soumbalgwang 来日⑦

今どき、人は文書を読みたがらないという。
だがしかし、これだけは読んで頂きたい。
フロントマンのカン・ドンスが主に答えてくれたものだが彼の音楽への真摯な態度が感じられると思う。ちなみに彼は日本のインディーズバンドについておれもよく知っている。

soumbalgwang インタビュー

Q1. Soumbalgwangがどんなバンドなのか教えてください。

Soumbalgwangは2016年6月23日、歯科医院のビルの地下で結成されたバンドです。
初期にはジャングルポップ/ギターポップを演奏していましたが、ある瞬間、不可抗力的なパンクの血が沸き轟音を出すパンク·ロック/インディ·ロック·バンドに変化しました。それでも光を歌うという点では、結成当初から今も変わりません。

2019年にデビューEP「Huh」をリリースした後、2020年に1stアルバム「導火線」、2021年に2ndアルバム「Happiness,Flower」、2024年に3rdアルバム「火と光」をリリースしました。
2021年にリリースした「Happiness,Flower」で韓国大衆音楽賞最優秀ロックアルバム/最優秀ロックソング部門を受賞しました。

Q2.影響を受けたアーティストや文化など教えてください。

影響を受けた音楽家は本当に多いのですが、その中でも特にBeach BoysとRamones, Deerhunterに影響を強く受けたと思います。 Beach Boysの美しいメロディーと音の壁、Ramonesのシンプルでうるさい中にもあるポップなメロディーからは多くのインスピレーションを受けます。 Deerhunterはそのすべてが混合されてると思います。
そのためか、Soumbalgwangが本格的なアルバム作業/曲作業を始める時はいつもBeach BoysのPet Sounds、RamonesのRocket to Russia、DeerhunterのMonomaniaといったアルバムを聴いて始めます。

Q3.韓国のインディーズシーンについて教えてください。

韓国のインディーズシーンは90年代から始まりました。 パンクバンドのCrying Nut(크라잉넛)とNo Brain(노브레인)、グランジバンドのCocore(코코어)、モダンロックバンドのSister Barbershop(언니네 이발관)がインディーズの始祖格であるバンドではないかと思います。

2010年代半ばまでのインディーズシーンは多様で良いバンドが多かったです。 今思いつくチームは3rd Lines Butterfly(3호선 버터플라이)、Yalgaedle(얄개들)、Shadow Palace(그림자궁전)、Seogyo Group Sound(서교그룹사운드)、404、Kuang Program(쾅프로그램)、Ankle Attack(앵클어택)、Hweigidong Danpyunsun(회기동 단편선)、Bamsum Pirates(밤섬해적단)、Amateur Amplifier(아마츄어증폭기),No Control(노컨트롤), Leaves Black (검은잎들) ,Bloodberry(블러드베리) ,Goonam(구남과여라이딩스텔라),Galaxy Express(갤럭시 익스프레스),Look and Listen(룩앤리슨),Bamsinsa(밤신사),Sunkyeol(선결)などがありますね。 このうち、ほとんどのバンドは今消えたり、活動が少なくなっています。

現在、韓国のインディーズ音楽シーンは、聞きやすい音楽に重点を置いているようです。 もちろんその中でも素敵なバンドが多いですが、メインストリームを目指す雰囲気というか。 アンダーグラウンドの実験的で猪突的なミュージシャンは数人残っていません。 だから面白くありません。 それでも私が住んでいる釜山の音楽家たちが、絶えず顔色を伺わずにやりたい音楽をしているようです。 ジャンル的には関わっていませんが、一途な歌手たちが音楽をする雰囲気なので面白いです。 釜山のバンドはilygyne(일가인)、Cheap n Sweet(칩앤스위트)、Yajasu(야자수)、Seaweed Mustache(미역수염)、Leaves Black(검은잎들)、Say Sue Me(세이수미)、Bosudong Cooler(보수동쿨러)の7組をお勧めします。

Q4. 日本の音楽、その他の文化で好きなもの、シンパシーが感じられるものがあれば教えてください。

ナンバーガール、あぶらだこ、INU、THE STALIN、裸のラリーズ、フィッシュマンズ、はっぴいえんど、ギターウルフ、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、青葉市子、ミドリ等々、日本には好きな音楽家がとても多いです。 最近は日本の70-80年代のアンダーグラウンドバンド文化をYouTubeで勉強がてら探しています。 本当に膨大でかっこよくて、 多くの影響を受けています。

Q5.日本に来る時、楽しみにしていることは何ですか?

6eyes兄さんたちと再会すること、知らない音楽家たちに会って、友達になって交流することです!

Q6. 最後に今回の来日公演についてそれぞれ一言ずつお願いします。

パク・ソンギュ(ギター):

チカラさん!NewJeansに連れて行くと約束したのに守れなくてすみません!
Soumbalgwangが今回の公演以降も日本で活発に活動できるようになれたらと思います。

キム・ソンビン(ベース):

みなさんお元気ですか? 日本食を食べるたびに、みなさんも美味しくごはんを召し上がっているだろうかと考えています。最近は日本の焼肉とネパールのカレーが食べたいと思っています。みんなで公演後に食べに行ったら面白そうですね。 楽しく過ごしていることを願います。近いうちに会いましょう!

マ・ジェヒョン(ドラム):

来韓公演の時に深く感銘を受けた6eyesと同じ舞台に上がるなんて本当に光栄です! 日本のみなさんもよろしくお願いします!

カン・ドンス(ボーカル・ギター):

騒がしく遊びましょう!

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