LG gram のメモリーはどこにあるのか?
最近17インチがラインナップされるなど新型が発売され話題になっているLG gramシリーズ。
私はLG gram 13Z980-GA56Jを一年ほど前から愛用している。
このパソコンの特徴として、軽さやバッテリー持ちの良さが挙げられることが多い。
しかし拡張性の高さも大きな魅力の一つだ。
USB type Aが2つにマイクロSD、充電対応のUSB Cも備わっており、更にメモリの空きスロットが1つと、M.2スロットにも1つ空きがある。
最近ではメモリの空きスロットがあるノートパソコン自体珍しいと思うが、LG gramはストレージまで拡張可能なのだ!
しかも、購入後であってもアップグレードのサービスが受けられ、このサービスを利用してアップグレードすれば保証も継続される。
しかし、当然ではあるが料金はサービス料が結構かかってしまう。
今回私はメモリの増設をしたかったため、この8GBのメモリを購入し、自分で増設した。
値段は6,000円程度。公式のアップグレードサービスの半額以下だ。
そんなわけで、ぱぱっとアップグレードした。
こんな感じの基盤に、
メモリを追加。
しっかりデュアルチャンネルで16GB認識されている。
これで万事解決なのだが、一つ気になることがあった。
上にも貼ったこの基盤の写真では内蔵メモリーが乗っていないのだ。
おそらく基盤の裏に搭載されているのだろうが、もう一回パソコンを開け、マザーボードまで取り外すして見るのは億劫だ。
ネットで調べてもほとんどの人がメモリやSSDの換装しかしておらず、基板の裏までは見れない。
そんな中yotuberのめぐみさんが分解動画を出していた。
めぐみさんのLG gramはLGからの提供品だそうだが、裏蓋を開けるだけでなく、CPUクーラーやバッテリーを外し、マザーボードを取り出していた。
結構、攻めた動画だ。
そんな貴重な、LG gramの背面がこちら。
ちゃんと4つのチップが乗っているのがわかる。
チップの文字など詳しくは見えないが、めぐみさんがレビューしたこの機種はメモリ8GBの製品なので、1つのチップあたり2GB分なのだろう。
もしLGの考えが「メモリのアップグレードはカスタマーサービスでのみでしか想定していない!」というものなら、背面にメモリを実装しつつも、アクセスしやすい表面にスロットを開けておくという設計にはしないだろう。普通2つのメモリが別の場所にあれば、マザーボードの設計が複雑になってしまうためだ。
最近はmac bookなどからきたと思われるノートパソコンの小型化、高級化の流れが強く、ユーザーのカスタマイズ性が軽視されやすい中、こんなに親切なノートパソコン設計は珍しいのではないか。
今後もLG gramをますます愛用することになりそうだ。
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