パパ活2人目

第一印象として「LINEの返信が早い人」。やり取りしてるうちにいつの間にか敬語を外されて、お互いのことを何も知らないのに親しげにされてびっくりした覚えがある。個人的にLINEなどのやり取りと、馴れ馴れしい人はどうも好きになれないので、正直苦手だった。

会ってみたら案の定、調子のいい方だった。気を使っていただいて話の種が尽きることはなかった。話し方が大学の教授に似ていて、話を聞いていたら同じような経歴を辿っていたのが個人的に面白かった。

お食事をしてお話をしたのだが、えらく気に入られていたようで、〇〇行こう！△△も行こう！みたいに捲し立てられ、コーディネートしたいだの化粧品もあげたいだの、プラダを着た悪魔みたいだの。わざとじゃないが質素な格好しているのが功を奏したのかもしれない。実際、服にかけるお金は無いのだが。

前回の一人目の穏やかな感じとは裏腹に、ガツガツしているなとは思っていた。他の人とやり取りしていたら断って欲しい、サイトを退会してほしいと言われて、「これはパパ活なのか？」と疑問に思いつつも、とりあえず従うことにした。彼女と別れてやけくそで～っていう話を聞いて、「イメージしていた出会い系のパターンでは！？」という謎の納得があった。

話のレベルの違いに、この人は本当にお金を持ってる人なんだと不思議な感じになった。着飾ってみたいと言われ、相手の望むまま会う約束もした。目先の欲に釣られてしまったり、何やかんやで促されるまま腕を組んでしまったので、自制と自衛の術を身につけたいと思う。

ただでさえ他人とのやり取りは疲れるのに、数年ぶりに分単位で返事が返ってくるLINEのやり取りをしているので精神が疲弊してきた。