2024年2月インプットまとめ

映画『メイズ・ランナー: 最期の迷宮』
火が回った建物から逃げるシーンがあるのだが、そこで「上へ」と言いながら逃げるので、煙は上に行くのでは…と思いながら見ていた。最終、屋上から飛行機に飛び移る必要があるので仕方ない気はする。

映画『孤児院 La révolte des innocents』
孤児院の話というより、孤児院の裁判の話だったのでタイトルはこれでよいのか感がある。
ごちゃごちゃして面倒くさい話だなと思って見終わったら、実話をベースにした話らしくびっくりした。

映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』
ポップなギャグスパイ映画。全ての画面が明るくクリアで見やすい。
敵のボスは部下がミスをするとミンチにしてハンバーガーにして新人に食べさせる狂った女だった。作中で3人くらいミンチになった。主人公も、記憶喪失の仲間の記憶を取り戻すために部屋を水没させたりして溝が深まったりして、随所に笑いどころがある。
ひどく下品な笑いなので、この作品で笑ってることを人に知られたくはない。
「カントリー・ロード」のことを『耳をすませば』の作中歌だと思っていたので、洋画で聞くことになってびっくりした。本物なんだ…
主人公が踏んだ地雷をマーリンが代わってくれ、敵を引き寄せてから足を離す最後のシーンで曲が流れている。彼が注意を引くために大声で歌って、それに華やかなバックコーラスがついていて良かった。勇敢な人に手向ける花は美しい方が良いからね。

映画『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』
主人公は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の吉良吉影めいたところがある。二重人格の人格の方が見えているが、喋るタイプのスタンドと思えば納得できる。
報われてほしかったが、最後に自分の殺人衝動の血を引いた娘に刺殺されて終わる。終わったと思ったら夢オチだったので不満。
全体としては暗い雰囲気で、殺人衝動と抗う主人公と、殺人すべき理由が次々現れて計画が台無しになるさまが面白かった。

小説『三体 1』
https://www.hayakawa-online.co.jp/smartphone/detail.html?id=000000015717
素晴らしい読書体験が戻ってきた。やっぱり私は本が好きだな。
メタ的なことを言うなら、この本を読むことはVRゲーム「三体」をプレイすることと同義なのだと思う。それだけで小説一本書けるだろうというSF世界観のネタをVRゲームの攻略のためだけに惜しみなく使ってくる。それは膨大な情報を圧縮しているということであり、作中の構成と同じだ。
陰謀論にハマる根のような物語。
『1Q84』も月が2つあったなと、思い出した。
史強という野性的な勘の鋭い警官が出てくるが、『屍者の帝国』のバーナビーと同じ役割で配置されている気がする。抽象的な物語において、主人公は学識のある、頭の中で物事を捏ねくり回すのが好きな人物になりがちだ。とはいえ、そんな人物ばかりでは物語は進まないので、勢いで物語を進行させられる人物が必要になるのだろう。
智子の仕組みはよく分からなかったが、次巻以降を読み進めれば分かるのではと思っている。
多体問題については、『マルドゥック・スクランブル』のウフコックというネズミを思い出した。彼は内側をひっくり返すことで、あらゆる物になれる。だから、たぶん次元を内側にひっくり返すことで陽子2個の形で地球に送られたってことではと理解している。(読み直したら間違っているかもしれない)
続きが読みたくてわくわくしている。

映画『特 刀剣乱舞-花丸- ~雪ノ巻~』
女性向け美少女アニメ。若干戦闘もあってプリキュアっぽさもある。
一言しか喋らないキャラが山程いて、感情は分からない。


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