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減量中は脚トレを捨てて上半身の筋肉を守れ !!

今日は減量中は脚トレを捨てて上半身の筋肉を守れというお話をしたいと思います。いきなりいろんな人から叱られそうなタイトルなんですけれども、今回の話はボディビルダーや、脚の筋量が絶対的に必要で重要視している人には殆ど全く関係の無い内容になっておりますので、よろしくお願いします。私のように、とにかく減量中にせっかくつけた上半身の筋肉を1mmたりとも失いたくないという人達に向けた戦略のお話になっております。という事で、本題にはいっていきたいと思うんですけれども、全身の筋肉量における下半身のしめる割合はどれくらいかご存じでしょうか?

6割~7割と言われています。そうとうな量を下半身の筋肉が占めているという事になりますね。減量中というのは、家計で言えば収入が減り、赤字の状態で、できるだけ節約しなければならないという状況です。生活を維持するのがやっとの状態で、余計なコストはできるだけカットしたいわけですが、そのコストの6~7割をしめる脚トレを捨てる事で大幅なコストカットが実現できるという事なんです

この考え方はクリスチャン・ティボーのmuscle migrationの考え方が元になっています。元々のmuscle migrationの考え方は遺伝的な限界まで筋量が到達した場合、各部位のトレーニング強度を調整して、大きくしたい部位に他から筋肉を移動させるという考え方です。筋肉が移動するというと多少の語弊があるかと思いますが、割り振りをやり直すという感じの方がイメージとしては正しいのかもしれません。もちろん、減量期は筋肉量の遺伝的な限界を迎えた状態とは全く違っていますが、増量期にしっかりと下半身にため込んだ筋肉をある程度犠牲にしながら、上半身の筋肉を守るという考え方や方法論は同じという事になります。

基本的に、下半身のトレーニングをやらないだけで、他の部位の強度は上げないようにするのがポイントです。もともと他の部位のトレーニングボリュームが最適に調整されているという前提ではありますが、下半身のトレーニングを削ったとしても他の部位のオーバートレーニングが避けられるとは限りません。実際にトレーニングトータルでのボリュームは減りますので、他の部位でトレーニングが足りていない部位があるのであれば、それを埋めるのは良いと思います。ボディメイクで色んなタイプのスタイルを目指している人がいると思います。私の場合は、低身長で脚が短くできるだけボトムヘビーな体型にはなりたくありません。脚が太くなればそれだけみっともない姿になってしまいます。ビルパンをはいていつも脚を全部だしているのならともかく普段着では、ただのずんぐりむっくりのおっさんになってしまうわけですね。とても不幸ですよね。ただ脚トレが嫌いというわけでは無く、むしろ好きな方なので増量期には目いっぱいやるようにしていますが、減量期はその貯金を上半身の筋量を維持するためと、減量を早く進ませるためだけに利用します。私がもしボディビルダーならばこんな戦略は絶対にとらないですが、今後コンテストに出たとしてもフィジーク以下のクラスになると思います。今の時代はフィジークでも脚の筋量が求められるところですが、何度も言いますが私はあまり太い脚は似合わないしそもそも求めていません。

自分が目指す体型に合わせて戦略を考えて、それがばっちりはまると本当い筋トレやっててよかったと思いますよね。私が目指しているスタイルと同じようなスタイルを目指しているかたは、今回の方法を試してみる価値は十分あると思います!脚トレをしばらくサボれるのもだれかにとってラッキーな事かもしれませんね。

次回の記事は「減量の時に脂肪と一緒に筋肉を失わないための6つのポイント」をお届けします♪

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