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PSA10習得率の低いモノたちとその考察

やぁ、いつもどうも。

いつも通り殴り書きでいくから読みにくいのは許してくれ。 


ふとTLを見ていた時こんなツイートを見た。


確かにこの情報は需要がある。

10習得率が低い=PSAの数が増えにくい

特にそのモノ自体が希少であるほどよりPSAの数は増えないので投資価値は大いにあるのは事実だ。それ故そういったカードを知ることは凄く大事である。


と、これからnoteでそれらを紹介するのかと思う所だが、実は習得率低い順で見れるサイトがある。

みんなのポケカ相場GRさんだ




このサイトはPSAの相場に特化しておりフィルター分け機能を使えば習得率が低い順で見ることができる便利なサイトだ。実際に自分も投資対象を選ぶ時には参考にする、低くて希少性の高いものは投資価値が高いためそういったカードを見つけたいからだ。


と、そんな便利なサイトを紹介した所で本題に入る。

今回のテーマは

習得率が低いカードは何が理由でそうなってしまっているのか

を一部考察していこうと思う。

実際に自分がまだポケカに参入し、直出しを始めて3ヶ月ではあるが、最初期の頃からいろんな銘柄と習得率低い系や少し傷有りのものをわざと出してみたりを毎月続けているが故に、ここら辺の理由は何となく分かってきた。

そしてそれらさえ理解した上でその点に注意してカードを選定すれば一部カードは実際に10は取れることも分かった(実証済み)

今現在PSAの希少性やその付加価値などが懸念されている声も聞こえるが、習得率が低いカードは明確にPSA10による付加価値が強くなるためこれらを自信持って10取れるという目利きを持って出せる能力は財産となる。それゆえこのnoteは一定層には需要があるだろう。最後には、全てをまとめた上で特に出すのにおすすめな習得率低めの銘柄も選定するので良かったら最後まで目を通してほしい。

後これは自身の経験不足さゆえのことだが、旧裏やカードeなどの1990〜2000年代のカードは今回は省かせてもらう。あくまで現在投資対象として猛威を奮い強烈な価格変動を起こす銘柄のみを対象としていく。

では本題に行く。




①Aレギュ女サポート編

習得率

まずサイトを開き、低い順に見ると大体この顔ぶれが並ぶ

黒ルザミーネ 習得率41.25%


スイレン 習得率35.65%


マオ 習得率42.91%


エクバリーリエ 習得率65.05%


所謂Aレギュレーションの女サポート達だ。
この他にもポケカ相場さんの方には載ってないが、プロモ版リーリエなどは習得率が低い

プロモリーリエ 習得率50%くらい


と、そんな感じでこのAレギュメンツ達はPSA習得率低いカード組の常連と化している。

ここで皆ふとこんな疑問を持つ人が現れるだろう。

それって古いカードだから状態悪くて低いだけなのでは?

確かにそれ要因でPSA9になってるものもあるだろう。だが、それが理由の大部分ならこれより古いXY系サポはもっと低いはず!
てなわけで見てみよう

コルニ 習得率58.6%


こわいおねえさん 習得率61.01%


N 習得率64.94%

確かに高い訳では無いが、如何せんAレギュのサポートたちよりは平均習得率は高い。それゆえ傷が要因ではなく他の原因があってAレギュのサポート達は低いのだろう。
それを解明していく。



習得率が低い要因とは

ずばり結論を言おう。というより知ってる人はもう既に分かるだろうが、この要因は


上センタリングの圧倒的狭さ


これに尽きる。どういうことか、分かりやすいものを持ってきたのでこれを見てみよう


メルカリの出品欄からお借りしたもの


見れば分かる通り、センタリングの上が極端にめちゃくちゃ狭い。

そして、これらが数ある内の1つや2つならまだしもAレギュのサポートカードは上センタリングが狭いものが非常に多い。

これはスイレン・ルザミーネ・リーリエなど数多くのモノに当てはまる、カドショに訪れれば分かるがどれも上センタリングが狭いモノが多い。ましてや、昨今はPSAの上下センタリングへの基準が厳しくなった。今の基準で取れるモノは殆ど無いだろう。この要因がPSA10の習得率をここまで下げている根源である。


10が取れる銘柄の選び方


ここまで理由を話せば分かるだろう。

上のセンタリングが多少広く、PSAが定める上下6:4以内の基準を守っているモノを選べば良い。

例えばこれなんかは取れる

メルカリの出品欄よりお借りしたもの

比較的上下・左右共にセンタリングが良く10の許容範囲。これさえ守れば安心して取れるのは事実だ。

とはいえ、こんな綺麗なセンタリングのAレギュはほぼ存在しないのが現状だ。

私もカドショに行って美品のスイレンや黒ルザは毎度見るが、やはり上のセンタリングがどれも狭く泣く泣く元に戻している。

そういったモノ探しの点からかなり難関であるので安定して出すのには向いていない、見つけたらラッキーの気持ちで見よう。


②Fレギュ女サポート編


習得率

続いてはかなり最近のカード達だ。
代表的なのは


ミモザSAR 習得率49.08%


ミモザSR 習得率54.43%


ナンジャモSAR 習得率64.08%



ナンジャモSR 習得率57.47%


と、今年のカードにも関わらず習得率が異様に低い。特に次紹介するポピーなんかはこれである


ホピーSR 習得率39.39%

お前!1ヶ月前に出たばっかのカードやろ!

ってやつがまさかの黒ルザミーネより低い始末である。

このように最新レギュのカードがここまで低いのには傷云々以外の訳がある。それを自分なりの視点で考えていこうと思う。


習得率が低い要因……?

こいつも結論を言うとセンタリングの厳しさにある。

相変わらず上のセンタリングが謎に狭い個体が非常に多い、個人的にはわざと作ってるのかコレと思うくらいだ。

メルカリより参照 極美品だが、やはり上は狭い

まぁこの要因が大半を占めるだろう。

だが、それだけが要因だとたまにTLで流れてくるこのようなツイートの説明がつかなくなる。

Twitterより引用 鑑定に出したナンジャモが全部9


いくら上のセンタリングが酷い個体が多いとはいえ1枚くらいはまともなのあるだろう。それを考慮した上でもなお全て9なのは他要因が絡んでくるはずだ、自分はそれを探してみることにした。


自身が思う習得率が低い裏の要因


これはずばり

FレギュからTRAINER'sとサポートの位置が変わったことによる印刷加工の変化から生じる

と自分は結論付けた。

何を言ってるのか初見の人は分からないだろう。分かるようにするため次の2つを比較してみよう。


エリカのおもてなし Cレギュ


ミモザSAR Fレギュ


これらを見比べて違う所を探す…

そうすると気づくだろう、



実はFレギュからサポートとトレーナーズの位置は入れ替わり、印刷加工も変化していることに気づくはず。そして見れば分かる通りトレーナーズ右上のセンタリングとサポート左下のセンタリングは異様に狭い。ここの評価基準が鑑定士によってブレるからPSA9の連番が出来上がるのではないかと予想している。もちろん、私自身鑑定基準を決めているPSA社の人間ではないので詳しいことは不明ではあるが…


ちょいとこれから鑑定基準が違うとはどういうことかを分かりやすく説明するために手持ちからFレギュのナタネの活気を持ってきた。
ちなみにこいつは上のセンタリングも狭いため、バリューで出すが恐らく9だろう(とはいえ自引きしたのでせめてケースで保護したいから出す)

そしてこの左右にマークを付けてみる


右側


左側

自分は鑑定士によっては

「右の1番狭い箇所と左の1番広い箇所の差」

「右の1番広い箇所と左の1番狭い箇所の差」

でセンタリングを判断しているのではないかという仮説もしくは

「右から左へ平行線を引いた時のセンタリングの差」

で判断している仮説がある。

そしてこのどちらにせよこれらの鑑定基準ならFレギュのサポートカードは

「右側の狭いサポートの上部分箇所と左画のトレーナーズの広い上部分箇所(赤線)でセンタリング比較」

「右側の広いサポートの下部分箇所とのトレーナーズの狭い下部分箇所(青線)でセンタリング比較」

されていることになる。

これが正しければFレギュ女サポートのPSA10習得率が低いのも納得する、何故なら狭いものと広いもの同士で比較されているから対比は6:4になるのは難しい。

自身はこれが裏の要因だと考察している、そうすれば鑑定士によってFレギュの評価がバラつくのも納得するからだ。

ではこれらの事実を踏まえた上で次に行こう


10が取れる銘柄の選び方


まず"上下のセンタリングが6:4以内"は必須条件だ。横もそうだが上が狭い傾向が強いのでそこを重点的に見て欲しい。

そしてトレーナーズとサポート横のセンタリングだが、こればかりは非常に難しい。ここを正確に6:4以内で測ることは厳しいし、そんな個体は殆ど無いだろう。

もう結論付けてしまうが、Fレギュ女サポは鑑定士が誰でどのような基準で見るかでかなりばらつきが出てくる運ゲー要素が入ってくる。それゆえ安定しないしこのnoteで紹介する銘柄の枠組みの中では一番おすすめしない。これは最後にまとめて解説する。

では最後の銘柄に行こう


③GX・タッグチーム編

習得率


PSAは女サポートは厳しくポケモンには優しいと言われるが、一部厳しいものがある。それがGX・タッグチームだ

ファイヤー&サンダー&フリーザGX 習得率41.07%


サーナイト&ニンフィアGX 習得率42.47%


ミュウツー&ミュウGX 習得率47.32%


ライチュウ&アローラライチュウ 習得率47.64%


ラティアス&ラティオス 習得率57.59%


ピカゼクとゲンミミGX 習得率58%くらい


と、こんな感じでタッグチームの習得率60%以下を調べただけでこんなに出てくる。またシャイニーコレクションに搭載されているGX組も如何せん習得率は低めのようだ

リザードンGX ssr 習得率67.19%


レックウザGX ssr 習得率69.62%


グレイシアGX ssr 習得率69.77%


と、こんな感じでGX系はべらぼうに低い。
これらを理解した上で早速本題に入ろう。

PSA習得率が低い要因とは

もう察しの良い人は気づくが結論はこれだ

上下左右のセンタリングの悪さである

例えばファイヤー&サンダー&フリーザをメルカリから持ってこよう。

メルカリより参照

明らかに左にズレている、これではまずPSA10は取れない。またGX系はセンタリングに黒線などがあり幅が識別しにくいのも特徴的だ。他のカードと比べても少し手こずると思う。

このようにして2019年辺りのGX系はセンタリングがズレているものが多い、他もこのようだ。

メルカリより参照


メルカリより参照

このように習得率が低いものはこのようなズレている個体が多いのだ。今でこそこんなカードをPSAに出す人はいないが"昔はセンタリングがPSA10の重要要素"だとは誰も気づいてるわけではなく普及しているわけではなかった。それゆえポンポンこういったカードを出した結果センタリングが悪いものが多いカードはそれ相当に習得率の低さが比例していったのだろう…。

ではみんなお待ちかねの選定方法をこれから書いていこう

10が取れる銘柄の選び方

間違いなく

"上下左右のセンタリングが良いもの"

をセレクトすれば問題ない。

自分はGX系が習得率難しいことは知っていたが、その要因がセンタリングか否かを探るべくこれらの安いバージョンで次のような検証をしてみた。


自身が6月に出したモノ

これらGX系はどれもセンタリングが良く全て6:4以内である。他に傷はなく、こいつらを出して全て10ならばセンタリング評価で決められていると考察し、9ならばセンタリング以外のGX特有要因があると仮説を立てて出してみた。

その結果がこれである

※番号を伏せねばならないので隠してすまぬ

これらは全部10だった、それゆえ習得率がいくら低かろうカードでもそれらは"絶対的基準で評価されている"ということを確信した。

またこの確証の裏付けとして

同じGX加工でも習得率の良いものが存在する

という事実がある。


ソルガレオ&ルナアーラ 習得率82.71%


ブラッキー&ダークライ 習得率83.35%


これらは同じセンタリングに黒線が入ったGXチームにも関わらずここまで習得率が高い理由は単純に左右上下のセンタリングが揃った個体が多いからである。それゆえ加工など関係なしに絶対的基準でPSAは見ていると分かる。

以上の内容から①のAレギュ女サポも同様だがセンタリングが良いモノか悪いモノか、それだけを見て選定すればいい話である。習得率に怯える必要はない。

上下左右のセンタリングが6:4以内か

ここにさえ着目すれば良い。

その目を持ちさえすれば、例えば以下を見て
「あ、これは10視野圏内だな」
と判断できるようになる。


メルカリより参照


総括


以上を踏まえた上でどれが狙い目?

僕個人の美味しい順は

GXタッグチーム>Aレギュサポ>Fレギュサポ

だと思っている。

まずFレギュに関しては運要素がこの中で1番強くこちらの目利きだけではどうにもならない部分があるだろう。

また、鑑定枚数が多く習得難易度の割にはリターンが少ない。なぜならこれら習得率が低い個体は本来昔の希少なカードが雑なセンタリングや傷があるからこそ、そこを切り抜けPSA10を獲得した時にはそれが少ないものとして更に希少価値増していく。だがこれらはカードそのものの供給量と美品が多いので数の暴力で鑑定枚数は3000.4000.5000を簡単に突き抜けていく。
今後も増えていくだろうし1万行くのも時間の問題であろう、本当にこれらに取り組むのは割に合わないからおすすめしない。

次にAレギュだ。センタリングさえ気をつければ取れる。

だが、上のセンタリングが良い高額帯のAレギュ素体は今現在絶滅危惧種である。

スイレンなんて特に見たことがない、どれも上が激狭だ。それゆえ10視野圏内の素体を探すのは困難を極めるので、カドショに行ってたまたま良いのあればいい程度で考えておこう。もちろんありさえすれば、鑑定枚数の少なさ・需要・希少価値の高さからリターンはかなり大きいので狙うべきではある。


最後にタッグチーム・GX系

こいつらは1番穴場である

そもそもGX系は上に紹介した通り銘柄は複数個ある上に比較的最近のカードゆえカードそのもの自体も未だある印象だ。それゆえ実はフリマ・カドショを使えばセンタリングの良い美品はGXという括りならばそこそこ見つかる。

しかもGX系は習得率が低いのと相まってか素体と鑑定品の差は大きい傾向が強くリターンはかなり大きい。また投資材料としても希少性と数の少なさが相まって流動性は高い。こんな美味しい銘柄は中々ない。

だけどみんな出したがらない…、何故か

習得率にビビって出せないからである

実際は絶対的基準のもとで選定すれば10取ることなんぞ容易なのにたかがパーセンテージにビビって皆手を出したがらない。

だから分かる人からすれば見つかりやすい上に10も取りやすくリターンも大きく競合は少ない超ブルーオーシャン銘柄なのである。

自分は間違いなく安定して出せる低習得率銘柄ならGX系を推奨する、何故ならやり方さえ覚えれば誰でも10取れる上に美味いからだ。


以上が今回の考察である、相変わらず適当な殴り書きゆえ読みにくい所はあるかもしれないが許してくれ。

次回以降こそ
「メルカリのいろは」
を書こうと思う。今後も期待してくれ


それではまた。

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