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【とりとめもない日記】羊毛糸紡ぎの実績を解除した日

あまりにも生産的な1日

まずは私の今日があまりにも生産的すぎたので、ぜひ何をしたのか聞いてほしい。

9時

いつもなら起き上がるまでうだうだするところ、珍しくちゃんと目が覚めた。おかげでサッサと朝の準備をして、なんと出かける前に現在の日課(私の「日課」枠の中身はその時によって変動する)であるところの「えんぴつで万葉集」1日分に加えて、20分も副業を進めることができた。明日は雪でも降るんじゃなかろうか。

11時

近所のバレエ教室へ。90分のレッスン。

14時半過ぎ

レッスン後は家に戻らず、そのまま電車に乗って「Tokyo Spinning Party」へ。Fediverseで情報を見て、絶対に行きたかったのだ。

そもそもは名前のとおり糸紡ぎをスタートとするイベントではあるが、私はミニ機織りやら編み物やらをするし、織機などにも興味があるので、どちらかというと出来上がった糸に関するほうを見たくて行ったのだった。

しかし出てきたときには糸紡ぎの道具を握っていた。どういうことだってばよ。

16時過ぎ

Spinning Partyの会場から20~30分ほど歩いて桜木町駅に到達。2021年にできた都市型ロープウェイ「横浜エアキャビン」に乗ってみたかったのだ。近づいてみるだけで、まちなかの道路の上をロープウェイが通っている景色が面白い。
今回は往復券を購入したが、あとで地図を見たら、Spinning Party会場からだと到着駅側のほうに歩いて行って片道で乗っても良かったかもしれないと思った。それはさておき、私は高所恐怖症では決してないのだが、ロープウェイの眼下が水というのは、森であるよりもちょっと怖いかもしれない。

ちなみに横浜エアキャビンのような都市型ロープウェイ、世界でも最先端をうたっているそう。むかし長崎に住んでいたとき、山がちで斜面に人が住んでいるので「ロープウェイでも通してくれればラクなのに」と思ったものだが、実際に整備されたのは坂道エスカレーターだった(あれはあれで変わった設備だが)。思えば江の島もエスカレーターだ。エアキャビンの運賃が観光向けのぼったくりではなく、整備費用を賄って運営していく上での適正価格であるのだとしたら、長崎でロープウェイにならなかったのも納得がいく。往復1800円では日常の足にはできないだろう。

せっかく渡ったので、渡った先のワールドポーターズのサイゼリヤでご飯を食べた。

18時半

桜木町からだとなぜか不思議に便利が良かったので職場に寄り、30分だけ急ぎの仕事を片付ける。便利の良さと距離の近さが必ずしも一致しないのが首都圏の交通の不思議なところである。

20時

帰宅してすぐにお風呂にお湯を張り、その間に汗でしみしみになっているレオタードやら周辺の布ものやらを洗濯機に放り込み、荷物の片づけをすることができた。帰宅するとついぼんやりしてしまうことが多いのに、久しぶりの偉業である。

21時

お風呂上がり、購入した糸紡ぎに少しだけ挑戦。その後、お湯を沸かしてコーヒーを入れつつ、このnoteを書き始める。

何ですかこれ。1日に終えたものの量が多すぎる。すごくアクティブな人みたいだ!

糸紡ぎの実績解除に関して

綿糸は少しだけ紡いだことがあったのだが(我ながら振り返ると、今につながる「てづくり系の経験」はやたらと多い。好きなのだ)、羊毛を紡ぐのは初めてだ。Spinning Partyの会場にあった本のサンプルでなんとなくの方法は理解したものの、購入したスピンドル(紡ぎ道具)は本と違う形だったので販売者さんにやり方を聞いた。混みあっている中で快く教えてもらえて助かった。

会場でも大量の羊の毛を開封状態で売っている人がいたので一部のエリアが羊のにおいだったのだが、あれはなんというか、においがするような販売方法の何か、なのだと思っていた。いわば未加工品みたいな感じのイメージだ。実際かなりこう、まとまっていないというか、不純物が多いというか、そんな感じの売り方のエリアだった。
が、家でやってみようと、スピンドルと一緒に買ってきた毛のビニールを開けたら、やっぱりひつじのにおいがした。

ひつじのにおいが判別できる時点でおよそ平成生まれにしては珍しい人種だと思うがそれはさておき、これはとても不思議なことだった。

だって私たちは、ウールの服を着たとき「ひつじのにおいがする」とは思わないではないか。
裁縫店で毛糸を買ったとき、毛糸からひつじのにおいがするとも思わないではないか。
一体、どこの時点で「ひつじのにおい」はなくなるのだろうか?

ひつじのにおいから思ったのだが、動物アレルギーで猫を飼えない人がウールの服を着られないというのは聞いたことがないし、動物アレルギーだから編み物ができないというのも聞いたことがない(よほど重度の人ならあるのかもしれないが)。
何が違うんだろうか。
じゃあ糸紡ぎはどうなんだろう?

たぶん調べればすぐわかることなのだけど、ふわふわとそんなことを考えていた。
考えられる程度には頭がヒマだった。つまり、糸紡ぎ自体はそれほど難しくはないということだ。初心者にしては(にしては!)均質にできている気もする。奥は深そうだけれども、入り口は広い世界らしい。

販売者さんに紡ぎやすそうな毛を、と言ったとき、紡ぎやすいの?じゃあこれ!これかこれよね!ね!と3人の人がわいわい決めてくれたのだが、その後もかがんで白かグレーか悩んでいる私の頭の上で、でも私はこっちの毛も紡いでみた~い!と盛り上がっており、「いずれはこうなるのよ!」と言ってくれた。接客業としてはアットホームすぎてアレかもしれないが、ああいう場では楽しそうでぴったりハマっている人たちだった。私も羊の種類で盛り上がるようになるのだろうか、それはちょっと怖い、ただでさえ多趣味なのでお財布的に。

小さなスピンドルが2000円ちょっと、毛が1000円弱で、合わせて3000円に届かないくらい。とりあえず購入した小さな袋の毛がどのくらいの糸になるか試してみようと思う。ついでに、一応検査上では軽い動物アレルギーらしい私にくしゃみが出るかどうかも。

で、つくった糸を消費するためにミニよりは大きめの織り機が欲しいのですが…(底なし沼)
いや、ウールなら編みなのか?どっちでもいいのか。

今日、これからすること

こんなに盛りだくさんの1日なのに、まだまだやっちゃいます!

・Spinning Partyのカタログやもらってきたチラシの販売者さんを調べる
・日課のソーシャルゲームをする
・副業をちょっとだけ進めたい

ということで、大急ぎでスタートします!では!

P.S. Tokyo Spinning Partyは明日も開催あります。当日券で入れるぞ!

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