안경は私が引いた境界線

안경。メガネ。
私はいつだってメガネをかけてる。
でも、そろそろ私はメガネしか選択肢がない自分を終わらせなきゃならない。
見た目も気にしてコンタクトもつけられる自分である必要があるんじゃないか？と思い始めた。
主な理由は、私は今までのやり方ではもう私は受け入れられなくなると気づいたから。
年齢が上がるにつれて、私は幼さを残すだけの若者ぶるだけでは、ダメなんだ。
私は大人として扱われなければならない。
そして、できる限りそれ相応の自分を持たねばならない。
その一歩だ。中身の大人化も必要だけど、
見た目も、相応にならないと。

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メガネをかけるようになったのは、10歳くらいのとき。年々視力は悪くなっているように思う。
それは、もうメガネがなかったら、世界はぼやけてしまうレベル。
ただ家にいるくらいなら必要なくても、
見たいもの、見るべきものがあるならば、メガネは絶対に必要だ。

コンタクトの存在は知っていたけれど、なかなか手を出すには至らなかった。
今までの私がコンタクトと距離を置いていた理由は主に2つ。

ケチとだらしなさ。

以前の私も、少しケチだった。
好きなものへお金をかけたい人で。
コンタクトにすればその分出費が増える。
メガネなら一回買えば毎日使える。
何千円かを私はコンタクトのために支払いたくなかった。
毎月出て行く気ののらない出費は、病院の通院費だけでもう十分だ。（月に約5,000円、さらに春や秋に咳喘息が始まったらさらにかかる）
集めれば私にとっては大きな金額だ。
このお金があれば、推しのCDだって、２枚くらいは買える。

そして、だらしなさ。
私はだらしない。こんなの嫌だけど、だらしない。だらしなさから、目の病気になったら嫌だったからだ。

これは、私が中学生のとき。
友人のお兄さんはコンタクトを使っていた。
お兄さんが目の病気？になってしまったという話を聞いた。
部活中だったか、顔を洗うためだったか理由は忘れたが一度外してまたつけたという。
その時バイ菌が入ったらしい。
その話を聞いて怖くなった。

常日頃からだらしないと言われていた私が、
ちゃんと管理できるだろうか？
いや、難しいだろう。
汚れた手でうっかり眼球でも触ってしまいそうだ…

だから、怖くなった。
そして、私はコンタクトを遠ざけた。
とくに自分が可愛くなりたいとか本気で思ったこともなかった。好きな洋服さえ着れたら、それで満足していた。トータルコーディネートなんて考えてもなかった。
だから、今まで私はコンタクトというものと関わらないだろうと思っていた。

それが変わったのは、去年。
落ちてしまったが、ヨガのインストラクターの求人に応募した。
その時に、運動してる人でメガネの人をみないから、余程の理由がなければコンタクトにしないといけないのでは！と思ったからだった。

去年購入してから1度、コンタクトをつけたが外すのに失敗して、片方の目が数日充血してしまった。その時からコンタクトチャレンジは辞めていた。

でも、また挑戦し始めたのは今年の8月。
怖いけど、今のままじゃダメだ。
年相応になれる術を持っていないと！
30歳までにギャルになりたいという欲から始めた。（カラコンつけたい欲がでてきた）
毎週月曜日をコンタクトの日にして、練習をしてる。

練習しながら気づいたことは、
メガネをとっても、私は思ったより可愛くない（（メイクを頑張ろう））
ということと、
メガネは実は私にとったら、
ここからは誰も侵入禁止
と、線を引く役割をしてくれたのかなと思い始めた。
否定されることばかりだった私は、自分を認識されたくなかった。知られたくなかった。
地味でいれば、誰からも興味は持たれない。
否定されても、理由はわかっているから、いい言い訳が保険になる。
私　は直接攻撃されない。
小さな狭い世界で静かに安息の日々を求めていた。
弱い自分をそうして守っているつもりになっていた。

私は実は自分の話をしたい割に、
（話す相手は選ぶ。数人しかいない大事な友人になら自分を話す）
私の個人的な話を誰かにしたくない（私の個人情報をどうでもいい人に渡したくない）
という矛盾を持っている。

メガネをしてると、何だか私が枠の外から世界を見ているような気持ちになる。
一気に部外者でいることができるような気がしている。
そして、何か一つ、私と世界の間に入れることで、私は大事な部分の私を、本性を出さずに何か演じているような気分になれる。
相手と私の間に越えないように境界線を引いて自分を守っているかのよう。

でも、少し危険な気がしてきた。
最近は特に私は私の内に引きこもりがちで、
誰かと会話することを避けているような気さえする。
鎖国は悪くないけど、今、してる鎖国は私が閉じこもった思考に、ひとりよがりな自分になることを手助けしてしまっている。
今の私がまだ感じる負の連鎖から抜け出せなくなってる。

度が過ぎた人見知り過ぎているような自分に危機感がある。

メガネは悪くない。私の問題なんだけれども、私についてる梅雨のようなジメジメした雰囲気を取り除きたい。
だって、今、私は人生が楽しくなさすぎる！
楽しみたいから辞めたのに、楽しめず、苦しいままなんて嫌だ。

急に境界線の外に出るのは怖いし、私が認められるか不安もあるけど、頑張ろう。
もう十分にメガネには守ってもらったじゃないか。
私が안경に持たせてしまった意味。
境界線を少しずつ少しずつ広げていくことから始めよう。

そして、30歳までになりたいギャルになろうね、私。

小さく一歩、踏み出してみよう。