パッケージデザインとカレーの制作秘話に迫る!6curryレトルト第二弾「ルーローハンカレー」
みなさん、お待たせしました…6curryオリジナルレトルトカレー第2弾!「ルーローハンカレー」を販売開始します!🐷🍛
もうパッケージデザインが超かわいいし、ルーローハンカレー…その名前だけでよだれが出ちゃいますね。
このnoteでは、そんなレトルトルーローハンカレーの、制作秘話をご紹介いたします。📚
はじめに
今回は、毛色を変えてインタビュー形式でお届けします。
プロダクト全体統括をしているブランドデザイナーのYOPPYさん👩🎨、6curryKITCHENで食べる「あの味」をレトルトで完全再現した、カレープロデューサーの新井一平さん👨🍳のおふたりにインタビューしました!
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レトルトカレーをつくった背景
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💁🏻♂️まずはYOPPYさんに質問です!そもそもなぜレトルトをつくろうと思ったのですか?
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👩🎨 YOPPY:6curryKITCHENでは、このコロナ禍でまだメンバー全員がこれまで通りにKITCHENに訪れているわけではありません。
KITCHENに来るのを控えていたり、コロナを機に都心から離れた場所に引っ越したコミュニティメンバーにも、6curryのMIXを体験してもらいたい。「月々のメンバー権利として私たちが提供できるものは何か?KITCHENに来ずとも楽しんでもらえるコンテンツは何があるかな」とずっと考えていました。
その一つが、5月から始めた、オンラインでつながるメンバー専用SNS「6curryROOM」とミニワークショップ「CLASS」。
👩🎨 YOPPY:オフラインでもオンラインでも6curryらしいMIXが少しずつできるようになってきています。そしてコロナ禍に新しくできたメンバープラン「Home Delivery Plan」は月に3個まで6curryのプロダクトが好きな組み合わせで選べて、KITCHENに行かなくても6curryのカレーをおうちで楽しめます。
スパイスキット、レトルトカレーなどを選べるのですが、ずっと同じ商品しかないのは魅力的ではないし、味にも飽きてしまいますよね…!Home Delivery Planを選んでくれているメンバーのために、新しいプロダクトを開発するのは急務でした。
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💁🏻♂️コロナ禍では、どんな商品が生まれたんですか?
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👩🎨 YOPPY:別のnoteでも紹介しているのですが、おうちで簡単にカレーがつくれるスパイスキットや、冷凍パックの山椒キーマカレーなど、KITCHENに来なくても自宅で6curryこだわりのカレーを食べれる、そんなアイテムを優先的につくりました。
noteでは初公開✨山椒キーマカレー
6月に発売開始した「山椒キーマカレー(冷凍)」。山椒キーマカレーは、爽やかな山椒の香りとぴりっとした味がひき肉と絡んでクセになるカレー。旨みと私たちの想いを一緒に冷凍してギュッと固めています😌
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💁🏻♂️色々つくってるんですね👀!
それでは、今回のルーローハンカレーについても教えてください!
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👩🎨 YOPPY:KITCHENでも大人気のスペシャルカレー「ルーローハンカレー」は、台湾名物のルーローハン(魯肉飯)を6curryのカレープロデューサー 一平ちゃんがスパイスを使ってアレンジしたオリジナルスパイスカレー。ゴロゴロ入っている豚肉と椎茸の旨みが合わさった甘じょっぱいカレーソースが、ひとくち食べると口の中でとろけます😚
パッケージデザイン制作秘話
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💁🏻♂️すごくかわいいデザインが目を引きます!
このデザインができるまでの過程を詳しく教えて下さい!
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👩🎨 YOPPY:実は、第一弾のレトルトカレー「ポークビンダルカレー」の時から、レトルトカレーの型はできていました。前回はSNSでアンケートを実施し、一番人気があったものを選んだんです。そうして出来上がったデザインの型で、ルーローハンをどう表現するか考えはじめました。
前回のデザインの過程も少しお見せしますね。
👩🎨 YOPPY:このデザインの中から、投票でベースのデザインがBに決まりました。『お皿は水色の方が6curryっぽい』『カレーのルーとご飯の図形のずらし方が絶妙に6curryっぽい!』など、投票でたくさんのご意見をいただくことができました。このアンケートで客観的に「6curryらしさ」を知ることができたので、そこで得た「らしさ」はその後全てのデザインに生かされています。
最終的には側面のところも写真をなくしてグラフィカルなパッケージデザインになりました。
👩🎨 YOPPY:6curryのレトルトカレーデザインの型ができていたので、今回はそこからどうルーローハンカレーぽくするか、どう遊ぶかを試していきました。
その型の中でルーローハンカレーらしさを出すために、まずはまだレトルト化はしていない6curryのレギュラーメニューのカレーたち全体の色バランスから考え始めました。
「もしレトルトパッケージにするとしたらどんな色を使うだろう?ルーローハンだけのイメージで作っても、今後もしほかの味をつくるときに、あの時あの色を使ったから今回はそれを使えないな…」という状況にならないように。これからも6curryらしいレトルトカレーをきっとつくっていくことになると思うので、色が想像しやすいベーシックな味のカレーから考えてみました。
👩🎨 YOPPY:パッケージを並べる中で1つ気づいたことがありました。ルーローハンカレーが他のベーシックなカレーと違う点、それは、ルーローハンカレーはいつもたまご・緑野菜・もやしなどのトッピングがされていて、ルゥとご飯だけの見た目だとルーローハンっぽくない…!というところでした。
今回レギュラーメニューではないスペシャルカレーをレトルトにするということで、パッケージのデザインにもトッピングを反映したものを検討してみました。
👩🎨 YOPPY:ここまでパターンを作ってから、6curryメンバー専用SNS「6curryROOM」の中でアンケートをとりました。個人的には台湾=赤のイメージだったので、赤い背景が1番票多くなるかなと思っていたところ…!意外にも黄色とオレンジが票が多く、トッピングのレイアウトは左から2番目のものが多いという結果に。メンバーのイメージはこんな色だったんですね。確かに、赤い背景だとポークビンダルーの色味とあまり差がないですよね!今回は黄色ベースでいくことにしました。
実はアンケートをとる際、トッピングのレイアウトは左から2番目のもの(1箇所に寄っているもの)が1番ルーローハンの実際の見た目に近いので多くなるだろうと予想していました。結果やはり実際の見た目に近いものが票が多くなりましたが、このパッケージはカレーを抽象化したもの。トッピングの配置も見た目よりカレー部分の抽象度と合わせたほうがいいのではないかと考え、1番右のパターンをベースに色やサイズ、レイアウトを検証することに。
👩🎨 YOPPY:左下がもとのパターン。そこからほうれん草の形を小さくし、緑と黄色の色をよりルーローハンカレーらしくてかわいい!と思える6curryらしいバランスに調整していくと…しっくりくるデザインになりました。
こうしてルーローハンカレーのレトルトパッケージデザインが出来上がったのです✨
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カレー開発秘話
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💁🏻♂️パッケージデザインにはこんなストーリーがあったんですね。
一平さん、味の方はどうなんでしょう?ルーローハンカレーについてまずざっくり教えてください!
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👨🍳 一平:ルーローハンは、台湾の国民食。五香粉(ウーシャンフェン)という5種類のスパイス(八角、フェンネル、花山椒、シナモン、クローブ)を配合して作るマサラ(混合香辛料)を使うのが特徴的です。
6curryのルーローハンの美味しさの特徴は、たっぷりの小エビ、干し椎茸と切り干し大根を使って旨味をギュッと引き出した出汁で豚肉をじっくり煮込んでいるところにあります。隠し味として「お酢」を使うことでほんのり効いた酸味が食欲を促進します。ここで更に、インドカレーで使われる、クミン、コリアンダー、ターメリックなども加え、台湾とインドがミックスしたここでしか味わえない新しい「ルーローハンカレー」というジャンルを確立しました。
スパイスと味のバランスの調和がとれた自信作です。
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💁🏻♂️紹介を聞いているだけでも、食欲がそそられますね…
まさに6curryの、「みんなを混ぜる、みんなが混ざる」というコンセプトを表しているようなカレーですね。おいしくないはずがない…
そんなルーローハンカレーをレトルトにする際のこだわりはなんでしたか?
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👨🍳 一平:ありきたりな味にしない。でも誰からも愛される味にする。
それが、ルーローハンを作る上でもっとも気をつけていたポイントです。
ルーローハンは香りが強いスパイスを多く使うので、食べやすさを追求するとどうしてもスパイスの量を減らしがちです。ただルーローハン本来の味わいはグッとさがってしまいます。6curryのルーローハンは、ルーローハンのスパイスに加え、インドの香辛料をブレンドすることでカレーとMIXした香りが食べやすさをアップしています。また、食材の旨味を最大限に引き出すことで味わい深く、また食べたいと思える味に仕上がりました。
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💁🏻♂️ レトルトでも本来のスパイスの味を再現しつつ、個性を引き出すことをトライなさったんですね。一平さんのカレーへの愛を感じます。
最後に、このルーローハンカレーを通して、みんなに伝えたかった想いを教えてください!
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👨🍳 一平:ルーローハンカレーは6curryメンバーが大好きなカレーです。年間40〜50種類は作るカレーの中でも、今や定番カレーの一員になりました。レトルトカレーを作る際にも、メンバーに試食をサポートしてもらい、KITCHENで出している味に近づけるために最大限の改良を重ねました。このルーローハンカレーは、6curryメンバーと一緒に作ったカレーなのです。
ルーローハンカレーを通して、6curryメンバーとの対話を感じてみてもらいたいです。
メンバーがこれなら行ける!と決めた味です。KITCHENで出しているカレーと遜色ない、大満足の味に仕上がりました。それこそ、いつかリモートででも全国の皆様と6curryのメンバーみんなで食べる機会も作れたら嬉しいなと思います。
6curryの定番であり、6curryの暖かさのこもったカレーを、ぜひみなさんにも食べていただきたいですね。
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このインタビューでは、レトルトカレー第二弾、ルーローハンカレーの製作秘話を伺いました!
レトルトカレー第二弾のルーローハンの魅力を感じていただけたでしょうか。たくさんの方の思いがMIXされた6curryのカレーをぜひ味わってください!🥄
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