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50代のジジイのメンヘラ文章

カッコつけて言う訳じゃないけど
音楽なんて売れたくてやってる訳じゃないんだわ。そりゃ生活に困らない程度には欲しいけど大儲けなんか別にしたいとも思わないんだけど
冒頭でカッコつけて言う訳じゃないけどって言っといてなんだけど、腹を割って言えば正直やっぱ売れたいとは思ってやってきた。
じゃあ冒頭の言葉はうそか?それがうそではないんだわ。冒頭で言う売れてる状態ってのは要するに金持ちになるとか、有名人になってチヤホヤされるとかそういう事で、この歳になって気がついたおれの「売れたい」って気持ちは才能の認定証が欲しいみたいなもんなんだわ。
個人的に「こんなカスみたいなやつが?」みたいに思う売れてるやつはいっぱいいるよ?けどそれはおれの好みであってやっぱ売れてるやつは才能がある。音楽を作る才能だけじゃなく、商売的な才覚、タイミングに合わせられる才能とか、努力の才能とか。
じゃあ売れてないことは才能がないってことになる?いや、ぜんぜんそんなことはない。ほんとに売れてなくたって天才みたいなやつはたくさんいる。じゃあそれでいいじゃねえかって話なんだけど、自分のことちゃんと客観視出来る?おれなんか割と図々しい方だから普段から根拠のない自信みたいなのはある方なんだけど、いきなりその自信がなくなることだってあるね。ぜんぜん客観視出来てないんだよ。ハイかローかでしか自分を見れてない。
まぁめんどくさくなってきたから戻るけど、要するに売れてないってのは「才能がない」「おまえの作ってるもんはぜんぜん良くない」って言われてるみたいな気がする時があるんだよ。
要するに自己評価指標、確認として売れたいんだよ。売れたぞ、よかったーおれはやっぱり才能あったんだー、この為に産まれてきたんだーって。
そこら辺の学生と一緒。

けど今日バンドでスタジオに入ったらかっこいい曲が出来たんだよ。むちゃくちゃカッコいいんだ。おれたちは天才だよ。スタジオに入る度に曲が出来てる。レッドツェッペリンだよ。
いや、マジで。

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