マザーにツボり、エージェントにキレる。後編
ホームステイ中に起きた出来事について書いたら、思った以上に長くなってしまいました。今回が最終回です。
世の中には色んなタイプの人がいて、考え方も人それぞれ。
ただ、国や宗教や年齢に関係なく、2種類の人がいる。
そんなことを考えた出来事でした。
マザーが娘の留守中に、男性を家に入れた事をきっかけに、ステイ先の変更を決断した私。
ただ、マザーに対しての嫌悪感はありませんでした。
単純により過ごしやすい環境を求める権利があると感じた私は、変更希望の理由は食事面と環境面にのみ焦点を当てて、エージェントに伝えようと思っていました。
しかし。
エージェントは私の希望を一切聞き入れず、最終的には決定打となった一番の理由を言いざるおえない状況になってしまいました。
私が話す内容が、今後、ホストとしての仕事に影響が出ることは避けたいということ。マザーが嫌いな訳ではないということ。ただ、私自身、この環境で残りの滞在を過ごすのは厳しいということ。
言葉を選びながらエージェントに伝えました。
しかし。
その女性は、笑いながら、
「エッチする音が不快だったら、壁でも蹴って嫌だってアピールしなきゃ駄目。
日本とは文化が違うんだから。」
エージェントは日本人女性でした。
周りの全ての友人、知人(中には性に開放的な国出身の子もいました。)が「ステイ先を変えるべき。」と言っていた中で、唯一真逆に近い意見を言ったのが、エージェントでした。
結果、私はホストを変更することもレジデンスに移ることも出来ませんでした。
エージェントにはホストには何も言わないことを約束してもらい、オフィスを後にしました。
確かにエージェントの意見は一理あるのかもしれない。
でも、同時に一番その意見を言うべきでは無い立場の人に言われたことがショックでした。
あのひとは、未成年の女子が相手でも同じ言葉を言うのだろうか。
そんな不信感の先には、ひとつの嫌な予感もありました。
そして、その予感は的中します。
エージェントと話した2日後からマザーの態度が変わり、私の予定に干渉するようになりました。
エージェントに確認すると、「話す機械があったので、夕食に関して注意した。」との返答が。
いや、言わないって約束したよね。笑
彼女の判断、言葉は私の考えるエージェントとしての役割の真逆の連続でした。
ここで、私はキレました。
怒りが収まらないまま帰宅し、マザーに話がしたいと伝え、エージェントに何を言われたか問いただすと、「〇〇(エージェントの女性の名前)は、あなたがシャイだから言いたいことが言えないと思う、って言ってたんだけど、あんた全然シャイじゃないよね?」と。
マザーの仰る通り、私はシャイではありません。
たまに、関わるのが面倒なときによし、空気になろう。と仮面シャイをすることはありますが、基本は違います。
マザーもエージェントの言葉に違和感を感じたらしく、私たちはお互いの本音を言い合い、既に帰ってきていた娘もそこに同席し、最終的には「おまえはファミリーだ。」と熱いハグをされました。
何度も言いますが、初めからマザーに対しての嫌悪感はなく、それはずっと変わらず、キャストを預かっている最中におじさんを家に連れ込んだことも、国の違いや文化の違いではないと思ってました。
それがマザーなんだ、と。
きっと、イギリスでもそうしない人はいるし、日本でもそうする人はいる。
そして、普段フリーセックスを楽しむ友人がマザーのしたことを批判し、私を心配したのは、それをすることはお金を貰って人を家に入れるホストとしてのマナー違反だという考えがあったから。
私含め、誰一人マザーのセックスに嫌悪感を示したのではなく、それをしたタイミングがホストとしてのマナー違反だということに対しての嫌悪感でした。
実際に全員がそうでした。
エージェント、ただ一人を除いて。
この一連の出来事を聞いた友人たちは私以上にエージェントに対して怒り、家を探そうとしてくれる子までいました。
世の中には2種類のタイプがいる。
自分を持っている人と、持っていない人。
自分を持っていない=意見が言えない、流される。
ということでは無いと思う。
それぞれの定義って何なのだろう?
自分が無いというのは流されやすかったり、優柔不断だったりすることだと考えていた。
でも同時に、流される自分も時には必要だったり、慎重であるが故に優柔不断に見えることは、自分を持っていないというのとは違うのかな、とも感じる。
自分ルールがいつでも一番で、そのルールすら自分都合で変える人。
それが、他人から見たらあざとくてもいい。
いつ自分ルールを変えてもいい。
他人からどう見られたって関係ない。
それは「自分を持っている」ということだと思う。
ただ、そのルールで自分以外の誰かを断りなく巻き込んでしまうこと、それこそが「自分を持っていない人」の行動に感じる。
その積み重ねは、自分を見失っていく。
そして自分を見失っていることすら見失う。
そういった人たちの行動は予測が出来ないし、筋が通ってないから理解ができない。
何故なら、当人が筋が通ってないことを理解していないから。
エージェントの女性は、我は強かった。
一見、自分を持っている方だと思う。
でも、自分ルールで人を裏切る。
そして、きっと彼女は約束を破った罪悪感も無かったと思う。
私とした約束も覚えて無かったのかもしれない。
覚えてたとしても、自分の都合良く約束の内容を作り変えたのかもしれない。
自分を持っている、持っていないの違いは他人に強要するかしないかの紙一重なのかな、と感じた。
私は自他共に認める変わり者好きなので、寄ってくる人も近づいていく人もかなり変人が多い。
そしてそれは日本でなくても同じだったらしく、ロンドンでも愉快な変人たちに囲まれて過ごしていた。
人間関係において、最期に判断するのは「好き」「嫌い」の主観でしかない。
どんなに人間的に優れてる人でも、なんか嫌いだったら付き合うのがしんどいし、その逆も然りで、みんなからの嫌われ者でも、自分にとっては面白くて好きな場合もある。(理由にもよるが。)
ロンドンに来て、イギリス人は勿論、サウスアメリカ、ブラジル、フランス、トルコ、アラブ、イタリア、ロシア、中国、韓国、ドイツ、ギリシャ、、、様々な国の人と出会い知れば知るほど、国ごとの特徴や性質なんていい加減に書かれてることを実感する。
日本人が真面目、綺麗好き、そう言われるのと同じ。
ロンドンで出会った日本人たちは確かにシャイに感じることが多かった。
でも、それと自分を持っていないとは違う。
エージェントの彼女は、日本人とその他の国を比較してたけど、彼女こそが「外国人」「日本人」の違いを国で見すぎていた。
この一件は、怒りこそしたけれど、私の「日本と日本人」に対しての興味、もっと知りたいと思うきっかけだったように、今振りかえると思うのです。
This story is about a problem of host mother and my agent.
my agent is Japanese women.
I told her I hope to move to my stay.
But she said no.
Finally, I said all reasons why I wanna so.
I choose words carefully what I should say.
She just rough, and she said: you had to tell her if you don’t want.
I couldn’t change my room.
I promised with her don’t say my host anything.
I could understand her words.
But at the same time I shocked because I feel she is the most person who mustn’t say that.
And after that, she told my host mother about that break the promise.
Why I knew about that, I just felt mother’s attitude changed before.
She wanted to know my schedule every day.
I was angry after the news was revived from agent.
I and host were talking our feelings honestly and seriously.
We could become like family more than before.
I thought there are 2 types of people in the world.
"Have myself" and "No have myself".
I don't think "no have myself" mean what if you don't have strong opinion or indecisive.
Becouse these sometime need and have good side in some situation in our life.
These two types are similar without a thing.
It's "force" or "no force" for another people only that.
My agent seems to have own opinion, also originally character, but she forced her thinking another people.
Also she did not keep our promise with her mind in particular.
If we don’t have ourselves, we will lost ourselves, further we couldn’t notice it.
Actually I have a lot of kind of friends from any countries.
Everyone have different characters.
Strange and funny.
They have a original rule each other.
But they never force another people of course me.
We shouldn’t mind where is from, which country.
Everything is depend on people even we have deference culture.
I’ve interested in Japan and Japanese more than before since that time I think.
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