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【艦これ】2024年2月~2024年7月アプデによる環境変化について(山風目線)


はじめに

2024/7/26実施予定のアップデートで、艦これの2024年夏イベが開始予定です。今回はまだイベント名やモチーフなどの詳細は明言されていませんが、つい先ほど仏高速戦艦の改二実装が予告されました。どう見てもRichelieuですね。

例によって前回イベ(2024年冬イベ)以降のアップデートについてまとめてみようと思います。よろしければイベント前の頭の整理もしくは時間つぶしにお使いください。
前回の記事はこちら。

2024年冬イベ「発動!竜巻作戦」新艦、「特四式内火艇/改」の実装、新しい量産型深海棲艦の登場(2024/02/29メンテナンス, 03/02オンメンテナンス)

全4海域と規模は小さいながら、潜水艦を活用するゲージがあったり最終ゲージボスが潜水艦だったりと少々毛色の違った印象のあるイベント。2024年冬イベの新艦も潜水艦だらけでした。

  • 伊36(潜水空母):増設に特四式内火艇/改を装備可能

  • 平安丸(潜水母艦)

  • Drum(潜水艦)

  • 伊41(潜水空母):増設に特四式内火艇/改を装備可能

素運の高い伊36Drumあたりは通常海域で使われる潜水艦を置き換えた鎮守府もあるかもしれません。
また、「特四式内火艇/改」が実装され、内火艇装備組の対地火力が向上しました。あと増設に積めるようになったことで3-5や7-4等の資源回収効率が上がった点も触れておくべきかもしれません。

山風目線では実は内火艇だけ装備できる山風改二の対地火力が上がった点が大きいでしょうか。残念ながら特四式内火艇が増設に入ったり先制雷撃を使えるようになったりはしませんでした。今後のアップデートに期待ですね。

あと忘れそうだったので一応触れておくと、新しい量産型深海棲艦が登場したイベントでした。
米駆逐棲姫は先制雷撃と先制対潜をやってきます。電探付き主砲を持ってるけど電探持ち扱いではないはず。たぶん。眼鏡は量産技術に非対応の模様。
新量産空母棲姫は空母ヲ級の発展のような外観にそこそこ狂った耐久と装甲を持っていました。一方で攻撃機が2スロしかなく(残りの3スロは艦戦・回転翼機・夜戦装備)そこまで非常識な搭載数でもないため、基地航空隊の割合削りと対空カットインを組み合わせることで棒立ち狙いが現実的なレベルであるという弱点もありました。再登場時にこの弱点を突くことができるとは必ずしも限らないですが、頭の片隅に入れておいて損は無いと思います。

新量産型空母棲姫-壊の装備スロット
制空権シミュレータより)

春雨改二実装、12.7cm連装砲C型改三H実装(2024/04/10メンテナンス)

春雨改二の話は僕がするよりも専門家の記事を読んで頂いた方が良いかと思います。

12.7cm連装砲C型改三H(えっち砲)の実装は時雨改三や春雨改二を強く使いたい人は改修更新と向き合うことになるのでC砲ノルマが積みあがったかもしれません。何故か対空カットイン対応なので海域RTAという特殊な遊び方をしている提督さんは暴発に気を付けましょう。

Hの文字がピンク色に光っている。
装備と妖精だけでなくついに装備名まで光るようになった。

FuMoレーダー、38cm四連装砲系統、フランス夜偵(Loire 130M)等の改修(2024/04/23メンテナンス)

とりあえず直近の欧州イベに影響しそうなところだけ。

FuMO25 レーダーはドイツ駆逐に積めるようになったり、★7以上でビス子とプリンツの増設に積めるようになりました。ビス子の支援適性を上げたり、大型電探装備可能な艦の電探の選択肢の一つとなりました。ドイツ艦よりもうまく使える子がいそう。そうだね初月改二だね。

38cm四連装砲は改を叩いてduexに更新したりduexを叩いたりできるようになりました。改修すればduexはなかなか強いと思うのですが改修餌がまさかの38cm四連装砲。Richelieu級を拾ってこないと叩くこともままなりません。夏イベのドロップに期待ですね。

フランス夜偵(Loire 130M)はRichelieu級に積む機会はあるかも。

「10cm連装高角砲+高射装置」の秋月型へのボーナス追加、表記ゆれ修正(2024/04/30オンメンテナンス)

要するに初月改二の実装準備でした。

改修工廠メニュー更新、稲木改二実装(2024/05/29メンテナンス)

このメンテナンスはCCさんが詳しい解説記事を上げてくださっていますので、この記事ではごく簡単に済ませます。

12cm単装高角砲E型改は海防艦にフィット補正があるので海防艦から水上艦への割合ダメージを稼ぎたい時などに優先度が上がると思います。

稲木改二は高速・高速+にできること、単純に耐久・装甲が高い海防艦であることから、ルート制御や宗教上の理由で海防艦が必要な場面で選択肢になると思います。

ただし、耐久ストッパーの観点からは未改造海防艦が有利な場面もある点は覚えておくべきだと思います。

初月改二と初月砲、艦隊通信アンテナの実装(2024/06/27メンテナンス)

実装予告のあった秋月型改二である初月改二が実装されました。
予想通り(期待通り?)に待望の4スロ駆逐、強力な対空カットインはそのままに夜戦火力の向上と、素運こそ低いもののどこでも使いたい性能になっています。
連合艦隊であれば第一艦隊に山風を入れない鎮守府ではルート固定や対空カットイン要員の役割で入れられます。
第二艦隊や通常艦隊・遊撃部隊であれば対空カットイン、夜戦補助、昼戦火力、夜戦火力まで、広い役割をある程度両立もしつつこなしてくれます。対応している役割が多いので札圧縮にも便利です。
あと火力はいらないけどスロット数が欲しい場面でタシュケントを気軽に切れるようになったので、ある意味でタシュケントの強化アプデと言えるのかもしれません。

初月砲(10cm連装高角砲改+高射装置改)は何故か装甲+4がついていて、2積みすれば中型バルジがついてくるのが通常海域等で使う場合などで活きてくる砲だと思います。それなりに改修更新・改修とも重いのですが、初月改二に限らず山風をはじめすべての駆逐艦と海防艦に影響があるので、初月改二と同じかそれ以上に影響範囲は広いアップデートかもしれません。当然のように初月改二に積んでも強いので、初月改二を強く使いたいなら2本は欲しいかなって。
初月改二はこれ以降順次秋月型改二が実装される可能性を考えるとどこまで増やすか悩ましいですが、初月砲については単純にいまある秋月砲の上位互換であることもあり腐る可能性が小さいこと、秋月型改二を横並びで使うときには数が必要なこと、あたりを考えると、こちらは必要と思う数だけ増やしていい装備だと思います。もっとも、気軽に増やせるほど軽い改修ではないので計画的にやりたいところではありますが・・

秋月砲から初月砲への改修更新時の消費装備・アイテム(明石の改修工廠より)
94式高射装置*2の確保も問題ですが、恒常入手手段の限られる新型兵装素材が一度に4つ飛ぶのが地味にやばいと思う。
初月砲の改修餌(明石の改修工廠より)
後半にまた94式高射装置。

艦隊通信アンテナについては道中支援のほぼ単純強化(来援率向上)の装備だと思います。アンテナを積める艦が司令部搭載可能な艦に限定されること、アンテナを積んだ艦(主に駆逐艦だと思いますが)の支援火力には影響しちゃいますが。山風目線では山風改二丁以外の山風を道中支援旗艦に使いにくくなる点にだけは注意したいと思います。
来援率向上の効果については検証記事を書いているので詳細はそちらをご参照ください。

おわりに

前回イベントを含め、直近のアップデートを艦隊運用の観点でざっと振り返ってみました。いかがでしたか?
今回も編成を組むうえでの選択肢が広がったことは間違いないとは思います。この記事はあくまでも想定される運用論について触れるにとどまりますので、特に初月改二の運用方針など、実際の海域攻略を通じて運用論が固まってくるものもあると思いますが、使えそうなところや影響が大きそうなところを拾いつつ、ご自身の編成をたのしくアプデする一助になれば幸甚です。

なにかお気づきの点などあれば、わたしのTwitter(自称X)アカウント(@about6833)までご連絡ください。

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