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ブーツカットジーンズを買った話

先日リーバイスの517を買った。
517は裾にかけて広がるようなシルエットでブーツカットと呼ばれている。似たようなシルエットに、フレアやベルボトムがあったりする。

少しだけブーツカットジーンズについて調べてみた。

ブーツカットジーンズの歴史

ブーツカットジーンズは、元々は1970年代に登場したファッションスタイルで、特にアメリカのカントリーミュージックや西部劇などのカウボーイの影響を受けて人気が出た。このスタイルは、特にブーツを履いた時にジーンズの裾がブーツの上に自然に広がるようにデザインされたため、「ブーツカット」と呼ばれた。

  • 1970年代後半: カウボーイスタイルやカントリーの音楽シーンで流行し、特に西部劇映画などでよく見られた。

  • 1990年代後半〜2000年代初頭: ヒップホップやロックのカルチャーに取り入れられ、広範な人気を集めた。

  • 現在:主流ではないが、時に流行する。

メリット

  • スッキリとした足元、ブーツと抜群の相性

ぼくは普段からドクターマーチンのチェルシーブーツをよく履いている。この時期に普通のジーンズと合わせて履くと足首が出て寒く感じることがあるし、立ち座りするたびに裾の具合を調整しないといけない。

だが、さすがはブーツカットジーンズ。ブーツがスッポリとジーンズに覆われ、それでいてジーンズの裾からブーツへの流れが美しい。ストレスフリーな履き心地は感動した。

  • ヒップから太ももの綺麗な流れ

さらに驚いたのは、ヒップから太ももにかけてのフィット感。ぼくはウエストジャストサイズ〜1インチアップで選んだのだが、これがまたなんとも言えないフィット感。裾にかけて広がるという全体的なシルエットも相まって、お尻周りが引き締まって見える。


  • 足長効果

ヒップや太もも周りは比較的スリムにフィットしていながら、裾にかけて広がるので脚が細く長く見える。
個人的にはブーツカットはジャストサイズで穿きたい。

デメリット

  • 靴との相性が限られる

当然ブーツとの相性は抜群なのだが、他の靴(スニーカーや革靴)となれば少し難しくなるかもしれない。しかし、スニーカーも合わないわけではないのでぜひ挑戦してほしい。

  • 全体的なバランスに悩む

足元にボリュームが出てしまうので、他の部分でバランスをとらなければならない。着こなし難易度は少し難しいかもしれない。毎日穿くジーンズというよりは、たまに気分を変えたい1本には最適。

  • ブーツを見せれない

ブーツを全面的に主張したい人には不向きだ。よくも悪くもブーツが覆われるので、ブーツを見せる範囲は小さくなってしまう。ロールアップをして穿く設計ではないのでブーツを見せたい方は、ストレートやゆるいテーパードジーンズなんかを持ってくるといいと思う。


こんな穿き方もありかも

ある雑誌で、古着のフレアデニムをリメイクして穿いているのがめちゃくちゃかっこよかったのを覚えている。それは、裾広がりのデニムをあえて9分丈くらいにカットしてサンダルなんかと合わせて穿く穿きこなしだ。
気になったら古着屋やセカストなんかで手頃なパンツを買って楽しんでもらいたい。
夏にTシャツとカットオフのフレアデニムにサンダル。ラフな着こなしが最高にクールになるだろう。


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