SSRで見る西園寺琴歌さんの成長
アイドルマスターシンデレラガールズ10周年おめでとうございます!
そして西園寺琴歌さんボイス実装本当におめでとうございます!!
先日追加された3周目SSR【うるわしブロッサム】にて琴歌のアイドル道が一段落したように感じたので、自分の考察とか含めてまとめておきたくなりました。
自分がデレステからの琴歌担当なので基本的にデレステ内の情報のみで、SSRを軸にまとめていこうと思います。
文章書くのド下手で申し訳ありません…
琴歌のアイドル道
デビューまで(メモリアルコミュ1~4)が第一章、それ以降(カードコミュやイベントコミュ)が第二章と考えています。
一貫して存在するテーマは「未知への挑戦」でしょう。これはあらゆるカードで頻繁に描かれていて、分かりやすく琴歌の魅力を表していると思います。
第一章のテーマは「『西園寺の娘』からの解放」。この段階ではアイドルはあくまで「『西園寺の娘』からの解放」という目的を果たすための「手段」だったと言えます。
この辺りもちゃんと文章にしたいとは思っていたのですが上手くまとまらなかったのでツイートでぶちまけたものがこちらです。
第一章でアイドル道のスタート地点に立って、じゃあ第二章のテーマは何かというと「夢」だと思います。
一応デビューライブで「トップを目指す」とは言っていますが、そういうのじゃなくて「自分なりの夢」というか、おねシンの歌詞にある「私に出来ること」というか。
この辺りに注目してSSRを見た時にめちゃくちゃ成長してるな~~~~~と感じたので順番にまとめていきます。
ピュア・ユーフォリア
待望の初SSRでした。みんな大好きふわふわツインテが堪能できます。
ここでも一応「夢」らしきことは語っていますが…
時期としてはデビューしてからまだ日が浅いためなのか、琴歌は自分のアイドルとしての魅力が分かっていません。だからPに尋ねていますし、Pの理想の姿であろうとしています。
Pのエスコートがないと不安なのでしょうか。主体性はあまり感じられません。
以上から、最初にあげた「夢」らしきものは琴歌の夢というよりPの思い描く琴歌のアイドル像で、彼女はその期待に応えようとしているだけなのではないかと考えました。
*なぜ自分の夢がないのか?
琴歌はこれまで「西園寺の娘」として周囲の期待に応えようと励んできたものの、親の敷いたレールを進むだけの人生に疑問を持ちアイドルになったという経緯があります。
アイドルになるまで「自分のやりたいことをやる」経験がほとんどなかったため、やりたいことが分からない、夢の描き方すら知らないのではないでしょうか。
この辺りと趣味の押し花作りに関して興味深い研究がありました。
押し花教室参加者が求めていたのは、単純に楽しい活動を求めているのではなく、何か打ち込める生き甲斐となる活動を求めているのではないかと考えられる。
という考察がされており、「やりたいことが分からない」の信憑性が増した気がします。
*琴歌の魅力とは?
「これまでの人生で教わってきたこと」というのは「西園寺の娘」として身に付けた気品やお淑やかさといったところでしょう。これは確かに琴歌の魅力ではありますが、「アイドル西園寺琴歌」の魅力かというとちょっと違うというか、それだけじゃないというか…
自分が1つ答えるなら「お淑やかさ」と「未知を恐れず挑むことのできる勇敢さ」とを併せ持つところ、でしょうか。ギャップ萌えってやつです。もちろんこれだけでもないですがキリがないので…
後者についてはアイドルという未知の世界へ飛び込んだ時点で既に持っていたものと思われますが、なぜかこの段階では鳴りを潜めており、主体性のなさに繋がっている気がします。
「西園寺からの解放」を果たしたと言ってもデビューしたては気を遣われておとなしめの仕事ばっかだったのかな…知らんけど…
1枚目だけでクッソ長くなってしまった
まとめ
【ピュア・ユーフォリア】は琴歌のお淑やかな魅力を表したSSR
Pのエスコートでアイドル道を進み始めた段階であり、ここから色んな経験を重ねて、自分のやりたいことを探す、自分なりの夢の描き方を学んでいく
おてんばスタートレイン
初期Rモチーフのやつ!オタクはそういうのすき
このカードは「未知への挑戦」のテーマ性が強く、衣装もかわいいだけでなく動きやすそうなところとか、まさに「アイドル西園寺琴歌」の魅力をそのまま表したような1枚だと思います。
経験を積む中で自分の魅力に気付き、自信もついたのか【ピュア・ユーフォリア】からびっくりするくらい成長しててPは…Pは..........
もうPのエスコートがなくても大丈夫なんですね…本人も言ってるけど圧倒的成長。
アイドルとしてやりたいことも見つかった様子。
*初期Rモチーフ
初期R衣装ってデビューライブで着てるもので、アイドルという「未知の世界」へ踏み出す一歩目の大事な衣装だと思っています。それをモチーフにした衣装を「未知への挑戦」がテーマのSSRで着ているのってなんか…良いな……
まとめ
【おてんばスタートレイン】は「アイドル西園寺琴歌」の魅力を表したSSR
アイドルとして経験を積む中で自分のやりたいことを見つけた、夢を描いている段階
うるわしブロッサム
ボイス御祝儀SSR。3種とも髪型が違っています。本当にありがとうございます。
シチュエーションは「お花がいっぱいのステージでのライブ、琴歌が自分で育てた花を皆に配っている」というものです。
これ、【おてんばスタートレイン】で言ってた「私だから見せられる景色」が具体的な形になってるんですね。良………
「皆の笑顔という花を咲かせたい」「自分がアイドルとして花開く」というのは【ピュア・ユーフォリア】でも言ってましたが、今となってはPの期待に応えるというだけでなく、ちゃんと自分の「夢」として追いかけて、叶えることができたのだろうと思います。
*花園の春風
7中ダメガのやつ 初の恒常SRでした。
このコミュで琴歌はうたた寝をしながら夢を見ています。
この時見ていた夢がまさに【うるわしブロッサム】のシチュエーションそのものと気付いて鳥肌が立ちました。本当に現実にしたんですね………………
ちなみに、モバの【花園の春風】では「自らの手で思いを込めた花を贈りたい」という発言がありました。これも【うるわしブロッサム】で回収されてますね。
【うるわしブロッサム】は今までのSSRに加えて【花園の春風】を意識して作られたのではないかと思います。
*琴歌が花を育てることの意味
「琴歌が自分で花を育てている」というのは自分が把握している限りでは初出の情報です。
冒頭で貼った考察もどきの中でも触れていますが、琴歌にはどこか「過程」より「在り方/結果」を重視する価値観があり、それは「花が好き」と一言にいっても、同じくお花アイドルで交流のある相葉夕美さんが「花を育てるという過程」が好きなら(相葉さんのにわかファンなので違っていたらすみません)琴歌は「育てた結果咲いた花」が好き、といった違いに表れているのではないかと考えています。
Let's Sail Away!!!のイベントコミュでも言われていましたが、アイドル活動を通して様々な経験をし、色んな人と関わる中で「過程を楽しむ」ことができるようになった、という変化が自分で花を育てることに繋がっているのではないでしょうか。
まとめ
【うるわしブロッサム】で自分のやりたかったことができた、自分なりの夢を叶えた
最初は「手段」だったアイドルが自分の叶えたい「夢」になった、「やりたいことが分からなかった、夢の描き方すら知らなかった女の子」が「夢を叶える力」を得た、と色んな意味で彼女の人生における大きな変化ではないでしょうか。泣
親愛度台詞などがこれまで応援してきたPを全力で泣かせにかかってきたので、気になった方は是非お迎えして確認してみて下さい。
おわりに
「夢」を叶えて、第二章はこれで一段落なのかなと思います。今後の展開で新しい「夢」を描いてくれるのでしょうか。
手に入れた「夢を叶える力」で「私に出来ること」を重ね、アイドル道を突き進んで行く様子をこれからも見守らせて下さい。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
西園寺琴歌さんのますますのご活躍をお祈り申し上げます。