昨夜の夢(10/27)
※悪夢でした。
教室にいた。
青緑の壁紙からしてここは小学生だった頃の教室で、このクラスの担任は小学3、4年生の時に厳しくも愛情を持って接してくれたU先生だ。私の席は最前列でU先生の机の手前。
周りの生徒たちは大体高3っぽい。ということは私もそれくらいに戻ったのだろう。
これは実生活で締め切りに追われストレスを感じている人の夢によくあるパターンだとは思うが、
どうやらクラスの中で私だけ2回くらい期末テストを受けずに宿題も溜め込んでいるらしい。
試験範囲は架空の文学史と哲学史で、過去200年くらいの歴史が範囲だった。
そうやって焦っていたら、謎の授業が始まった。スクリーンにドキュメンタリーを映して鑑賞する時間らしい。
7畳くらいの黄ばんだプラスチックでできた独房のような部屋があり、
その部屋は亡くなる間際ではあるが何がなんでも生かさなければいけない人間が詰め込まれていた。
その中では不祥事を起こした40-60代の重要とされる役職に就いていた男性が7人、寝返りも打てない狭さの簡易のベッドに横たわっていた(寝る前まで開票速報を見ていた影響でしょう)。
ドキュメンタリーはその部屋を担当する医者が入って処置をする様子が映っている。
とてもではないがどの男性を見ても両目が外側を向いて口をガクガク広げていたり、
頭を抱えながら左右に激しく転び叫んでいたり、
酸素マスクを被り放心状態で痩せ細って状態を反っていたり、かなり悲惨な様子だった。
7人も担当するなんて、この医者はどうやって精神を保っているのだろう。そもそも保てているのだろうか。
その中で担当医は入り口に一番近いベッドにいた40代男性の患者の様子を見ることになった。
様子を見るとはいえ、その患者は打ち上がった魚のようにずっと激しく痙攣を起こしている。
なのにその医者は何事も起こっていないかのように接しており、最後に励ましの言葉をかけて去った。
そのドキュメンタリーを観て、呼吸が浅くなってきてしまい、とてもじゃないがそれ以上観ることができずパニックに陥った。
今この瞬間にこのような空間が存在しているのかと考えようとすると頭の中が真っ白だ。
この様子を心配したM君が私の席に来て、肩を撫でて一緒に深呼吸をしてと落ち着かせようとしてくれた。
私はU先生に身振り手振りで「この映像はとてもじゃないがこれ以上観れない」と伝えようとする。U先生は紙切れを机の上に置き、そこに書くようにと言った。
(夢が途切れる)
宿題を終わらせないと。3Fの図書室に向かう。
50人分の席は8割埋まっていた。
机は部屋の中心の大きな柱を円の形に囲んでいるが、入り口の左右隣には普通の学習室のような配置のテーブルも5台ずつ並んでいる。
談笑しているグループがちらほらいた。ここの周りは静かだろうと奥側の席に座ったが周りの子たちも談笑をし始め、私は入り口すぐのテーブルの方へ席を移した。
そうしていたら、雨が降りだした。
図書室は半分屋外なので自分のノートが濡れ始めた生徒たちは急いでその場を去り始めた。
あんな残酷な映像を観て苦しくなっても、雨が降っても、持って来たヴァージニア・ウールフの小説を読み込んで架空の英文学史の暗記を試験に向けて頑張らないと!と黙々と本との睨めっこを続ける。