中心の生活だった。毎日の勤務時間、週に5日間、月20日間、年240日間。これはほとんどの日本人が同じだと思う。そして私の場合は会社を退職してからの肩に力の入った2年間はより一層それに拍車がかかっていた。
イメージ的な時間配分だが、仕事8、家族1、健康1と言ったところ。
やるべき仕事、やりたい仕事が多くて時間が全く足りないのでので睡眠時間を削る。それが続いた結果、運動不足に陥り健康数値は危険領域に突入、加えて五十肩になってしまい痛みで夜中に何度も目が覚める。
そんな状況の中でも仕事はフルキャパを遥かに超えて続く。企業研修、コーチング、大学授業、その他の事業。加えてプライベートでは寝返りも打てない寝たきりの95歳の母の在宅介護もある。
1日が48時間あっても足りない状況で、個々の仕事の完成度は30~70点で回さざるを得ずもどかしさによりストレスが蓄積。日々の自由時間は無く、心のゆとりも無し。大好きなテレビドラマを見る時間がないどころか、我が家のテレビは2年間映し出されていない。
せっかく会社を早期退職したのに、一体自分は何のために生きているのだろう? どこへ向かっているのだろうと完全に迷子になっていた。
そんな状況を変えるべく、思い切って人生を変えて生きることを大切にしようと決心した。しかしこれからの人生を生きる上で、仕事中心の生活を変えるだけでは何かが足りない。他に、自分にとって大切なことは何だろうかと考えた。
答えは明らかだ。最も大切なのは間違いなく健康である。健康は全ての活動の土台でありこれが崩れればその上に乗っているすべてが崩れ落ちる。そこでまずは健康寿命を終わらせそうなほどに悪化している今の危機的状態を改善することが第一。更にその上で健康の維持に生涯取り組む必要がある。ここは絶対に外せない。(ここへの取り組みは後日詳しく記載予定)
3.自由に自遊に熱く生きる
価値観マップ、断捨離リスト、バケットリストの作成
「生きることを大切に」そう考えたとき、健康の次に自分の価値観として最も大切な事は何か? 価値観マップを作成し、思いを書き出してじっくり考えを分析してみた。明確になったのは様々なことから自由であることだった。自由な時間が沢山あり、行動の選択の自由があり、常識にとらわれずに生きていける。残りの人生でそんな生活が出来たらどんなにいいだろう。
そこで更に人生の断捨離リストを書き出して自分にとって捨てるべきものは何かじっくり考えて一つの結論にたどり着いた。
仕事を極限まで減らす。
これが時間と選択の自由を手に入れるための必須条件だった。しかし急にゼロには出来ないので下記の方針を決めた。
・企業研修は深い関わりのある仕事に限定→早めに全て終了へ
・大学の授業は次の世代へ引き継ぐ→早速準備開始
・事業の法人化は見送る→外部リソース活用により工数削減
お金は考え方を変える
主な収入である企業研修を打ち切りにするにあたっては、当然ながら今後の人生で必要なお金について具体的な検討が必須である。そこで必要なお金と必要な時期の検討を、バケットリスト(いわゆる死ぬまでにやりたい100のこと)を作成して精査した。また長生きした場合のシミュレーションも合わせて行った結果、下記の考えに至った。
・お金は残りの健康寿命の10年間で重点的に使うのが最も良い
・その後は年金で慎ましく、日々マインドフルネスに暮らしていけば十分
ライフシフト-生きることを大切に
ライフシフト、つまり仕事を大きく減らし、健康を大切にして、自由な時間を作る方向に人生の舵を大きく切ることを決めた。これまでの仕事中心の生活では出来なかった様々なことに枠を設けずに挑戦していこうと思う。
これからの人生の価値観は 生きることを大切に 、自由人、自遊人として心と体の声に耳を澄ませて今を大切に生きること。これからの10年を肩の力を抜きながらも熱く生きてみようと思う。
皆さま、これからの私の人生にアドバイスや様々な情報をくださったり、そして時に私の生き方にジョインして貰えたなら嬉しいです。
燃える自遊人へ向けての様々な話は引き続きnoteで書いていきます。週一回の頻度の投稿を目指すのでよろしくお願いします。
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