#祝シャニマス 2周年!(前編)大崎姉妹の好きなとこを3000字で語る
ご無沙汰してます
note、すっかりほったらかしちゃいました。
仕事が忙しかったっていうのもあるんですが、プロメアの年越しマサラについて書いて以降、数テーマ並行で書き進めては見たものの途中で公開する意義を見失っちゃってボツにする、っていうのを繰り返してまして。
やっぱり知らない人に向かってそれなりに量のある文章を書こうとすると、思考的な体力が要りますね……。
へばらずに続けていきたい。
というわけで、今回はいくら迷走しようとも公開する意義だけは見失わないテーマにしました。
祝!シャニマス2周年
4月12日をもって「アイドルマスター」シリーズの1作品である「シャイニーカラーズ」が2周年を迎えました。めでたい!
ちょうどいいタイミングなので、シャニマスに出会って一番最初の惹かれたキャラクターである大崎甜花・甘奈姉妹と、現在の担当ユニットであるStraylight(ストレイライト)の好きなところをただただ延々書いていこうと思います。
これなら多分、ボツにはならない。
シャニマスとの馴れ初め
私自身はシャニマスに初めて触れたのが2019年3月10日、1stのライブビューイングなので、ちょうどシャニPになって1年ちょっと。
リリース当初から興味はあったものの、1年も手を出さずにいたのは、まず単純にデレステミリシタで手一杯だったっていうのが大きかったです。
というか、当時はミリシタですらほとんどできてませんでした。
アプリゲームやブラウザゲームは「クリア」という概念が無く、迂闊にハマると同時進行のコンテンツがどんどん増えるので本当に恐ろしい。
あとはアケマスを彷彿させるゲームシステムがちょっとトラウマっていうのもあります。
以前とある大学の後輩くんが「人生で最も思い入れのある『作品』を聞かれたら『アイマス』って答えるけど、人生で最も思い入れのある『ゲーム』を聞かれても『アイマス』とは答えない」って言ってて、なるほど確かに、と思った記憶が。
そんなわけで1年近くシャニマスは全然触れてない状態だったんですが、シャニマスの1stライブの時期はシンデレラやミリオンのライブを観るモチベーションがとても高かった時期で、せっかくだからシャニのライブも観てみようかな……と直前まで迷って観に行ったのでした。
どのユニットも実直で、素朴さすら感じるような、1stらしい1stライブ。
そんな中、一際印象に残ったユニットがアルストロメリアでした。
アルストロメリアから始めるシャニマスP
それまではアイマスシリーズだと、シンデレラでいうところの「クール」系の子を好きになる傾向が強かったので、一番惹かれたのがアルストロメリアだったのは自分でも意外でした。
本当にシャニマスについて微塵も知らない状態で1stライブ観たので、この時点ではユニットのキャラクターというよりも、単純に曲が気に入った感じではあったんですけど。
そんなこんなでデレステミリシタもロクにできない上、同年2月に刀剣乱舞も加わりてんてこ舞いな中、シャニマスを始めることに。
1stライブでの印象があまりにも鮮烈だったので、初めてしばらくはずっとアルストロメリアの3人ばっかりプロデュースしてました。
貯まったジュエルでガシャを引き、少しずつSSRも出るにつれ、他のユニットの子もプロデュースするように。
が、なんだかんだで甜花と甘奈の二人に戻ってくる。
単に曲を気に入ったというきっかけだったはずが、気が付いたらこの二人に随分入れ込んでいました。
ココが好きだよ大崎姉妹
この双子の姉妹の物語、引きこもり気質な姉の甜花と快活で人気者な妹の甘奈が一緒にアイドルを目指して事務所のオーディションを受けるところから始まります。
無事オーディションに合格し、二人がアイドルとして活動していく中で、だんだんとお互いに対して抱く感情が少しずつ変化していくんですよね。
羨望の対象である甘奈に引っ張ってもらうのではなく、並んで歩きたいと願い努力する甜花と、そんな甜花の姿をみて、甜花が自分から離れていってしまうのではないかと不安になる甘奈。
そんなちょっとした気持ちのかけ違いと、それを取り巻く様々な出来事を経て、また共に高みを目指そうとする二人の姿が、最高にドラマチックだと思うんです。
この「特定の仲間」に対する心の揺れ動きをここまで深掘りして描いたことって、以前のアイマスシリーズではあまり無かったような気がします。
ただ、同じような構図を以前、アイマスシリーズで見たことがあります。
それは、『アイドルマスター2』における亜美と真美。
「アイドル」をめぐって揺れ動く双子の心境
初代アイドルマスターでは2人で1人のアイドル「双海亜美」として活動しているという設定だった亜美と真美が、アイマス2から明確に別々のアイドルになりました。
その上、亜美はアイドルユニット「竜宮小町」として、真美よりも一歩先を行く存在に。
今まで2人で1人だった亜美が一人で高みへと昇っていった時の、真美の心境を想像せずにはいられませんでした。
アイマス2の詳細が発表された時、今までは自分の中で突出した存在ではなかった真美にとても惹かれたのを覚えています。
けれど、劣等感を持っているようにも受け取れる描写はあっても、そんな真美の心境が詳細に描かれることはありませんでした。
亜美と真美においてこの部分は、二次創作で扱われるような「余白」だったんです。
そういう、想像で補っていた部分をフォーカスして、真正面から描いてくれたのが甜花と甘奈の物語だったんですね。
「分断」ではなく「接近」によって生まれる心の揺れ
そんな2組の双子の物語ですが、本質的に大きくに違う点が一つあります。
亜美と真美の心の揺れ動きが二人の「分断」によって生まれているのに対して、甜花と甘奈の心の揺れ動きは「接近」によって生まれていること。
甜花と甘奈の気質は大きく異なっていて、甜花も甘奈に対して羨望や劣等感を抱いているような発言が多々あります。
だからこそ、アイドルを通して甘奈と並んで歩んでいくことを目指して、努力するようになります。
客観的に観れば甜花が成長することは甘奈との「接近」の物語です。
でも、アイドルを始める前からそのままの甜花を劣っているとは思っていない甘奈にとって、甜花の成長は「分断」のように思えてしまう。
事実としての「分断」ではなく、同じユニットとして活動していく中での「感じ方の違い」で心の揺れ動きを描いているところが、本当に巧みだと思います。
「双子の視点」による重層化
もちろん、甜花と甘奈、個々人のエピソードも本当に素敵なものばかりです。
個人的な好みにはなりますが、甜花が「アイドルとしての自覚」に目覚めていく姿は殊更胸に来て、毎度毎度泣きそうになります。
(アイドルとしてのタイプは違いますけど、デレマスで奈緒のこと好きになったのもこのパターンなので、俺は一人の女の子が「アイドル」としての自覚に目覚めていく姿が好きなんだろうな、と)
でも、この二人の物語が特に素敵だと思うのは、1人のエピソードに双子の姉妹から見た視点が加わることにより、出来事が重層化してより深みを増す点です。
この「2人で1つの物語」という一面は、アケマスや箱マスにおける亜美真美の物語を一段上に昇華させたもののように感じます。
「ミリオンライブ!がストーリーとしての765ASの後継者であるならば、シャイニーカラーズはシステムとしての765ASの後継者」という話を以前あるフォロワーさんがしてましたが、言い得て妙だなぁ、と。
後編へ続く
このまま現在の担当ユニットであるStraylight(ストレイライト)の話もしたいところなんですが、既に結構な分量になってしまったので記事を分けようと思います。
あとシンデレラキャラバンであかりんご15枚集めないといけないしな!!!!(多分無理)
というわけで前編はこの辺で!
追記
後編書きました。
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