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【白猫TCG】王ジュダデッキ紹介
twitterだと140文字しか書けないため、
デッキの構想からカードの採用理由などを
ブログにまとめることにしました。
今回は闇の王子とジュダを採用したデッキということで、
まず両者が繋がるカードがないかを考えました。
そこで≪闇の王子≫の厳しいルーン条件を達成させるため
≪Lジュダ≫でデッキの一番上を見ながら
≪アイリス≫でルーンを付けようと考えました。
デッキの色はジュダの色に合わせ赤か橙で悩みましたが、
闇の王子を活躍させるには橙のほうが虹ルーンをつけやすいため
主軸は橙にすることにしました。
橙を主軸とすれば、
≪闇の王子≫をサポートする効果をもつ橙キャラを
≪ジュダ≫によって再利用することができます。
ここも闇の王子とジュダを同じデッキに採用する理由になると思いました。
しかし橙の豊富なルーン付与サポートだけでは戦力に欠けてしまいます。
そこで攻撃力の高いアーチャーのキャラを採用することにしました。
これらは攻撃力が高いだけでなく、
≪闇の王子≫の低めのHPをサポートする≪アイシャ≫のルーンパワー、
闇の王子たちの高攻撃力を押し通すサポートをする≪ファルファラ≫など、
闇の王子たちをサポートするカードが存在します。
このようにして出来上がったのが以下のようなデッキです。
■LV1 7枚
≪アイリス≫×2
≪スタコラ虹たぬき≫×2
≪キャトラ≫×1
≪ヘレナ≫×1
≪キャトラ 茶熊Ver.≫×1
■LV2 8枚
≪ルビィ≫×3
≪カゲツ≫×2
≪エシリア 茶熊Ver.≫×2
≪チタ≫×1
■LV3 8枚
≪ジュダ≫×1
≪覚醒ルビィ≫×3
≪覚醒カゲツ≫×2
≪トワ 温泉Ver.≫×2
■LV4 7枚
≪L化ジュダ≫×2
≪闇の王子≫×2
≪アイシャ≫×2
≪ファルファラ≫×1
■LV5 2枚
≪闇の王子 ワールドエンドVer.≫×1
≪覚醒アイシャ≫×1
■モンスター 8枚
≪わんぱく小鬼≫×3
≪レベルメア≫×2
≪ガイコツ・アロー≫×2
≪バラムナーガ≫×1
■タウン 10枚
≪橙ソウル発掘場≫×4
≪私立茶熊学園≫×2
≪宿屋≫×2
≪弓術研究所≫×1
≪怪談パーティ会場≫×1
■ゲーム外 2枚
≪Lジュダ≫×2
では1種類ずつ採用理由を紹介します。
◇≪アイリス≫×2
中盤以降、≪Lジュダ≫をリーダー化した後は
ルーンとして付くカードを確認することができます。
自身も虹ルーンを持っているため、
序盤に手札に来てしまった場合はあえて効果を使わず、
この≪アイリス≫をキャラチェンジさせて育てることで
≪闇の王子≫のルーン条件を達成しやすくできます。
他にも、手札に≪トワ 温泉Ver.≫や≪レベルメア≫が
ある場合はあえて運試しに≪アイリス≫の効果を使い、
≪トワ 温泉Ver.≫≪レベルメア≫によって
コストを踏み倒して登場させることもできます。
◇≪スタコラ虹たぬき≫×2
1コストで簡単に闇の王子をサポートしてくれます。
STOP!能力も持っているため自分の山札を守ることができます。
◇≪キャトラ≫×1
STOP!能力をもつキャラは3枚までしかデッキに入れられません。
≪スタコラ虹たぬき≫が闇の王子を登場させた後に活躍する点に対し、
こちらは闇の王子を登場させる前に活躍するカードです。
山札からカードを引けるため、
手札を損することなく場に虹ルーンを出すことができます。
この点を評価し、スタコラ:キャトラを2:1にしました。
◇≪ヘレナ≫×1
好きなLV2のキャラを手札に加えることができます。
LV2の選択肢が豊富なためたくさん採用したいところですが、
今回は枠の都合上枚数を減らしました。
◇≪キャトラ 茶熊Ver.≫×1
闇の王子は強力ですがコストが重いのが難点です。
闇の王子が登場する前に負けてしまっては元も子もないため
防御札を増やす目的として採用しました。
◇≪ルビィ≫×3、≪覚醒ルビィ≫×3
闇の王子が到着するまでの時間稼ぎとして採用しました。
≪覚醒ルビィ≫によって手札が尽きることなく戦えます。
◇≪カゲツ≫×2、≪覚醒カゲツ≫×2
闇の王子が到着するまでの時間稼ぎ2号です。
≪カゲツ≫は相手キャラのレベルを変更することで、
自分ターン中に発生する相手の覚醒キャラチェンジを妨害できます。
また、≪覚醒カゲツ≫が非常に優秀で、
3コストと低コストで場に出すことができます。
このデッキはLV3を簡単に場に出すということが重要です。
≪闇の王子≫の迅速なキャラチェンジに繋がります。
LV2→LV3の覚醒セットを2種類(ルビィ、カゲツ)採用しているのもそのためです。
◇≪エシリア 茶熊Ver.≫×2
LV2として最低限のステータスをもち、
なおかつ味方キャラにルーンを付けることができます。
≪トワ 温泉Ver.≫とはLVも噛み合い、
7コストあればこの2枚だけで捨て山の好きなキャラを登場させることができます。
◇≪チタ≫×1
闇の王子をサポートする効果をもつ橙キャラを
手札に戻して再利用することができます。
≪チタ≫自身も手札に戻すことができるため、
≪ヘレナ≫や≪アイリス≫の上にキャラチェンジし
≪チタ≫自身を戻すことでLV1のキャラも再利用することができます。
◇≪ジュダ≫×1
2枚採用したかったのですが≪L化ジュダ≫と同名扱いであるため
合わせてデッキに3枚までしか入れることができません。
≪チタ≫と違い自身は戻せませんが、
闇の王子をサポートする効果をもつ橙キャラを
手札に戻して再利用することができます。
それだけでなく、ダメージを受けたキャラを戻して
再び場に出すことで疑似的に体力を回復したり、
キャラチェンジしていったキャラを戻し
再びキャラチェンジを繰り返すことで
攻撃回数を増やしたりすることもできます。
また、このキャラの攻撃を防御したキャラの攻撃-1というのも優秀です。
5/4キャラが苦手な格下の4/3キャラに相討ちされることなく、
一方的に倒すことができます。
◇≪トワ 温泉Ver.≫×2
下に付いている橙キャラを場に出すことができます。
虹ルーンは場に出ている時とルーンとして付いている時は
全ての色として扱うため、
虹ルーンである闇の王子なども問題なく登場させられます。
順当なキャラチェンジ以外にも
≪トワ 温泉Ver.≫によってコストを踏み倒し登場させた後、
それから≪闇の王子≫に虹ルーンを付けて育てるといった
裏道を用意しました。
また、ルーンパワーによって<ガード>を付与できるため、
闇の王子が攻防一体のキャラになることができます。
◇≪L化ジュダ≫×2、≪Lジュダ≫×2
このデッキ唯一の赤いカードです。
山札の上からプレイするカードの色は縛られないため、
橙デッキでも問題なく運用することができます。
≪アイリス≫とのコンボだけでなく、
次に引くカードを確認しながら戦うことができるため
単純にゲームを有利に進めることができます。
◇≪闇の王子≫×2
今回の主役です。
場に着地させた後は全ての効果適用を狙います。
闇の王子が自身でひとつ虹ルーンを持っているため、
虹ルーンを2つ付けると完全体になります。
どれも強力な効果をもっており、
散々暴れた後は主役その2にバトンタッチします。
◇≪闇の王子 ワールドエンドVer.≫×1
主役その2です。
≪闇の王子≫の上にキャラチェンジすることができ、
≪闇の王子≫が虹ルーン3つを達成していた場合は
4回攻撃が約束されています。
(①通常の攻撃
②≪闇の王子≫を外して攻撃
③≪闇の王子≫に付いていた虹ルーン1枚目を外して攻撃
④≪闇の王子≫に付いていた虹ルーン2枚目を外して攻撃)
他にも≪トワ 温泉Ver.≫などでコストを踏み倒して登場させ、
ルーンが無くとも高いステータスを活かして戦闘に参加できます。
≪闇の王子≫の隣に出せばまさにワールドエンド級の場になります。
◇≪アイシャ≫×2、≪覚醒アイシャ≫×1
≪アイシャ≫の登場時1ダメージは意外と使う機会が多く、
≪アイシャ≫が手札にある場合は
格下のキャラで相手に攻撃するのも怖くありません。
(体力5のキャラに攻撃4で突っ込んでも、
≪アイシャ≫の1ダメージで倒すことができます。)
また、≪アイシャ≫は体力+1するルーンパワーを持っており、
≪エシリア 茶熊Ver.≫などで≪闇の王子≫に付けてあげれば
さらに撤退しにくくなります。
≪覚醒アイシャ≫も闇の王子と相性が良いカードです。
≪覚醒アイシャ≫の下に闇の王子を付けた状態で
味方キャラがダメージを受けた場合、
即座に闇の王子が戦場に駆けつけてくれます。
(※ただし、そのダメージによって
≪覚醒アイシャ≫が撤退してしまう場合は効果を使うことはできません。
ダメージトリガーの場合は全てのトリガーの処理が終わった状態で
≪覚醒アイシャ≫が場にいなければなりません。)
◇≪ファルファラ≫×1
登場時に相手のキャラを全てOFF状態にすることができ、
ゲーム終盤の最後の一押しを支えてくれます。
また、<狙い撃ち>をもっているため
自ら捨て山に行くことができることも重要です。
この特性を利用して相手のキャラを道連れにした後、
自分は≪トワ 温泉Ver.≫によって捨て山から帰ってくる
といった芸当を繰り返すことができます。
◇≪わんぱく小鬼≫×3
1コストで簡単にルーンを付けることができ、
トリガーもダメージトリガーである優秀なカードです。
手札から使用した場合の効果も強力なため、たくさん採用しました。
◇≪レベルメア≫×2
≪Lジュダ≫がリーダー化されている場合、
ルーンとして付いている好きな橙キャラを場に出すことができます。
3コストという破格のコストで闇の王子を登場させましょう。
また、LV2以下のキャラであれば
リーダー化されていなくとも登場させられます。
特に≪エシリア 聖夜Ver.≫を再利用できるのが強力です。
≪エシリア 聖夜Ver.≫の上に≪トワ 温泉Ver.≫をキャラチェンジした場合などは≪エシリア 聖夜Ver.≫がルーンとして残るため再利用できます。
◇≪ガイコツ・アロー≫×2
手札に戻して再び出すコストをかけずに、
直接[登場時]効果を再利用できます。
ダメージトリガーである点も評価できます。
◇≪バラムナーガ≫×1
デッキの好きなキャラを直接ルーンとして付けることができます。
デッキから選ぶキャラは色指定がないため
虹ルーンも問題なく付けることができます。
闇の王子に虹ルーンを追加するだけでなく、
デッキから闇の王子自身を味方キャラに付けることで、
≪トワ 温泉Ver.≫により登場させることができます。
トリガー効果は「成功したらいいな」程度の認識です。
1枚のトリガーという不確定要素のために
タウンデッキを弱くするのは避けたいと思いました。
◇≪私立茶熊学園≫×2
赤ソウルが必要なカードは≪L化ジュダ≫のみなため
2枚あれば十分だと判断しました。
◇≪宿屋≫×2
≪ヴァイオレットガルーダ≫などのキャラ回収トリガーは
橙キャラのみしか手札に加えられません。
そのため今回はキャラ回収の手段として
虹キャラも加えられる≪宿屋≫を採用しました。
◇≪弓術研究所≫×1
≪バラムナーガ≫を採用しているため
≪橙ソウル発掘場≫でも構いませんが、
手札にある虹ルーンを直接キャラに付けられるため
1枚だけ選択肢を増やす目的で採用しました。
◇≪怪談パーティ会場≫×1
今回のデッキのモンスターは全て手札に加えることができます。
≪わんぱく小鬼≫や≪バラムナーガ≫など、
手札から使用した時の効果が強力なモンスターを加えます。
いかがでしょうか。
私は単純に王子とジュダを入れただけというデッキにしたくありませんでした。
王子とジュダのシナジーを意識したデッキを目指しました。
そのため複雑なカードが多く採用されていますが、できるだけ詳しく役割や使い方を書かせていただきました。
初心者の方でも白猫TCGの奥深さや、
複数の選択肢の中から正解を探す楽しさ、
そして勝つことの喜びを感じられることを願いながら終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。