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透明日記「ゆめ」 2025/01/10

夢を見た。長澤まさみの家に招待されたらしい。知り合いも来ていた。ぼくと知り合いは庭に立ち、長澤まさみはガラス張りの部屋の中でソファにくつろぎ、虎を撫でている。

虎のいる部屋には入れてくれないらしい。ガラス越しに三人で会話していた。ふと、長澤まさみの旦那だと言う男が、ガラスの壁を手で伝い、庭に現れる。男は雑巾のように生気がなかった。

二日酔いがひどいらしい。昨日は酔った帰りに八万円の時計を買って、妻にプレゼントしたと言う。長澤まさみは嬉しかったのか嬉しくなかったのかよく分からない表情で、虎をさらさらと撫でる。

場面が変わって室内。白い小さめの犬と黒い猫が跳ねている。長澤まさみのとっておきの部屋に知り合いだけ招待され、ぼくは旦那だと言う男と犬と猫とともに、室内に置いていかれる。

知り合いは女だったので、女はいいなあと思って目が覚めた。

夜中。静かな天井。虎、犬、猫。可愛かったなあとか思ううちに眠り、飽きもせずにまた夢の中。

大学の講義室のような部屋に入る。前方に舞台がある。小学生の頃の友達が緊張で汗を流し、暗い顔で鼓を叩いていた。その姿を見て、はっとした。

ぼくは一緒に演奏する予定を忘れていた。すぐさま、大根おろしのおろし金を手に取り、舞うように踊る。おろし金を振ると、木の板がずれてカチカチと鳴る。おろし金を鳴らし、ドンタタと床を踏む。

観客が乗ってくると、友達はなにか限界が来たらしく、怒りを堪えてムスッとし、無言で部屋を出て行った。仕方がないので一人、おろし金を振って舞う。

観客の中から助っ人が出る。後ろの扉から出て、前の扉から入ってくると、助っ人は神楽舞のような衣装で続々と現れる。機材も搬入されていた。

室内の照明が落とされ、舞台に光の線が何本も走る。ハウスっぽい音楽がかかり、助っ人たちが床に足を擦り、スースー音を立てて前後に動く。集団で波のような形を作っていた。

何も知らないぼくはドンタタと足踏みをしていたが、なんか様子が違うらしいと気づき、周りの動きを真似て、スースーと足を擦った。

照明が明るくなっても助っ人は踊っていたけど、その頃にはぼくは舞台の端に追いやられていた。

舞台の端に知らないおばさんがいたので、なんとなく即興コントを仕掛ける。似非民族言語で、近くにある綺麗な壺や皿を与え合うコントをはじめる。もらった方は持ち上げて感嘆の声を上げるというルールが生まれた。

ぼくは壺をもらうと、壺を両手で持ち上げて目を輝かせ、「アカ・パーシオー!」と感嘆の声を上げていた。近くの客席に知り合いのグループがあり、突如、空間を割るような笑い声が上がる。壺越しに天を仰ぎながら、笑い声の爆風を浴びているうちに目が覚めた。

朝。パンツが濡れている。漏らしたのかと思うと、汗で濡れていた。少し経つと乾く。夢でめっちゃウケていたので、気持ちよく目が覚めた。

それからは、短い文章を整理しながら仕上げたりして夜になる。久しぶりに飲みに行く。

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