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【500字以上】飲んだ酒レポ【富嶽麦酒】

report.2
富士かぐや蒸溜所【富嶽麦酒】

ボクは珍しいビールを見ると、買ってしまうクセがある。
ショッピングモールのリカーコーナーに行くと、普通のスーパーではなかなかお目にかかれないクラフトビールが置いてあることがある。
そうゆうのを見ると、ついつい手に取ってしまうのだ。

富嶽麦酒はパッケージに釣られて買った。
そしてキャッチコピーの「濃くて、苦い」も潔さを感じる。

富嶽麦酒
濃くて苦い。

飲んでみると、確かに濃くて苦かった。しかし飲みやすい。クラフトビールには強い苦みや、のどごしがウッとなるものもあるが、これはちょうど良かった。
味もしっかりしていて、濃くて苦味はあるのだが口に残る感じではなく、滑らかだった。
最初に飲んだとき、口当たりがやわらかい感じがしたから、エールビール(上面発酵のビール。フルーティでやわらかい口当たりが特徴)かなと思った。だが、調べてみたらインディアペールラガーというラガー(下面発酵のビール、日本のビールは大体ラガー)らしい。

気になるパッケージだが、裏面の浮世絵風なデザインはちゃんと使用したイラストについての注釈が書かれてるのが面白い。

富士山の伏流水を使用するなど、富士山にちなんだ静岡らしさのあるビールで、その水が良いのか美味しかった。
ビールの味って、麦やホップに意識が行きがちだけど、使われてる水も味のウェイト占めてると思ってる。上記の口当たりがやわらかいと感じたのも、使われている水がやわらかかったのだと思う(調べてみたら、富士山は軟水らしい)

余談だが、富士山にちなんだビールは結構ある。
この蒸溜所も富士山に近い場所にあったり、アサヒから「富士山」が期間限定で発売されることもあったり、真っ青な富士山ビールなんてものもあるらしい。
なんとなく、富士山の上が白いところがビールの泡に見えるのから、それにあやかっているのかもしれない。
そう思うと富士山を見ると、ビールを思い出してしまいそう。

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