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マスクをすることで防げる悲劇は病気だけではない話

涼しくなってきたので秋である。

秋は一番過ごしやすい季節である一方、いつも夏と冬に翻弄される季節でもある。今年の9月はほぼ夏だった。

ともあれ、気温とともに湿度も下がって、乾燥する季節でもある。
乾燥すると、風邪などの菌を拾いやすくなる。

コロナウイルスが流行る前から、寒い季節になるとマスクが推奨されていた。主に、風邪やインフルエンザの予防としてだ。
コロナ禍以降は、一年中マスクをしている人もいる。しかし、クッソ暑い真夏にマスクをしているのは、マジでしんどい。
涼しくなることは、年中マスクをする人にとっても過ごしやすい季節になるということだ。

マスクは、していた方が衛生的に良い。
しかし、個人的には衛生面以外でも、マスクをつける習慣によって助かる場面もあった。
それは「口臭がキツイ人が減った」ことだ。
コロナ禍における、数少ないメリットである。

口臭がキツい人は、全くいなくなったわけではないが、コロナ前と今では出会う確率が減った。
マスクをしていることで臭いを防いでる、というのもある。
しかし、激ヤバ口臭の人がマスクによって「自分の口臭を自覚した」という可能性もある。
口でうんこ吐いてるのか?と思うくらいドギヅイ口臭の人も、コロナ禍でマスクをしたことで「自分って、口でうんこ吐いてたっけ?」と"気付き"を得たのかも知れない。

自分から発する臭いというのは、自分では気付けないものである。
口臭は特に鼻に近い分だけ、完全に臭いに麻痺して気付くのが難しい。
人と喋っていて、とある瞬間に「自分の口、臭くね?」と気付いて絶望を感じた経験は、誰しもあるだろう。
そうゆう悲劇を生まないためにも、マスクは良い働きをしてくれる。

これからの季節は、コロナも怖いがインフルエンザも怖い。
そして、季節に問わず口臭の猛威に襲われることも、猛威の発生源になることもあるだろう。
人が集まる場所に行くときは、できる限りマスクはしたほうがいい。
あと、歯も毎日磨いた方がいい。

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