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眠れぬ夜のアルバム制作現状報告。

引越しに向けて荷造り中。
去年、エアコンが短期間使えなくて、急遽購入した小型扇風機は既にダンボールの中で眠っていて、わたしは蒸し蒸しと眠れない夜を過ごしている。しまった、こまった。同じような境遇の人が居たとして、もしもこの文章に辿り着いたのだとしたら、なんか凄い。
この時期の季節の変わり目の対策・見極めって難しい。不器用だから簡単に振り回されてしまう。信じていいのか?駄目なのか?人や物や事やこうした自然現象に対してまで、適切な判断能力を身に付けることは難しい。私にとって一生の課題なのかもしれない…。ここまで粘ってみましたが今、エアコンを付けましたよ。我慢は禁物。

さて、クリアな頭で書きたいことがあり、読んでほしいという気持ちがある。なかなか会えない友人と会話をするような感覚で書いていく。実際、お茶もそろそろしたいね。今年の檸檬は1st アルバムリリースに向けて動こうねという訳で黙々と曲を作る日々を送っている。アルバムって一体どうやって作るのだろう?という所からのスタート。私たち檸檬は事務所とかレーベルやらなんらかの組織に属している訳では無く、(きっとこの先も無いのかもしれない)そこからのスタートだ。自由なので、自由だからこそのことをしたいという気持ちがある。ここまで活動を続けてきた中で、1stアルバムというのは夢が沢山詰まっているものだなと感じている。

キリよく、10曲入りのアルバムにしようと決め、1曲ボーナストラックも考えた。ボーナストラックの話をしている時点で果たしてボーナスなのか?って話になるのだけど、気にしないで楽しんでください。お蔵入りとなる未来もあるのかもしれないし…。という訳で、軸となるテーマも決めた。テーマに沿っているアルバムを聴いて超大作を読んだ時のようにとても感動したという思い出がある。アルバムでなくては表現出来ないというのは強いなあと思う。自分は結果としてそこまでの境地には達せなかったけれど、それぞれの曲にテーマの要素を散りばめることはできたかなと思う。だから、短編集寄り。

年明けから作業を開始し、先日私の担当分10曲の作詞作曲を終えた。これまでの檸檬が詰まっているなあと思う。曖昧を作った頃の曲もあるし、星屑の切羽詰まっていた時期の曲もある。わたしは曲ができると直ぐに聴いてもらいたくて、たまにストーリーに流すのだけど、それをすること自体が勿体ないって思えてしまった”光って見えた”曲もある。(いつもいいねを押してくださりありがとうございます。反響を実際に活かしたりもしましたよ。)

これから先、みんなどんな曲を聴きたいんだろう?って悩んだ時期もあったけれど、まずは自分たちの好きなように好きなことをやろうって明るい気持ちで取り組んだ結果、明るい曲がメインのアルバムとなりそう。やっぱり、ポップさを溢れさせる事がわたしは好きなんだなと思う。途中で飽きてスキップされない曲が良い。

この先はアレンジ!
理想を伝えつつ、まずはこれらの曲を託す。キャパが心配だけれど信じてみるしかない。良いものになることは間違いないから、最後まで手を抜かず丁寧に作業を進めます。

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