-長男出産-
妊娠して10ヶ月が過ぎ、予定日も過ぎ1週間経ったころ
私は身体の重さや、早く産んで会いたい気持ちからかなり焦ってイライラいました。
病院では、あくまでも自然分娩推薦のため
手を加えずに自然と陣痛が始まるのを待つというスタンスでした。
予定日を1週間も過ぎると、悠長に構えて居られず
出産の恐怖をお預けされてる分本当にイライラしていて
散歩やスクワット・掃除や焼肉・オルナミンCとか
出産促進するというありとあらゆるジンクスを試しました。
結局生まれたのは予定日から14日後でした。
出産の3日前の夜に、お腹の張りと定期的な痛みで眠れず
陣痛カウント開始。初産だったので、10分間隔で来てね。
と言われていたので、測りだいたい10分間隔で明け方病院に行きました。
しかし、子宮口1センチ。
直ぐに家に帰されました。
痛いのに、10分感覚なのに?
もどかしくて痛くて、不安しかなかった。
家に帰るも寝れず、食べづわりだったのに全く食べられず
飲まず食わずで夜まで過ごし、いい加減病院行きたいと思って病院に行くも
子宮口3センチでまた帰宅。
初産なのと、自然分娩スタイルなので
病院に入れるのは子宮口5センチからだった。
帰っても、また寝れず飲まず食わずで
その事がさらに出産を遠ざけたんだと思う。
そして、最初の病院からまる2日目
心配で見に来てた母がさすがにいよいよだよ。ということで病院へ。
子宮口5センチでやっと入院したけど、病院で入院の準備してる間に
何故か遠ざかる陣痛。
痛みも張りも強くなってるけど、感覚は15分とかに伸びて薄暗いフリースタイルで産む部屋の中で不安になってきた。
それでも子宮口は何故か開いて8センチになるも
看護婦さんも陣痛の感覚短いし…という感じ。
そこで看護婦さんの提案で、私が飲まず食わずだから何かしら甘いのを飲んでみたら?と提案を受ける。
そこで私が3日ぶりに口にしたのは、ココア。
この時のココアの味は大袈裟じゃなく10年経った今も忘れられない。
そこからびっくりするくらい、元気になって
元気100倍アンパンマンになった気分!
陣痛の感覚が3分になるも、長男の心音が下がり
看護婦さん達がバタバタし始める。
このままフリースタイルでは産めないと結局、そのままあれよあれよという間に分娩台に乗せられて
子宮口をマッサージされる。
会陰切開をしたくない私の希望に応えてくれたのですが、結果やっぱり切れました。
体感では10分位の出来事だったけど
ココアを飲み、3分感覚になり産まれるまでは1時間ほどかかりました。
この時はまだ気づいてなかったけど、私は陣痛が弱いタイプであまりなみにのらないみたい。
そういう体質の人がいることをこの時の私は知らなかった。
これにて、長男出産編終わります!