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【シティS4入賞多数】アルセウスコケコ空ピカ 全文無料 スノーハザード/クレイバースト環境

わたしの 『キラークイーン』の特殊能力を教えようと思ってね・・・・・ どーせ君はスデに『キラークイーン』によって始末されてしまっているのだからね・・・・・

671sです。

パオジアン最強だのどうのと言われていましたが、蓋を開けてみればバカ火力フワンテ押し付けサーナイトや結局ずっといるルギアさんが一番お強い環境。近くに迫ったシティに持ち込むデッキで頭を悩ませている方々もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ここではそんな方に、密かに入賞数を増やしていて今まさにキテいるデッキ「アルセウスコケコ空ピカ」をご紹介します。(全文無料)

教えます

1.現環境におけるアルセウスコケコ空ピカの魅力

現在、サーナイト、ルギア、パオジアン、ロスギラ、ロスバレ、アルギラ、ディンルーetc…と多様な強力なデッキタイプによるまさに群雄割拠の時代が到来しています。いつぞやの~一強時代は一体なんだったのでしょうか。

(おすぎさんいつもありがとうございます)

tier1つよつよ時代もそれはそれで最強を止めるための構築を色々考えさせられたものですが、今は今で見なければいけない対象が多くいわゆる"メタ構築"とやらが組みづらいのが現状。ロストを握りロストで負けてロストから逃げてきた僕はもうtier1〜1.5辺りのデッキは握りたくなく、なんとか各デッキの共通する弱点を考えた結果"皆序盤の雪道手札干渉に弱すぎる"といったところに行き着きます。
例えばサーナイトは展開→エネルギー落とす→exを立てる→殴ると最初の要求値があまりにも高く、少し干渉してやるだけで殴られるまでたくさんターンが貰えやすい。ルギアやパオジアンに関しても同様。自分が動くよりも相手を動かさない方が簡単に勝てるのです
「雪道手札干渉が今強い!」なんてどの環境でも百万回くらい言われている気がしますが、結局本質は今も何も変わっちゃあいなかった
その点、アルセウスコケコ空ピカは最も雪道手札干渉を強く使っていけるデッキであると考えます。場に立てるポケモンの数・殴りだしに要求されるカードが他に比べ圧倒的に少なく、故に高い再現性を持ちつつ手札干渉をしっかり通していくことが可能です。
よく「雪道ジャッジマンの運だけ」だなんて言われますがそれは違います。
自ら適切なサポートを選択し、相手だけでなく"自分の運を乗り越えて勝利を掴む"デッキなのです。

このデッキは
・tier1から逃げたい
・既存のデッキのチューニングに自信がない
・コケコが大好き
といった方におすすめです。

2.シティリーグ結果及び使用構築

新環境が始まって二日後の4/16、まず私のシティリーグがあり、予選全勝一位通過ベスト4まで勝ち上がることができました。(今シーズンにおけるコケコでの入賞はこれが初)

同日にてシティに参加し、レシピを60枚共有した友達二人も予選4-1からのベスト16(ミュウに当たってしまったらしい)、私と同会場で3-1(オポネント落ち)とそこそこ勝った模様です。

また、その後DMでご相談いただきシティへ持ち込まれた方が予選一位通過ベスト8(4/19)、また4/26には私と同タイプの構築でシティ優勝、また別会場ではこれは私とは違ったタイプでしたがシティ準優勝と今少しずつ勝ち上がっています。
追記:このnoteを参考にして予選一位通過準優勝された方が出ました。
追記:記事を参考にしてくださった方々が優勝や準優勝などいっぱい結果残してくれたりメッセージくれたりしてなんか凄いことになってます。

どうやら私の構築を参考にしてくださった方もいらっしゃるようで大変嬉しく思うのと、今構築されているコケコのレシピは私のものが大元になっていることが多いことから、どうせなら考えたことをアウトプットしておこうと思い今回私が解説させてもらいます。

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コンセプトは相手を下振らせつつ、コケコや空ピカを強く通すこと
これを達成するために、
2ターン目にアルセウスVSTARを必ず立てる
手札干渉・純粋な縦引き・裏呼びとその場その場において適切なサポートを使えるようにする
この二つに重点を置いて構築しています。

3.採用カードの解説

説明が必要だと思うものを順に説明していきます。

アルセウスV-VSATR   4-4
このデッキはアルセウスVSTARが立つことから試合が始まるため最大枚数採用しています。アルセウスを2体置かないといけない場面が度々存在することや、2ターン目から雪道+ジャッジマンを使っていく展開を目指そうにも手札にアルセウスVSTARを抱えられていなければハードルが高く、つまり"サポートを使う前にVSTARを持っているかどうかでできる行動が大きく変わる"ことからも4-4は安定であると考えます。

カプ・コケコV-VMAX   2-2
このデッキの主役。
空ピカでは見れない対面に対してうまく麻痺を通していきます。後攻になりサイドレースで不利になってしまっても巻き返すことができ得るのが魅力的。
このポケモンの通し方に関して、サイドが負けている時のみ麻痺が発動するという条件から、どういった順で相手のポケモンに攻撃していくのか(=どのタイミングでボスやあなぬけを使うのか)についてその場その場でかなり神経を使います。
また、コケコVのスパイラルサンダーという技も案外相手の虚を突けて強いこともあるため常に視野に入れておきましょう。

【悲報】逃げ0コケコスタン落ち

そらとぶピカチュウV-VMAX   2-2
コケコと対を成す第二の主役にして、環境ぶっ刺さりポケモンの一つ。1-1ではサイド落ちが怖い&置きづらいので2-2。
仮に使わない対面でスタートしても逃げ0であることから進化だけして放置していても大丈夫な点が便利。

ポケギア3.0   2
適時適切なサポートを使うことを重点に置いているため評価が高いカード。現物とのバランスを取って2枚。

あなぬけのヒモ 2
いれかえ-あなぬけで1-1にしないのか?といった質問を時々されますが、いれかえは2ターン目の入れ替えにしか役割がないのに対し、穴抜けは終盤まで活躍し得るカードです。特に麻痺を強く通すために歪なサイドプランや攻撃順を取ることがあるこのデッキにおいて、穴抜けで裏のポケモンを取ったり、最後穴抜けで勝ったりとなにかと仕事をするため、私はいれかえ<あなぬけ2枚目の評価でいます。
割と穴抜けでラルトス狩れます。

パニックマスク 2

テキスト知らない人用

対サーナイト勝率を底上げするカード。フワンテやアルカナシャインサーナイトにワンパンされなくなります。ジャマーとの選択肢ですが、シャインサーナイトのワンパンも防ぐことができる点、ベルトでワンパンを狙ってくる対面が以前よりは然程多くない点からマスクを選択しています。180点を刻んでいくデッキなのでHP220に対しても強く出れます。被っても人間はやめられません

ボスの指令 4
相手をVexをワンパンしてサイドを進めることができないデッキであることから要所要所で確実に使って試合を決めるため妥協することのできない枠であると考えます。終盤のためだけのカードというわけでもなく、早い段階でキルリアを潰したりコケコでサーナイト捕まえたりレントラー起動の前にピカチュウで多くサイドを取るためルギアを呼んだりと何かと使うため4枚です。

博士の研究-ジャッジマン-ナンジャモ 4-3-3
博士は主なドローソース、ジャッジマンは手札干渉札、ナンジャモはドローソースにも強力な手札干渉札にもなるその時によって役割が変わるカード。
今までアルセウスコケコというデッキは序盤に重点を置くか、多少ご都合主義的な札になったとしても試合を決定づける妨害を通す選択肢を持てるようにするかなどの考え方でツツジを入れるか入れないかとプレイヤーは頭を悩ませていたものですが、序盤から終盤まで隙が無いナンジャモによってついに議論に終止符が打たれました。
2ターン目のナンジャモでは妨害としてそこまで強くないためナンジャモだけに頼らずジャッジマンもしっかりと採用。
特筆すべきは博士4枚。ジャッジマンを使って相手を事故らせるのであれば自分も事故らない構築にするべきと考えていること、手札干渉するのか・せずに引くのか・裏を呼ぶのかの選択肢を取れるようにするため最大枚数。
せっかく手札干渉で弱い動きしてくれた相手に対してまた手札干渉してしまうなんて弱すぎます。
次のターンに使用できるサポートの選択肢を広げるための博士でもあります。
また、後攻時最も使いたいサポートは博士の研究であることからも4枚は必要であると考えています。※これについては後述

頂への雪道 3
いつ何時も強いカード。何度も貼り換えせるよう3枚以上は確定しており、本当は4枚目が欲しいのですが枠の都合上この枚数。

Vガードエネルギー 1
基本エネルギー8枚+ダブルターボ4枚の計12枚では初手で引ける確率は約81%と少々低く、追加するエネルギーとしてはVガードエネルギーが最優先になります(13枚でも約84%であるが16%はそれもポケモンカードであると割り切る)。
Vガードエネルギーを貼ることでアルセウスがロストインパクトを耐えることがかなり偉いです。

4.採用を検討できるカードの解説

森の封印石
現在ロスト/アルセウスギラティナといった雪道採用デッキが一定数存在し、このデッキは雪道を剥がす手段がないためスターバース宣言前に雪道を貼られてしまうと厳しくなる展開が多く、そういった時に封印石は重宝します。
また、封印石を抱えていればスターバース宣言前にも自分から雪道を貼りやすくなったり、1ターン目のエネルギーの14枚目と捉えることもできるため、不採用カードの中では最も優先度が高いです。仮に入れ替えるとすればポケギア2枚目辺り。

ロストスイーパー
相手の雪道に対しての対抗手段としては最も有効なカードです。封印石で一枚持ってくるくらいならスターバースで2枚持ってこれた方が当然強い。また、相手の森の封印石やフワンテのおまもりを剥がす動きも強力。ただし、封印石のようないつ引いても場につけておいて好きなタイミングで使うことはできない点(とはいっても雪道を貼られて困るのは相手ターンの先2・後1で、スイーパーを引いて困るタイミングは後1だけである)、エネルギー14枚目になることはできない点などより封印石に軍配を上げていますが実際のところは諸説あります。

葉隠れポンチョ
ロストギラティナ戦においてコケコが一体しか立っていない時にボスレクイエムを防いでくれたり、ロスバレ戦においてピカチュウにつけて穴抜けボスライコウを防いでくれたり、パオジアン戦においてバスターテール+ボスダイナミックウェーブでの空ピカ処理を防いでくれたり、ディンルー戦においてピカチュウにつけて穴抜けボスワイルドインパクトを防いでくれたり、ルギア戦においてピカチュウが前に出ている時ボスでアルセウスを攻撃されることを防いでくれたり(後述)となにかとあると活躍してくれます。
今回は入れませんでしたが、実は結構このデッキにおいて優秀なカードです。

トレッキングシューズについて

ターン中に引ける枚数の期待値を上げるカードで、サポート以外に山札を掘る手段がないこのデッキにおいて非常に相性の良さそうなカードです。
採用される理由としては
・切って良いカードが多くて入れやすい
・序盤のダブルターボ、中終盤のサポートに触れやすくしたい
といったところでしょう。
しかし、私はアルセウスコケコにトレッキングシューズを入れることにはかなり懐疑的です。
まず、シューズで引きたいカードは序盤ダブルターボやアルセウスVSTARですが、それ以降は基本ずっとサポートです。適時適切なサポートを使うことが勝利に直結するこのデッキにおいて、サポートを引き込むためにはサポート現物やポケギアを突っ込んだ方がずっと有効。このことから序盤にダブルターボやアルセウスVSTARを引き込むことにどれだけの価値があるかで評価が決まります
後攻1ターン目や先攻2ターン目にそれらのカードを引き込める確率がどれほど上がっているかを数学的に正しく結論付けられるだけの試行回数は果てしないほどの時間を要するため断言は出来かねますが、私の考え方として、「デッキの回転率が高ければ高いほど、1ターン当たりのシューズによる恩恵が大きい」というものがあります。詳しく説明すると、1ターンに多く引ければ引けるほどシューズを多く引き込むことができ、その分シューズによって引ける枚数も多くなります。故に、シューズの有無による山札の削り具合の伸びが大きくなり、引きたいカードを引ける確率を上げることへ大きく貢献できると言えます。対してこのデッキはと言うと、1ターンに山札を削れる枚数はせいぜい10枚以下。この程度ではシューズによる1ターン当たりの伸び幅は小さく、序盤に引き込みたいカードを引き込むのにそこまで大きく影響するものでないと考えます。
それどころか、シューズをねじ込みたいがためにサポートの枚数を削られている構築も多々目にします。それ、本末転倒なんじゃあないですか?

5.不採用カードの解説

シンオウ神殿
対ルギアにおいてリバーサルエネルギーや一撃エネルギーを無色にしたり、ジェットエネルギーを無効化して麻痺解除を阻止したり、ギフトエネルギーを無効化して手札妨害を強く通したりできるスタジアムです。
このカードがなくとも対ルギアにはそれなりの勝率が持てていること、いつひいても使えるわけではない(アルセウスがダブルターボをつけて殴るときに貼れない)ため強く使っていくには2枚以上必要であると感じていて、2枠割くほどルギアだらけの環境ではないこと、神殿貼る時は大体雪道も強い場合が多いことから不採用。

キバナ
エネつきアルセウスVがぶっ飛ばされた時のリカバリー札です。
現在先攻2ターン目ボス220↑を現実的に高い再現性を持ってできるデッキがミュウくらいしかなく、そのミュウも現在使用率3%程度であることから今回は切ってしまって良いと考え不採用。

ともだちてちょう
山札のサポート密度を高めることができるグッズです。
入れ得なカードではありますが、サポート現物に重点を置いたため不採用。
手帳よりボス4枚目。手帳より博士4枚目。

ミカルゲ
ミュウの使用率よりミカルゲバトル場でスタートする確率の方が高いです。

コラム.後攻から勝つために

改めて言うまでもないことですが、アルセウスデッキは後攻が弱く、じゃんけんから勝負が始まります。しかしじゃんけんで勝てる確率は理論上1/2、後攻から捲っていかなければならない試合も数多く存在します。
では後攻1ターン目に最も強く巻き返しやすくできる動きとは何か、というとしっかりと置くべきポケモンを用意し盤面を作ること、次のターンに強く手札干渉を使っていける手札を作ることであると考えています。
そのためには当然山札を1ターン目からしっかり引いていけるような構築が望ましく、博士やナンジャモを多投し博士やナンジャモを後攻1ターン目から使っていける構築にしています。博士やナンジャモで大きく引けることでダブルターボエネルギーにヒットする確率も上がります。
後攻1ターン目に最も強い行動とはトリニティチャージです。特にこれを決められたかどうかでその後の展開に雲泥の差があります。ルギア戦においてアルセウスが取られた返しにピカチュウでルギアを取れるか、ミライドン戦において返しにミライドンにダイショックが刻めるか…などなど。
後1ジャッジマンの評価について、ジャッジマンで相手が止まってくれれば良いのですが、後攻1ターン目に手札4枚にして次に繋がるサポートを引けるのか、しっかり展開できるか非常に怪しく、それよりも博士やナンジャモでたくさん山札を引きこむことが重要です。
ジャッジマン後に動かれたときの裏目も大きいですし、そもそもジャッジマンというカード自体"ドロサポ”であると思っていません。
基本ジャッジマンは無理せず2ターン目から。

6.各対面の戦い方

※勝率~というのは私の練習及び一人回しにおける勝率
 試行回数がデータと言えるほどのものでもないためあくまで参考程度に。

vsサーナイト 先攻 微有利
       後攻 微有利
盤面:アルセウス・コケコ・空ピカ
仮想敵はONC(凱さん)のフワンテサーナイトのレシピとしています。
2~3ターン目はジャッジマンでの手札妨害、あなぬけやボスでのラルトス・キルリア狩りで極力強い盤面を作られないように徹しましょう。また、フワンテやサーナイトの大火力でこちらのポケモンを早々に飛ばされる展開では辛いため、パニックマスクはスターバースなどで早めに貼っておくことをおすすめします。それ以降は雪道での要求上げ、ナンジャモに屈しないための山圧縮などに努めていけばしっかりと勝ち越していける印象です。
仮に相手が大いに上振れ、サイドが負けてしまうような形になったとしても、すぐにボスでサーナイトを呼びダイショックで捕まえれば十二分に巻き返すことができます。
参考までに
先攻 勝率約65%(11/17)   
後攻 勝率約57%(8/14)

因みに、サーナイト側にスイーパーが採用されているか否かでまあまあ勝率が左右される印象。最近はスイーパーの採用率が上がっていますが、スイーパーなしサーナイト相手にはマスクが確実に仕事するためもう少し勝てるように感じています。
逆にフワンテを使わずリバーサルエネルギーつきサーナイトで戦っていく型には少々勝率が落ちると思います。リバーサルエネルギー手貼り+最古縁ブレイス5回で300ダメージですが、この場合パニックマスクが反応するため前のターンから手貼りしているかどうかでアルセウスが倒されるかどうかが決まります。故にエネつきキルリアは極力早めに倒しましょう。

vsルギア 一撃 先攻 有利
        後攻 五分
     白  先攻 有利
        後攻 微有利
仮想敵はレントラー入り・スタジアム4枚ルギア4-4のものとしています。
盤面:アルセウス空ピカ空ピカ(最良)orアルセウスコケコ空ピカorアルセウスアルセウス空ピカ空ピカorアルセウスアルセウス空ピカコケコ
先攻時ルギア殺すマンです。2ターン目の雪道ジャッジマンでまあまあバグってくれます。ルギアには大抵Vガードエネルギーがつくため、極力空ピカには極力ダブルターボエネルギーを貼らずに戦っていきたいです。
後攻時について、先2アッセンブルを決められサイドを2枚先行され、場のポケモンがアルセウスと空ピカ1体だけのときサイドレースが追いつかない場合が多々あり、ボスで倒されること覚悟で場に4体目のポケモン(空ピカorコケコ)を置いて育てるプレイングをよくとります(この時にアルセウスVSTARをポンチョで守れると強いのです)。雪道手札干渉で相手の行動を制限しつつピカチュウで極力多くのサイドを取り進めて捲っていきましょう。

参考までに
一撃 先攻 勝率69%(11/16) 
   後攻 勝率約53%(8/15)
白  先攻 勝率80%(8/10)
   後攻 勝率約59%(10/17)

相手には極力レントラーを起動させず空ピカを2パン以上させる展開を目指したいです。前を殴ってしまうとレントラーが出てきて空ピカを一撃で持っていかれてしまうといったときには裏のワンパンできないポケモンをボスで呼ぶ、それができなかったりそもそも全てワンパンできてしまう場合は空ピカを引っ込めて他で攻撃しましょう(空ピカ2体なら関係ない)。空ピカを生き残らせることが最優先です。

vsパオジアン 先攻 有利
       後攻 微有利
盤面:アルセウスコケコ空ピカorアルセウスアルセウス空ピカ
構築が人によってビーダルやパルキア、カイオーガやギフトエネルギーの有無など異なっており「こうされるからこうだ」とあまり言えない印象で、少しフワッとしたことしか言えませんが、この対面は雪道手札干渉が世界一刺さります。また、空ピカが前で突っ張るだけでも相手はかなり苦しい展開になることからも結構楽寄りな対面であると認識しています。
パニックマスクがたまに活躍したりしなかったり。

vsディンルー   先攻 有利
       後攻 有利
盤面:アルセウス空ピカ空ピカorアルセウスアルセウス空ピカ
基本ディンルー側には種ポケモンしか入っておらず、空ピカのダイバルーンで全攻撃を封じることができるため有利です。
相手目線空ピカ単騎の盤面を作られてしまうと詰みなので、空ピカ以外のポケモンをあえて倒さず残しつつあなぬけボスを使ってワイルドインパクト+ランドスクープ(orワイルドインパクト)の2パンを狙われます。そのため適時手札干渉しつつあなぬけボスを防ぎます。また、ボスの指令で積極的にエネつきコライドンを攻撃すると良いです(そうすることであなぬけを消費するかエネルギーを切ることになり仮にあなぬけボスができる手札でも1ターン先送りになる)。一度空ピカが立って手札干渉しつつダイバルーンを宣言していけば基本的にディンルー側は間に合わない認識です。
空ピカが1体サイド落ちしていてアルセウス空ピカの盤面を作った場合、ノヴァの後あなぬけで空ピカに刻まれる可能性があり、ましてや後攻時アルセウス+空ピカだけの盤面ではあなぬけワイルドインパクトで闘抵抗込みちょうど倒されてしまうためアルセウスをもう一体置く必要があるので注意。

vsロストギラティナ 先攻 微不利
          後攻 不利
仮想敵は雪道2枚ギラティナ3-3カート穴抜けジェットエネ4-2-2のものとしています。
盤面:アルセウスコケココケコ(最良)orアルセウスコケコ空ピカ
アルセウスが後2・先3に倒されるとほぼ負けます。故にこのマッチでは相手を下振らせることに魂を賭けます。ジャッジマンなどで極力妨害しつつ、ダブルターボを1ターン目に引けている場合はスターバースでVガードを持ってきたりもします。結構渋い対面のように聞こえますが、ギラティナはこちらが手札干渉を加えればちゃんと待ってくれるデッキです。
理想的なサイドプランは1-2-2-1。ギラティナのサイドが4枚になったときサイド3枚取れると麻痺を通しつつ最後ボスor穴抜けで試合を決められる展開になり勝ちやすいです(サイドが偶数だとヤミラミやウッウを挟まれます)。ツツジは怖いですが、サイド4枚取った時点でツツジ+裏にギラティナ準備+おとぼけスピットを使われることこそ最も恐れるべきこと
場合によって1-1-2や2-2とサイドを進めてしまう展開もありますが、その時は手札干渉でギラティナの準備を妨害して最後1-1と取り切ったり、ボスでギラティナを捕まえて麻痺お祈りしたりと臨機応変に対応していきましょう。
参考までに
先攻 勝率約42%(10/24)
後攻 勝率約33%(5/15)

この対面の勝率を下げている最大の要因はロスギラ側の雪道。逆に雪道が入っていないロスギラに関しては五分程度の勝率は確保できるのですが…。シティ本番では幸いなことに雪道をスターバース前に貼られず2回当たって両方勝つことができましたが、仮にスターバースを封じられてしまうと中々厳しい印象で、この対面を意識するのであれば森の封印石やスイーパーが必要。

vsロストバレット 先攻 有利
        後攻 有利
仮想敵はロストリザードン・ロストカイオーガ(鋼)辺りとしています。
盤面:アルセウスアルセウス空ピカ
うっかりVMAXを2体立ててしまうとアルセウスを無視されて結果的に相手の要求総ダメージ量が少なく済んでしまう可能性があるためアルセウス2体と空ピカの盤面を作ります。
エネルギーを空ピカに加速することができたらさっさと空ピカで殴り始めましょう。あとは適時手札干渉しつつ戦っていけば、相手はこちらを3体乗り越えるに間に合わず勝ち越せます。
また、やまびこホーンを警戒してポケモンを極力落とさないプレイングをすることが(特にロストカイオーガ戦では)多いです。

厄介なのが後一ドラゴンゲイルを飛ばしてくるタイプの構築。通常のロスバレには有利でもこれに対してはひっくり返される印象。ある程度は割り切ります。

vsアルセウスギラティナ 先攻 有利
            後攻 不利
盤面:アルセウスコケココケコ(最良)orアルセウスコケコ空ピカ
アルセウスミラーにおいて当然先攻が有利です。先殴りという意味合いももちろん、雪道での駆け引きに関しても先攻が強く出れます。
このデッキはコケコのダイショックでVSTARを無傷で処理できる(可能性がある)のに対し、相手はコケコをワンパンできない点で優位性はあるものの、アルセウスギラティナ側にはベルトが入っておりコケコVをワンパンされてしまう可能性があるところで劣位性が存在します。
後攻1ターン目に雪道を抱えている場合は積極的に貼ってしまいましょう。

vsロストヌメルゴン 先攻 五分
          後攻 五分~微不利
盤面:アルセウスコケココケコorアルセウスコケコ空ピカ
ロストギラティナ戦と同様に手札干渉などで相手の盤面形成を遅らせつつサイドを取っていきますが、アイアンローリングやモイストスターでの耐久によりヌメルゴン側がサイドを逆転する流れとなり、最後ヌメルゴンに麻痺を通せるかどうかといった試合になる展開が多い印象。
サイド4枚取った時点で裏にヌメルゴンを構えつつ非エクで攻撃されるのを防ぎたいことから理想サイドプランは1-1-1-2-1。
ヌメルゴンに3回攻撃で倒すことは極力避けたいため、アイアンローリングのダメージ軽減避けにあなぬけのひもやボスの指令は積極的に使っていきましょう。

手札にあなぬけ&ボスを抱えている時、何も持っていないふりしてダイショック→次のターンにあなぬけボスで倒すなどしてモイストスターを使わせないプレイングなんかもしてみて良いかもしれない。

vsミライドン 先攻 五分
       後攻 不利
盤面:アルセウスアルセウスコケココケコorアルセウスアルセウスコケコ
雪道手札干渉が刺さってくれる寄りのデッキではありますが、後1ブラスターでアルセウスVをぶっ飛ばされると中々厳しいです。
雪道手札干渉でどのくらい弱い動きをしてくれるかゲームになりがちな印象。相手の勝ちまでの攻撃回数を少しでも増やすために、ボスは割り切りで手札干渉しつつコケコ2体目を立てることも視野に入れましょう
うまく麻痺を通しつつ戦っていければ全然勝てはします。
パニックマスクがたまに活躍したりしなかったり。

vsミュウ フュージョン 先攻 不利
            後攻 不利
     ターボ    先攻 不利
            後攻 不利
使用者の数がかなり減っていることから今回の構築ではこの対面を切っています。当たったら雪道お祈り。仮にミュウにも対抗でき得る構築にしたければ、キバナやミカルゲを投入して構築しましょう。

~相手のデッキが確定しない場合~

自分が先攻で、試合スタート時相手のポケモンが仮にゲッコウガだとします。この時点で相手のデッキがサーナイトパオジアンロスギラロスバレetc…と色々な可能性が存在し、かつ各対面毎に置くポケモンが異なることから下手にポケモンを置けません。
そのため、このように何のデッキか完全に絞れず、可能性のある対面次第で置くポケモンが異なってくる場合(ゲッコウガ・マナフィ・キュワワーなど)アルセウスVでスタートした場合はアルセウス単騎で番を返すことが多いです。
2ターン目に進化前を呼んで潰せるデッキが少ない(先2雪道手札干渉しやすいこのデッキに対してなら猶更)今、単騎エンドの裏目が出る可能性が非常に小さいです。
(ただしビッパに関しては大抵コケコを使う対面であり、かつアルセウスギラティナ対面である場合2ターン目ベルトノヴァでコケコVを取られる可能性があることから、恐らくコケコを置いてしまっても大丈夫という認識です)

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。
最初は意気揚々と書き始めものの、1/3ほど書き終えた時点で超絶めんどくさくなり半ば発狂しつつもなんとか書き終えることができてうれしく思います。

また、シティ前日に遅くまで相談に乗ってくださったとらいさん(@k2_pokeka)、本当にありがとうございました。

コケコは強い
以上です。

追記:投げ銭できるようにしました。
671s高校一年生シニアプレイヤー、春夏秋冬問わず年中圧倒的金欠状態が続いているので、この頑張って書いた初投稿noteにお金投げて貰えるととてもとても喜びます。

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