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人類は「ハリーポッターを観た人」と「観てない人」に分けられる話

皆様におかれましては、「死ぬまでにやっておきたいこと」はあるだろうか。

そして、それをちゃんと死ぬまでに完遂できているだろうか。

ボクは最近実行して、完遂した。

それは、「ハリーポッターの映画を全部観る」ということだ。

たまに金ローでやってるのを飛び飛びで観ているだけだったハリーポッターを、シリーズ通して全部観たのである。

ハリーポッターを観るのは、思いのほかハードルが高かった。
シリーズ自体が8作品とまぁまぁ長いが、なにより、本編がノーカットだと1本2時間半くらいある。
普通の映画を1時間半〜2時間として考えても、1本1本がそこそこ長いのだ。それが8作品である。
安易に「空いてる時間に観よう」と思うと、変なところで区切らないといけない可能性がある(映画はぶっ通しで観たい派)
となると、観るタイミングを考えなければならない。
「いつか観よう」と思ってると、おそらく永遠に観ない。

「死ぬまでには観よう」と思っていたものの、それでは永遠に観る機会は来ない。
考えを改めて、「今年中には必ず全部観る」という意思を持って観たのだ。


(ここからちょっとハリーポッターのネタバレを含みます)

映画は面白かった。とても面白かった。
「8作品もあるのだから、中には微妙回もあるんじゃね?」という気がしたが、どの作品も必ず見せ場シーンがあり、印象に残る映画だった。

なんでみんながスネイプ先生にメロってるのか、やっと理解することができた。
てっきり、ボクの周りの人がおじが好きなタイプのおたくだからメロってるのかと思ってたが、ちゃんとメロれる理由があるのを知った。
あと音割れポッターの元ネタも見た。

友達ともいろいろ話したのだが、多くは炎のゴブレットまでしか観てなかった(NARUTOの中忍試験の途中までしか読んでない奴くらい多かった)

理由は、炎のゴブレットから先の展開が、かなり多くのキャラが死んだり傷ついたりするからだ。
確かにめちゃくちゃ死んだ。もはや誰が生き残ってるのかわからないレベルでめちゃくちゃ死んだ。たまに霊になって出てくるといよいよわからない。
キャラクターの名前がちょいちょいわからなくて、「ハリーとの関係はよくわからないけど仲間っぽい人」とか5人くらい死んでる気がする。
しかし、個人的には炎ゴブから先のヒリついた空気感も、シリアスな感じで好きである。
もちろん、アズカバンあたりのわちゃわちゃした学園ものの空気も好きだ。

完全に乗り遅れた流行に、今乗っている気がしている。

ただ、ハリーポッターにはどうしてもわからないことがある。シリーズ全部通して観ても、最後までわからなかった謎である。

それは、男女がキスするタイミングだ。
映画観てたら、よくわからんタイミングでフラグが立って、急にキスをするのだ。

洋画でもたまによくわからんノリでキスしたり急にベッドシーンになったりすることがあるが、ハリーポッターはキャラの解像度が高い分、わからなさが増すのだ。
(単純に、ボクが恋愛経験皆無なのが理由かもしれない)

是非、皆様におかれましても、ハリーポッターシリーズを観てほしい。
「いつか観よう」と思ってる人は、時間を考えて計画的に観てほしい。
金ローで観たら省かれてるシーンが、結構後々の伏線になっていたりしてたので、ノーカットで観ることをお勧めする。

そして、可能であれば、奴らがキスするタイミングについて解説してほしい。
日本と海外のフラグの立つ瞬間の違いを、わかりやすく解説してほしい。

当方は初代プリキュア育ちで、さん付けから呼び捨てをするのにも1話使うほどフラグに慎重な文化で育っている。
キスするタイミング考察については、有識者の解説が必要なのだ。

ハリーポッターと謎のプリンスの謎のキスシーン

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