2024年4月インプットまとめ

映画『すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』
すみっコたちが、工場に閉じ込められてハードな労働をさせられる。最後は世界観の優しさで和解したが、理解はできなかった。
そもそも序盤にほのぼのみんなでぬいぐるみを作っているときから、「労働は良くない」と思いながら見ていたのに、最終ノルマ1000個になって辛すぎた。道に迷って工場に辿り着いたら、翌日工場長が家まで車で迎えにきて働かされるし、寮に住まなきゃいけないし、ラジオ体操あるし……
そういうディストピアめいた物語は好きだが、すみっコぐらしで観たいものではなかった。

映画『オペレーション・フォーチュン』
敵の手に渡った『ハンドル』をスパイチームが回収する話。敵との対立だけでなく、味方の別部署からの妨害が激しい。
ターゲットに近付くためにハリウッド俳優を脅して味方につけ、その俳優をエサにターゲットに近づくアイデアが面白かった。素直にターゲットを脅せばよいのでは?と思ったが。

ゲーム『ビルシャナ戦姫』知盛√
他4人の√は壇ノ浦で平家が敗れて史実通りに終わるので油断していた。知盛√では、壇ノ浦の戦いで源平が和解する。海に身を投げるも生きていたというご都合主義な展開よりは、よほど良かった。
どこかで分岐して、攻略キャラ5人の大団円エンドの可能性があった。
最初はヒロインの泣き顔に惹かれていた知盛だが、最終、彼女の笑顔を見たいと思うようになる。能力のせいで他人を犠牲にしてきた過去から、諦観的な性格になっていたことが明かされる。
自然なストーリーなのだが、特筆すべき点がないようにも思える。彼は人の痛みが分からないわけではないし、優しさがないわけでもない。ただそれを飄々とした態度で隠しているだけ。そういうキャラは好きだが、よくいるよなとも思う。

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