2024年10月インプットまとめ
アニメ『彩雲国物語』2期
39話×2=78話もあるので長い。王の自覚を持てていなかった王が、自覚を持つ話としてきれいにまとまっている。
地方官吏となったヒロインの担当地域で病が流行り、王や他の貴族がいる前で、医師の派遣を要請するシーンがある。ヒロインは「きちんと年貢が納められていたら、年貢を納める民の顔が変わっても気になりませんか?」と啖呵を切るのだが、心の底から別に気にならないんじゃないかと思ってしまった。思ってしまった自分のことは嫌だなと思うが、思ったことは変えられない。
「生まれてきた子供が、きちんと年貢を納められる年齢になるまで何年かかると思ってるんですか?」みたいな詰め方だったら、納得できた。ヒロインや王様が情に脆いのは置いておいて、あの場にいた官吏の殆どはがめつくて嫌な性格の人間として描かれていたのだから、本気で説得したいなら、少なくともその場では相手に合わせる必要があるのではと思う。
燕青が良い男だった。ビルシャナの弁慶と立ち位置が似ている。
藍楸瑛のようなスマートな男が振られたり、悩んだり、弟に振り回されたりしているのをみるのは楽しい。
本『唯一無二の「声」と「間」で紡ぐ 情熱が伝わる言葉の力』
ナレーターの窪田等さんの本とのことだったので読んだ。そのまま原稿にしてYouTubeで限定公開にでもして、ナレーションか朗読したら良かったんじゃないかと思った。
普通のことしか書いてないので、内容として面白くはない。
アニメ『無能なナナ』
面白かった。続編が気になる終わり方。
ゲームの勝敗は誰が決めるのかを確認するのは大事だし、ゲームの盤をひっくり返すのも大事。
アニメ『未来日記』
エヴァ(1995)っぽい喋り方をするなと思ったが、2011年のアニメだった。
トイレと裸とキスシーンが多い。トイレはカットできると思うんだけど、カットできない事情でもあるのかと思うと嫌な気持ちがする。
展示『ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかった』
六本木の蜘蛛のオブジェを作ったルイーズ・ブルジョワの展示を、六本木森美術館でやるというので観に行った。
鬱々と美しいものは好きだが、鬱々と生々しい作品だったので苦手だった。見に行って良かったとは思うが。作品としてのエネルギーはかなり強いと思う。怒りらしい。
▼詳細の感想はこちら(⚠️音声投稿です)
https://note.com/6emado/n/n74a6f21e46ff?sub_rt=share_b
アニメ『ACCA13区監察課』
アニメなのに洋画みたいだった。おしゃれ。
アニメだと詰める間や、本筋とあまり関係しない会話も丁寧に描いているからかもしれない。テンポが心地よくて好きだった。悠木さんのお芝居が上手い。
ストーリーは淡泊な感じで進む。特別に面白い感じはしなかった。
OVA『ACCA13区監察課 Regards』
OVAなので、ストーリー展開は小さくキャラクターが好きでないと楽しめないなというのを実感した。
映画『パプリカ』
初見時(数年前)のインパクトがすごかったが、2回目なので今回にはなかった。今敏監督の新規アニメーションが見たい。
OVA『薄桜鬼 雪華録』
キャラクターが好きなので楽しんで見ている。
島原潜入がバラバラの巻に少しずつ重複して入っているので蛇足ではある。
ゲーム『ビルシャナ戦姫 一樹の風』
FDとサブキャラのメインルート昇格の2部構成になっており、FD部分は全キャラプレイした。
乙女ゲームは、本編の恋愛エンドを続編を作りやすいかの観点でも考えた方が良いんじゃないだろうか。
頼朝√…CV古川さんの良さが生きている。本編ではぼそぼそ喋るなと思っていたが、距離感が近ければ気にならないので良かった。
知盛√…源平和解エンド後なので、攻略キャラが満遍なく出てきて楽しい。
教経√…知盛が、自分を慕ってくる重衡ではなく、武芸一筋で自分にも反発してくる教経を気に入っているのがよく分かる。
弁慶√…安心感は刺激とトレードオフなので、FDとしてはつまらなかった。他√もそうだが、秀衡様がヒロインのことをとても気にかけてくれているのは分かった。
春玄√…新たにサブキャラが出てきて驚いたが、あのエンドから既存キャラとの絡みを持たせるのは難しい。