高校1年の時、誰も居ない部屋で先生に顔面6発殴られた話

どうもです

スーパーマラドーナ武智です

僕は高校を2年の時に辞めました

そして１年もあまり行ってませんでした

なのであまり思い出がないのですが、その中でも心に残っている思い出を話します

あれは確か、、

１年の５月の事でした

まだその高校に入ったばっかりなので学校の周りを見に行く課外授業みたいなのがありました

そして先生達と生徒達でひたすら歩いてました

その時、僕の近くには生物の先生？(あまり詳しく覚えていません)と女子生徒達がいました

その先生は体格はガッチリ、身長も高いですが穏やかで大人しい優しそうな、そんな先生でした

顔は三谷幸喜さんそっくりです

みんなで色々話しながら歩いてたのですが、僕はずっと気になっていました

その先生の声に

当時は例えようがなかったんですが、今ならハッキリと例えられます

オール巨人師匠の声にそっくり

僕はその先生の声がずっと気になっていました

「何なんだこの声は、、1人だけズバ抜けて変わった声だぞ？、、みんな気にならないのか？、、」

そんな事をずーっと考えている内に思わずその先生の声マネをしてしまいました

とても似ていました

途端に笑い出す女子生徒達

「ウケた！やった！」

手応えを感じる僕

「ハハ、、ハハハ」

苦笑いの先生

行ける！

そう思った僕は何度も声マネをしました

やればやる程ウケる

天井無し！

天下無双！唯我独尊！天変地異！魑魅魍魎！

意味は分からないですがそれ程の手応え

そんな事をしながら、課外授業が終わりそれぞれ教室へと戻って行きました

そして昼休みの時間

僕は、少しニコニコしたさっきの先生に呼ばれました

何だ？

まぁいいかと思い、ついて行きました

誰もいない部屋に招かれました

ん？

そう思いながら入りました

扉が閉まりました

下を向いている先生

顔を上げると

仁王のような顔をしていました

そして

何も言わず

何も語らず

どう言う理由かも言わず

何故かも言わぬ状態で

拳を振り上げ

グーで

思い切り

僕の顔面を殴りました

僕は1発目で既に脳震盪を起こしかけました

でかい身体のでかい身長から繰り出される拳は

とんでもない威力でした

そして

そのまま何も言わずに

ズーーっと何も言わずに

ゴン！！

ゴツ！！

ゴン！！

ゴツ！！

僕の顔面を6発殴りました

ほっぺた

アゴ

鼻

唇

あらゆる所に仁王の拳が振り下ろされました

痛いとか、やめてとか、、それよりも、、

何この状況？？

それが頭に浮かんできました

そして殴られながら一瞬だけ先生の顔を見ました

とんでもない顔

とんでもない目

目が、もはや僕を見ていない

僕の顔の向こうの壁の向こうの校庭の花を見ている目

覚醒剤とコカインとヘロインと大麻をごちゃ混ぜにし、一気に鼻から吸い込んだような目

全く瞬きもせず、眼を0.00001ミリも動かさず
一点だけを見つめながら範馬勇次郎のように拳をを振り上げ殴る　　殴る　　殴る

言葉は発さず、ひたすら「フーーっ！フーーっ！フーーっ」と言っている

目の前に狐うどんでもあるかのように

もしこれが、サイコパス映画の犯人オーディションなら、先生は監督に抱きしめられながら
「君を待っていた」

そう言われるだろう

分かった

この先生

今まで

人を殴った事がないんだ

逆に危ない

そうゆうタイプが1番危ない

加減がわからないから

不良は暴力＝死には中々ならない

暴力＝死になるのはいつもこうゆうタイプの人間なのだ

やばい

このままではやばい

そう思ってると教室のドアが

「ガラガラガラ」

教頭先生が急いで入ってきて、先生の腕を掴み

「先生！先生！やめましょう！」

そこで僕の顔に対しての

仁王百烈拳は終わった

6発で済んだ

仁王６烈拳

そして教頭が僕にこう言ってきた

「次はこんなもんじゃ済まんからな、、」

え？

僕は思った

何なんだこいつらは、、

話はこれで終わりです。

あの先生どうしてるだろうか

今も先生してるかな

今もしてるなら教頭か校長かな

自分の学校の元生徒がよしもとに入って漫才してるとか言う噂が耳に入ってないかな

その噂を聞いてこっそり僕のTwitterやインスタやこのnoteを覗いてないかな

先生？

先生！

見てますか？

あの時の僕です

仁王６烈拳を顔に受けた僕です

武智です

お元気ですか？

病気などせず元気に暮らしてますか？

先生、僕は相変わらず問題児ですが

元気にやってますよ

あ、

そうそう

先生に

一言だけ言いたい事があったんです

ちょっと多いですわ。