2024年8月インプットまとめ
『シナモンと安田顕のゆるドキ☆クッキング』
別世界軸のシナモン(正式な名前は決まっていないが、アイシナモンというシリーズ名からアイシナモンと呼ばれるときもある)が主人公のアニメ&実写のハイブリッド。
アイシナ君の少年ボイスが可愛くて見ていた。
映画『オブリビオン』
【あらすじ】
エイリアンと交戦したことで地球は放射能で汚染され、大多数の人類は土星のタイタンへの移住を目指し、テットと呼ばれる宇宙ステーションに避難していた。
主人公ジャックは地球に残り、エイリアンであるスカヴの残党を攻撃したするドローンの修理にあたっていた。敵に捕らえられたときのため、以前の記憶は消されている。
ある日、宇宙船が墜落する。生存者はジュリアという女性一人で、どこかで会ったことがあるとジャックは感じていた。フライトレコーダーを回収しようとしたところを、二人はスカヴに捕らえられてしまう。スカヴは、テットを破壊するため核兵器を載せたドローンを改造するようジャックに依頼するが、ジャックは断る。
解放された二人は52地区で別のジャックと出会ったり、ドローンがジャックのチームメイトであるヴィクトリアを射殺するのを目撃し、真相に気づく。
70年前、ジャックとジュリアは共に宇宙飛行士として未確認飛行物体テットの確認に行った。そしてジュリアはコールドスリープに入り、ジャックは捕らえられ、大量のクローンを作成されて、エイリアンのために手先として働かされていたのだ。テットは宇宙ステーションではなく、未確認飛行物体だったのだ。
二人はスカヴの元に戻り、ジャック一人で核兵器を積んだロケットでテットの元に向かい爆発させる。ジュリアは娘と湖の近くで静かに暮らしていた。
そして最後に、52地区のジャックが彼女に会いに来る。
【感想】
SFは設定が難しいとはいえ、冒頭、主人公の3分くらいのモノローグで状況説明させるのは微妙だと思う。
ストーリーは普通に面白いと思うが、映画は単調な印象であまり面白いと感じられなかった。
トム・クルーズの顔のアップが多い気はする。シャワーを浴びてるシーンでは、シャワー浴びてるのに全然綺麗になっていかないけど大丈夫か?と思って見ていた。次のシーンでは綺麗になってた。
机をディスプレイにしてタッチ操作するハイテク機器、昔好きでよく見ていた「2050年の未来〜」みたいなYouTubeの動画そっくりで面白かった。リンクは消えてしまってたのでないです。
廃墟や自然など、引きの映像は美しくて良かった。
展示『タイキ展』
fgoマーリンのキャラデザを担当しているタイキさんの個展。キャンパスの凹凸でデザインを描いて、その上にデジタルイラストをプリントするみたいな新しい技法で面白かった。マチエール。
単純平面に描くよりずっと情報量が増えて面白いなと思った。音でそういうことをやりたくなった。
あとDIC川村美術館にマーク・ロスコ観に行きたいなった。思った2週後くらいに閉館が発表されて凹んでいる。
ゲーム『終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation』シアン√
※ネタバレあります。
たぶん他キャラのエンド踏んでからでないと見れない、微ハッピーエンドはある気がする。踏んだエンド2つともすごい暗かった。
舞台は、23歳までしか生きられない「死の呪い」が蔓延する国。人々は記憶と肉体のバックアップをとり、リライバーとして生きていくことができる。
ヒロインは周りに不幸をもたらすことから「死神」と呼ばれている。ある日、不審死事件が起こり犯人ではないかと疑われてしまう。突如現れた「死の番人」ことアンクゥに、呪いの謎を解けば普通の女の子にしてあげると言われ、事件に首を突っ込むことにする。
まだシアン√しかやってないんですが、たぶん誰かループしてますね。オトパの朗読劇を見た感じと、攻略キャラ選択画面で選択肢すら出てこなかったからアドルフかな…
SF的世界観にはめちゃめちゃツッコミどころがある。例えば、外の世界からやってきたのは「漂流者」一人だけなのに、ジグソーパズル持ち込まれている。そういう違和感は盛りだくさんだ。
また中世ヨーロッパっぽい街並みに、近代科学が持ち込まれている。科学じゃなくて魔法だったら良かったんですけど…というわけで、科学者であるシアンを一番に攻略することにした。
アンクゥとの初対面のシーンがとても好き。今まで「死神」と蔑まれてきたのに、「姫君」って言ってくれる男が出てきたら好きになってしまう。
さて、そのアンクゥがシアンだけはやめとけと、攻略キャラ選択直後に警告してくれるのだが、別に大したことはなかった。(この警告シーンも良い)
なお、シアンは人体実験はしていたし傲慢だったけど、技術開発に真摯な科学者だった。
リライバーになるときに感情は持ち越せないので、最後の記憶としてキスしてくるのはなんとなく想像ができた。
そしてリライバー化の最中にヒロインの死を持って感情が芽生えるのは遅すぎるのよ…瀕死のヒロインの記憶を自分の肉体にダウンロードするのは、まあマッドサイエンティストかもしれない。本人としては肉体を譲ってあげたつもりだったのだろうが、失敗してシアンの肉体に2人の人格で同居することになってしまう。
シチュエーションは好きだし、広義のハッピーエンドと言えなくもないけど、さすがにこれをハピエンと言うのは無理がある。
あとシスター・サロメが生首持つのは狡いって。これはceroDやむなし。