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鬼ごっこ系ホラーゲームでよくあるロッカー問題の話
世の中には、親の顔より青鬼の冒頭シーンを観たゲーム実況老害がいる。
彼ら彼女ら老害は面構えが違うので、初めのタケシの面構えでバージョンを当てられるのだそうだ。
青鬼はホラーゲームの中でもかなり有名だ。ゲーム自体はプレイしたことがなくても、青鬼の顔は見たことあるだろう。
ちなみに、ボクは長いことクラフトビールの「インドの青鬼」と混同していた。
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青鬼のゲームシステムとしては、ランダム、あるいは強制で出てくる青鬼から逃げ回り、捕まったらアウト、逃げ切ればセーフという「鬼ごっこシステム」だ。
見つからないうちにクローゼットやロッカーに隠れることもできる。見つかっていなければ、青鬼はクローゼットやロッカーの中を調べることはしない。
それについていつも思う。
隠れるために設置されたクローゼットやロッカーって、中身はどうしたんだろう。
クローゼットは空っぽだとしても、客室用のものと考えれば違和感はない。
しかしロッカーは、道中の至るところにあったとしても、人一人入れる分くらいに空っぽなのだ。
普通はモップなりバケツなりが入ってて、まぁまぁ狭いし、人が入るには難しいスペースになってるはずだ。
広い洋館で一つや二つ空きロッカーがあってもおかしくはないが、至るところにあるロッカーに何も入ってないのは違和感がある。
もしかしたら、プレイヤーには見えてないだけで本当はあるのかもしれない、ロッカーの中にバケツやモップや汚え雑巾が。
主人公は上手く避けながら、あるいはもう全身を突っ込みながら、いつ使ったのかもちゃんと綺麗にしたのかもわからん汚え掃除用具の中に、鬼がいなくなるまでジッと身を隠しているのかもしれない。
どんなに袋小路になった部屋で隠れても、(見つかっていない限り)青鬼はロッカーの中までは探しにこない。
これは認識能力によるものだと思っていたが、もしかしたら「流石にあんな汚いところには隠れないだろう」と思ってるだけかもしれない。
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